ぐ戒

乾燥機のグロングロンという音が7、8パターンぐらい入ったCDを買ってこのCDに情報入ってないけどタグ付けるとするとやっぱりアーティスト名は商品名か品番になるのかなあって悩む夢を見た。最近ネットレーベルから落としたノイズの曲情報にやけにスペースの入った曲名とか全部大文字になってるアーティスト名とかあるけどこういう場合文字を詰めて訂正したりキャピタライズ、つまり先頭だけ大文字に変えたりすることが正しいのだろうかどうか、と、いちいち考えてるのが夢に反映されたものだと思うけど、それは別個の問題として種類の豊富な乾燥機の乾燥音の入ったCDは欲しいですね。二年ほど前にその当時あった壊れた洗濯機の音なら録音したけどもう新しい奴に変わってるしすごい静かで録音しがいがないし確実に乾燥機だけ別個にある場所がコインランドリーぐらいしかパッと思いつかないしそういえばイメージ的にはコインランドリーの外観を思い浮かべていたような気がする。全体的に白と黄色が多めの映像だった。そういうところまで思い出せているのに、それがが夢の中の想像であるという事実に気付くのが目を覚ましてからしばらくたってからだいうのがもったいない。夢の中で見る夢みたいなもんじゃん。
おれは本当にひとと会うために会うのが苦手なんだなーと思うイベントが発生して結局会ってないので本当に無理というかなんというか改めても無理というか、人生のうちでただ一回だけ参加したことのあるオフ会の悪夢もさることながら、ずっと先のことを、ひとと会った後のことを会う前から考えていてそのビジョンが明確に描けない状態っていうのが嫌で、早い話がそういう無駄なことを考えずに思い切って行動してみればいいんだけど、そういう思い切りがつくのはじぶんひとりだけが関わることだけであって、他人が関わると出来ない、だから平たくいうと、会う目的で人に会うことが出来ない。なんつーのこう、店でもの買うとか、警察に(出頭でなく)出向いて道を聞くとか、バイト先での接客とか、先が予想できるんだったら大丈夫なんで、必ずしも人に対面するとアウアウなるってわけじゃないから対人恐怖症ではないと思うんだけどこの怖がり方は尋常じゃないので明確に恐怖症ではないだということが出来ない。そういう感じで思いとどまり迷ったりしながら結局ひととは会わずたくさんの無職とブックオフで戯れているところを見るとナイーブさも結構いい加減だといわざるをえないけど。をえない。
そのブックオフでは、仮に明日セールをやるとしたら早起きして買いにくるつもりだったので、その準備段階として舐めるように商品を見て回ったものだけど、いいものが一つもなかったので明日早起きする必要ないんだーと安心して帰るにとどまった。その安心の仕方も未来予測的でヤバいな。まあこういう先読みをすることのデメリットに関しては百も承知なんだけど、それをやらないことによって生じる精神的抑圧、イライラと秤にかければ、無駄だと知りつつ先読みすることによって結果的にイライラしない方がじぶんには得なのでそうするほかないわけだ。そうだね、浅倉南でもないし30歳も超えてないけどイライラするんだ。
夜は音楽をつくった。音楽つくりながら音楽を聴くことが出来ないのは腹立つけど音楽つくりながらその処理の合間にまんがを読むことは可能なので家族ゲームの失われていた巻を読んだ(今まで三巻と四巻を持っていなかった)。じぶんが四コマに望んでいるものをすべて書いているので四コマにおいて鈴城芹は個人的にナンバーワンだなーと考えつつニヤニヤしながら読んだりパソコンの方に向き直ってスライダーを動かしたりしつつArchive.orgにアップロードしたりグーグルアースを操作したりもした。Archive.org、アルバムアートワークがひしゃげないようになっててちょっと感動した。つーか今までなんでひしゃげてたって話なんだけど。あとグーグルアースは、せっかくパソコンにメモリを積んでアプリの動きが早くなったのだから、昨日見たセフレこと世界ふれあい街歩きの中国・大理を見てみようじゃないかとグリグリスクロールしたら、なんか前、オーストリアでもあった事例のような、見たいところだけ低解像度という憂き目にさらされて、容赦なく他の地域を見て回ってきたけど、中国の街は本当にこう、街と平地がはっきり区別されてて、街は塀で囲まれ、仰々しい門があることから、RPGの街みたいな感じがするなあと感銘を受けた。平地も幽霊のモンスターが出そうだし。