ぐ戒

出かけてない日の日記なのでさらっと書いておきたいところですけどとりあえずそろそろ夢サイドでおれに大して「夢じゃない! 本当にiMac直ってる! どうやってファイル取り出そうかな! 古い方分解するか!」というテンションの高い夢を見せるのをやめていただきたいんだけど。すごくガッカリした。その起きたときに夢か現実か分からないでとりあえずニヤニヤして消費したカロリー返せって感じが猛烈にする。まあなんかいきなり大金もらう夢も嫌だし、かといって悪夢を見るにもイヤなんだけど、別にわがままを言ってるんじゃなくて、何も目的としてない不思議な夢を、夢なんだから、見せてくれればいいのであって、なにも現実に差し迫った夢をあたかも現実であるかのように見せてぬか喜びさせておいて、ほらこれが現実だよっていう真似をしなくてもいいじゃないかという話なんだけど、まあそれだけおれがiMacに自然に直ることを求めているというか、先日も平手打ちをかましたところ見事に起動音すら鳴らなくなって、あったかいのに、暖かいと少なくとも起動音は鳴るはずなのに、鳴らないので、まあいよいよ、壊れたんだなという思いを新たにしつつも、ピカピカのアルミiMacが発する哀愁を受け止めきれないので、毎日通ってしまう感じ。もうなんすかタイガーじゃつらいというよりインテル入ってないと辛い、フリーウェア達が冷たい、google日本語変換もchromeoperaも入れられない、世の中が冷た過ぎる。PPC68k体制の時は長続きしてたはずなのに、それがPPCintel時代になるとどうして冷遇を受けるのかっていう。まあプログラミングのことなどは個人的にどうにもならないことなのでどうにもしないですけどね。
天気が悪いと聞いていたという前置きを書くのはつまり天気がよくても出かけないぞという変な決意をしていたという確認でありそれは天気に応じて態度をはっきりさせようという固い意思だったが天気自体がはっきりしなかったのでおれのこころもはっきりせずにダラダラしていたといいう理由を盾として考えたのでダラダラしていた、安心してダラダラしていた。別にジンクス的なものがあるとは信じないけどそれにしてもここ最近のおれが出かけると決めたら降るとか出かけないと決めたら天気がいいとかいう状態は運命に近いものを感じるし出来ることなら感じたくない赤い糸でもあるな。そんな平和な町がこんなに暖かくなってきているのに灯油を売るトラックが来たので何か問題起こさないかなと思っていたけどテンション高い割に鈍行運転でうるさいだけだった。今買ったら絶対余るじゃないですか灯油。灯油の事書いてて思い出したけどそういえば雪が降る予報も出ていたっていう、まあ去年は四月の雪が降った日にコンバット買いに行った件があって四月でも寒かったことを覚えているので三月に雪が降ることぐらいヨンジュンでも了解済みだっつーの。ならば、とソワソワしているこころもちの我が家へ今度は石焼き芋屋が近付いてきた。
セフレこと世界ふれあい街歩きは中国の大理、大理石の大理というのは、いわれてから気付いた。脳が発達してないな、全然だめだなというか、大理石ってなんとなく中国発祥というより欧州発祥な気がして仕方がないんだけど、ひょっとして大理石の発祥なんじゃなくて、大理石っていう呼び方の発祥なんじゃないかとふと気付いて、調べてみようかと思ったけど、やめた。街の中に大理石で作られた建物とか多いのかなあと思って注意して見てたけど、よく考えたら大理石ってそもそも白いし、カメラから建物の壁に対して距離がある以上おれがいくらテレビに向かって目を凝らしてみたところで見えるものでもないのであった。その大理石の断面を使った自然放置芸術はなるほど綺麗なものもたくさんあったけど、こと人物のものに関しては、キレイでしょうって言ってるものをどういう角度から見ても心霊写真以外の何物にも見えないのであった。町中では、商店の見学してるんだっていう部外者のおっさんがなぜか店の商品を勝手につまんで「一個だけでも、食べてみろよ!」と盗みに近い親近感を漂わせてきてるし、同じ街中の広場ではホームレスが13歳ぐらいの女の子を囲んで、……、あと大通りを抜けて、本当に汚い、入り組んでるか陥没してるか細いかどれかひとつは必ず備えている路地を抜けると真っ昼間から中高年がセーターや造花を作りながら中学生みたいな恋愛の話題に勤しんでいた。別の路地では、豪邸っぽいところに書かれた文字や絵が素晴らしかったのにスルーして、毛豆腐を作ってるというお宅に入り、毛が立っているように見えるほど高く聳えるまで黴を繁殖させた後その毛をそり落として商品にするらしいその最終工程を終えた、出来上がった商品を見せてもらったのだけども、明らかに汚れててグロかったが家族は自信に満ちあふれていた。あとミニコーナーでエンドウ豆のプリンを細く切って麺にしたのち様々な調味料をかけて食うみたいな食事も紹介されてたけど、黄色すぎて怖かった。一貫したテーマというのが、この地がペー族のものであるという主張で、ひときわ派手な民族衣装を着ているひとがたまたまいて、携帯電話で喋っているという技術革新も。ペー族の楽器も三味線みたいな感じの弦楽器になぜかピンクの派手な触覚が付いているという徹底ぶり。その上で結婚式が、「つねる」とか「からい」という言葉の現地語での音が「親しい」に似ているからといって花嫁がつねられたり、唐辛子のいっぱい入った酒を飲まされたりしてて結婚式というより罰ゲームのようであったが、もっともショッキングだったのは花嫁のヴェールを取ると、「正確な理由は分かりませんがサングラスを付けるのが習わし」だっていう解説。習わしって呼んだり、正確な理由が分からなくなるほど、サングラスが発明されてから時間経ってないだろうが。と思い、萎えた。でもまあ中国の中では綺麗な方に入るんじゃないですかね。以上です。