ぐ戒

  • Jandek/Newcastle Sunday
    • ヤンデク。リリースが40を超える、ミステリアスブルースマン。本CDはそれまでまったく顔を出さなかった彼のライヴの録音(2CD)で、いつものスカスカ+弾き語りブルースとはちがう、濃密な演奏。ドロッとしたヤンデクの演奏を周りがスムースに抑える感じ。
  • Jandek/Raining Down Diamonds
    • 本CDはベース。個人的にはギターじゃなくてベースの方が彼の嗄れた声には合ってると感じる。ギターがボヨンボヨン鳴る中、声がエコー感を持った上で際立つ良作。
  • GHQ
    • 名前が戦後。MCIAA並みとまでは行かないがスペーシー。若干呪術的であるかもしれない。遠くから聞こえる声、鳴り続けるギター、時折申し訳程度に鳴る鐘。
  • Tibetan Buddhist Rites From the Monasteries of Bhutan
    • Sub Rosaの企画版。過去あった4枚のチベットものLPをCD化で、本作は2CDに3LP分収められている(残り一枚分は別個販売)。強烈なこだわりが無ければこれ一組でチベット系の音減は必要ないと思えるほど多種多彩な内容。落ち着いた音階と声明と鐘、打楽器そしてホーンの音。
  • Jandek/Khartoum Variations
    • ギターのヤンデク。買った後で気付いたがKhartoumの別バージョンのようなもので元ネタが分からないと楽しめないのかも。ギターヤンデクギターヤンデクで切れ間無く続く弾き語りブルース。
  • Killer Bug/Beyond The Valley Of Tapes
    • キラーバグ。日本人。どちらかというとアナログな質感のノイズが、遠慮もなくガリガリと鳴る。はっきり言ってCD入れる前に音量を絞らないとスピーカーが壊れるかも。20分の大作数点と2分の小品数点含む2CD。