ぐ戒

土曜日、土曜日と言ったら無職のおれが出来る最大限のアクティブな仕事としての早朝ブックオフが待っているわけで、朝起きて朝ご飯食べて寝て一時間後に起きてブックオフに交通込みで一時間使ってまた帰ってきて一時間寝て昼に起きるという大変体に厳しいことをしたので体が頭がふらふらしていた。しかもそれだけ頑張って早朝チャレンジを行ったのに、いざ言ってみればお目当てのセールは開催されておらず、なんだないのかーと思って店内の広告を横目で確認したら実は日曜日でしたみたいな表記がバーンでおれズーン。つまり本日が無駄骨であるにもかかわらず明日も早起きしなければならないという寝不足の継続にクラクラしつつも、朝早く行くとブックオフに浮浪者がいないなと感心する。浮浪者というのはもちろんボクタチのような無職の立ち読み客のことを呼ぶのではなく、ブックオフの冷房や暖房を目当てにブックオフ店内の吸われる場所に陣取って二時間でも三時間でも動かずにそこにいるという人間のことをそう呼ぶのだ、バーン!! でもそういうひとって大体携帯持ってるんで、実は高確率で浮浪者ではなく、明らかに無職のおれより身分が高い。つまるところがケチ、家の電気代を抑えたいというレベルのチンケなケチであり、みんなは距離を取って歩くし、店員も注意しない。店員は注意した方がいいと思うんだけどブックオフというのはどんな人間に対しても優しそうな割におれが並んだサービス券配る列をおれの前辺りでここまででーすとかって切るし全然優しくないよあいつら。
夢の話をしてガンガンの感想書いて終わりそうだな。それだけですごく、なんだっけ、東京タワー。
朝は朝で姉の荷物が届いたというのを起きる三十分ぐらい前に聞いててそれで姉の荷物をおれが開けるという現実にリンクしまくった夢を見たわけだけど階段を下りて姉の荷物を勝手に開けたらプレゼントらしい物体が確認できてをれを守るエアキャップの上つまりフタを開けてすぐの場所になぜかシングルCDが一枚入っていてこれは見てはいけないものだったのではという冷や汗とともにパタリとフタを閉じて部屋に戻った。これが夢なんだけど夢かどうか覚えてないのが怖い。まあ荷物の中に今更のようにシングルCDを入れる理由が見つからないので多分夢でしょう。
でさらにそこからブックオフに行くまでの三十分間も夢を見ていてそれはなにか幼稚園のような場所で机も何もない教室の床に座りつつ友達と一緒に国の特徴をひとつずつ上げていって分かったところで手を挙げて正解が出るまでに出したヒントの数の少なさを競うゲームをしていたらなぜかオバマが輪に加わってきてしかも手を挙げろと言っているのにピンポーンって言いながら指で推してくるジェスチャーというか嫌がらせを執行ししかも出したヒントがまだ最初の一個で嘘つきであるという抽象的な語句だったのにも関わらずAmerica.などと流暢な発音で言ってくる夢を見た。
ブックオフから帰ってきてからは農道脇の防風林がある小道を抜けて学校まで近道しようとしたのに自転車に乗れそうな路面じゃないし自転車押して歩いても近道になってる気がしないので寄り道をした白い昭和の近代な曲線デザインのマンションの地下のゲーム屋でゲームの古本を売っていたので見ていたら後ろにいるデザイナーが前欲しいっていってた20000円の本が16000円で上下巻二冊売っていたので他のみんなとコレ買えよって煽りまくっている隙に一旦店を出て向かいのマンションの駐輪場で自転車を簡易ベッドに変形させつつゲームや屋のあるマンションを外側から眺めて仮にここに住むとしたらゲーム屋があるのは嬉しいけど他に店もコンビニ的なものも何もないから寂しいだろうしゲーム屋にいる一緒に煽った仲間はマトモな人間ではないのできっと苦労する絶対苦労すると確信したのでとりあえずゲーム屋に戻ろうとした入り口に裏ダンジョンの合成用の紺色の金魚がいたので土管のような入り口に仲間を募って突っ込むも強敵すぎて全滅する夢を見た。
ブックオフのおかげで眠りが浅かったので夢をたくさん満たし後はガンガンの感想でも書くか、どうせテレビの奴隷と酒の奴隷の狭間で読みやすい本って本当に読みやすいなあとかいってたクチだし。
じゃあガンガンの感想ですね。ハガレンが連載100回ということで表紙も特別アニメもあるからオマケもハガレンで巻頭カラーというお祭り状態。リストバンドはともかく、コースターは助かると思った矢先に厚紙じゃねーの感がえらく出てて貧相な印象を受けた。まあお祭りの焼きそばみたいなもんか。そのハガレンはクライマックスなのでひとが死んだり死のうとしたりする。そういう中にも伏線をはるというか思わせぶりな行動をとるキャラもいてまだまだ終わらないぞという気迫も感じますね。アルティメットドールズ、連載二回目で、まだ全容が掴めない。読み切りと全然違うのと、サイボーグがどうしたっていう話の謎をどこまでひっぱるつもりなのか。とある魔術の禁書目録、こりゃ典型的な昨日の敵は……、だな、小説読んでないから分からないけど夏の終わりの一日が長くないか。ソウルイーター、こっちは長く連載してるのにまだ半分行ってないなっていう確信を回を重ねるごとに感じる。本当に先々月号から新しく話を書き直してるみたいな感じ。絶園のテンペスト、あまりにもうまく行き過ぎてることに疑問を持つのはこの原作者の癖みたいな展開だな、もちろん協力な味方がいることもだけど。悪くない、いいけど、似た骨格、みたいな。トライピース、ここまで来ても主人公の女装姿の実は主人公であることがバレないっていうのはバカ丸出しすぎて清々しい。ツンデレはバカなのか。紅心王子、今まで隠していた事情がほとんど今回までで出尽くして次回から若干仕切り直しみたいな感じ。恋と、恋とはまったく関係ない自己犠牲がせめぎあってていい。仕立屋工房、すごい、ちゃんと一羽完結の話を継ぎ足しながらボスの牙城まできた。あと最後のコマのアレはあまりにも予想通りだったな。勤しめ!仁岡先生、キャラの立ち位置がはっきりしている中であの無茶な背景を多めの台詞で縛り付ける独特のいやらしさが垣間見えてて面白い。パンでそこまでひとが来るか。ヒーローマン、すごい王道だけど、主人公メカの顔の小ささがずっと気になってる。ブラッディ・クロス、話が浮いて見えるのはやっぱり古いライトノベル的な立ち回りかな、それがうまく決まるときもあるけど、半々ぐらいで外れてもいる、何しろ人間関係のみで時代背景的なものが見えないのが困る。マンガ家のやつ、キャラ増えまくってるんだけど大丈夫なの、また新キャラ。普通だったら通報されてるレベル。ばらかもん、久しぶりに紙で見た、オンラインも連続更新だし、病欠した分がんばってるのか。いいですね。屍姫、これも全然見えない、もう敵の一部が寝返ることぐらいしかラストが読めないぐらい人体がちぎれすぎ。仲間がもうほとんどいないんだけど。キングダムハーツ、新連載化して、メンバーが増えて、ゲームやってないから分かんなくて。閉ざされたネルガル、このまんがもここに来て新キャラ。まあ四コマ時代に一回終わってるし楽だよな。意外と厳しかった刑務所。楽しかった運動会。ごちそうシネマした、絵柄がガンガン的ではどうしてもないけど、ただ映画の紹介まんがにしては筋が通ってていい。まんがとしてもちゃんと読める。ひょっとこスクール、夢の話だけど、無茶苦茶やらせるとすごい面白いね、面白さが大爆発していた。それでいていつもはないようなハッピーエンド。腹一杯ってことか。スクランブル!、姉が予想以上に小さかった。ひとの動きを止めるのにゲームが使われていた。清村くんのやつ、割と好きなオチ。細菌のこのまんがはオチだけがオチのようになっている。BBB、てっきり小学生が高校生に勝つのかと思っていた。金はいいからなんておれも言われてみたいわ。流される奴、連載がえらい長いのにまだまだ続きそう。パンツ見せるためならなんだってやるなあいつらは。はじめての甲子園、ウワー最終回、すごくシリアスに終わった。伏線が半分ぐらいパアになって最後のラジカルな展開が涙ぐましい。また戻ってきてギャグまんがを書いてほしいな。ランデイバースト、絵もかっこいいし展開もいいのにこの掲載位置、なんでだろ、落ち着き型か。展開としては謎を孕みつつ絶頂にあって、とてもいい。ゼロクロイツ、クールなあいつがコオオオみたいな目をしていた。原作者が好きな第一部完ってやつで、これを機にオンラインへ移籍というわけらしい。それにしても甲子園がおわりゼロクロイツが本誌から消えたのに来月号には新連載がない。なんでだろ。今月休載してるまんがとか隔月以外にあったっけ。以上です。