ぐ戒

ゲームの中にいて主人公であるおれだが魔法が使えない代わりに技ポイントが二倍得られるので成長に期待感はあるが魔法が使えないキャラなど珍しく回復役がいないと話にならないので急いで魔法使いを探しに行く夢を見た。なんかそういう、欠点はあるけど成長も早いみたいなキャラって魅力を感じないですか? RPGでそういうキャラがひとりだけいると絶対にそういうの使っちゃうんだよね。あと、ヤクザの日常みたいな夢と、ピザを勝手に注文される夢を、何度か目覚めたときに見ていた気がするんだが、記録しなかったため覚えてない。ピザは食べたいよねえ。起き抜けには、遠くの部屋でカレーを入れているのが見えたがおれの皿はまだ空っぽなので急いでいかなくてもいいなと思う夢を見た。これは舞台が今の家だったと思うけど、そんなにカレー食いたいのかおれは。ピザの方が食いたいんだが。
夢はこれでもよく覚えていた方だ。というのは、アイマスクが外れて絡みついているからかそれとも季節の変わり目で暑さに対応できてないからか何度か目覚めてしまったからだ。アイマスクはめちゃくちゃヘロヘロでゴムも千切れそうになっているからそろそろダメかもしれん。マスク部分は全くの無事なんだが、百均の代物にそこまで愛情をかけるというのも、いやかけるときもあるけど、さすがにこれはビニールだし、そもそも使い勝手が悪いものを使っていただけなので、修理してまで使いたいという気持ちにならない。とりあえず耳栓だけにしとくかな。耳栓の方が遙かに重要だし、アイマスクは起きたら外れてるってことがよくあるんだが、耳栓はほとんどないし。ただ寝返り打ったときに耳にめり込む感じがして目を覚ましたという事はあったかな、でも一度か二度ぐらいだし。とりあえず起きてからまたまんが雑誌の予約注文を忘れていることに気付いたので、ヨドバシカメラのサイトでやっといた。それからインターネットニュースの記事を見ていたんだが、なんか退職金が下がっているという記事を見て、うわあ、労働は邪悪だなあと思っていたら、その記事に"「会社依存」からの脱却"と書かれていたので仰天してしまった。そんなこと一口に言われても、ねえ、じゃあベーシックインカムをくれよって話になるじゃん。あたかも労働者が雇用主に依存しているみたいな認識をやめてもらいたいね。社宅とかその他の制度で労働力を金銭的に繋ぎ止めていたくせに、その制度が根幹から揺らいだら労働者が依存しているみたいな認識し始めるとか害悪そのものでしょ。なんでこんな労働の問題が盛り上がっているのかと思っていたら、経団連の会長が「終身雇用を続けるのは難しい」って発言をしたみたいだな。よし分かった、ベーシックインカムを導入しましょう。これは本気だぞ。だって、雇用システムを変えるってベーシックインカムぐらいでしかできないでしょ? 生産性云々とかいうのは雇用システムを変えるんじゃなくて雇用主だけが得をするようにシステムをへし折ってるだけだし。それにしても、経団連の会長は「終身雇用は難しい」と相談や告知をして実際解決できる場所があっていいよな、無職が「労働は難しい」と主張しても実際解決できる場所なんかどこにもないのにさ。だいたい、終身雇用はもう完全にダメだけど、労働は絶対してくれよな、なんて虫が良すぎるんだよ。それよりベーシックインカムを導入して任意労働にしてくれ、何が一億総活躍だ。
昨日轢かれたのが原因だけど精神がダークモードだったので、昨日、こいつはこんなに能天気だって嘆いているようなツイートを見たことを思い出していた。脳天気な方が人生楽なのでそういう奴と付き合いたいかどうかは別として羨ましいとは思うんだよね、精神が健康だと最強だから。人一倍心配性というか不安が強いんでそういうものを受け流すようなテクニックをあれこれと見ては実行してるんで完全に悲観的になるほどそういう状態が続くわけでもないが、でも生まれ持って脳の中が天気な奴の方が強い。もちろん今後それを上回るほどの精神的ショックが来たら脳天気なやつも乗り越えられないかもしれない、ということを考えると、それが必ずしも正しいとは言えないのだが。そんな風に脳のことを考え考えインターネットニュースを読んでいたら、ベトナムでサルを惨殺して「サルの脳みそ実食パーティー」という奴らに刑罰が言い渡されている様子が出てきたので笑ってしまった。これはベトナムだなという気がした。
昨日轢かれたけど自転車なら普通に移動できたので街の方面へと向かった。しばらく近所のブックオフは怖くて行けないな。まず書店でまんが雑誌二冊受け取って一冊予約した、それから新竪に向かったんだけど、店の前で何やら忙しそうに荷物を出したり車に積んだりしていたので店の前に出ている棚しか見ることができなかった。それでガレージでウロウロしてたら隅にきれいでぶっといハンコの本が売られていたのでかなり悩んでから購入した。ぶっとい本を置くような場所がないから悩んでいたんだよね、もちろん薄い本でも置く場所はないのだが。つうか、ハンコの本溜まってきたからそろそろ一挙に読みたいところだが、ハンコを作りたくなったらどうするという気になってしまう。
それではまんが雑誌の感想を書きます。ヤングガンガンの感想は書かないんだけど、結構長い間読んでいた作品が突然スマホ専用ウェブ媒体に移籍とか書いてあったのでビビった。おれの見てないスマホ専用のウェブ媒体なので連載終了と同義なんですが。まあそのスマホ専用ウェブ媒体から少年ガンガンに超人気作品ぶっこ抜いたから何かくれと言われても不思議ではないが、そういうことをされると困るな。
改めまして、まんがタイムきららMAXの感想を書きます。『こみっくがーるず』、まんがを見てテンション高くしてたら免疫力が無になって倒れる主人公、生きていけるのか!? わたし鍋じゃないっていうツッコミが的確で笑った。あとマイナス100万点もゲラゲラいった。方言ギャップって確かにいいよね。『ぼっち・ざ・ろっく!』、飲んだくれがライブハウスでライブでもないのに暴れててみんなに冷たい目をされてる。修理費のくだり最後にちゃんと回収していて巧みだ。客多過ぎてすぐ感想言うのもウケる。通ぶりたい客の存在感! 最後らへんは割とかっこいいお姉さん。『きんいろモザイク』、ツンデレの子が完璧なツンデレを見せるんだけどそのツン期間に上滑り気味な自問自答をしているのがかわいい。あんだけキーキー言っといて敬語であっさりオチるんだな。おっちゃんハゲてる~って言うのいいじゃん。不純な志望動機も面白かった。『私を球場に連れてって!』、野球と違って受験で九回裏ツーアウトはゲームセットという冷たいツッコミで爆笑した。展開的には負け試合、野球ってあんなに途中でゾロゾロ帰るんだな。信じて待てば全裸マラソンも見られる! 手のひら返しと最後の二極化した結論でも笑った。『社畜さんと家出少女』、レズ観察者みたいなニヤニヤキャラが部屋に割り込んでくる、寿司食うってことは金持ちか!? 部屋に詰め込む生活感の描写良かった、しかし酔っ払いのカレーは怖い。ああやって真正面からアラサーって言えるのがすごいな。『旅する海とアトリエ』、船で移動中なのだが主人公が酔う。そういう茶化し方をしながらするっとシリアスな回想シーンを入れるのが巧みで、その後の転落ボケも落差がすごくて面白い。何気に新キャラも登場、次なる相手の先読み込みみたいな展開もありで飽きさせない。『初恋*れ~るとりっぷ』、みんなで時刻表を見る、駅弁をまっさきに見る目つきウケる、想像力が富んでいる。過去の話ならまかせろとばかりに先生が登場するが、アルバムの写真を資料と見せかけて欲望のまま撮影するふたりでゲラゲラ笑った。がに股先生も良い。『みわくの魔かぞく』、忘れた弁当を魔王であるパパが人間に変化して届けに来るが、肌の色というよりいきなり教室に入り込んでくる度胸がすごい。仲良しエピソードは微笑ましいのだが魔王の存在がいいアクセントになってる。性別を超越した存在って何? ママか? 『ご注文はうさぎですか?』、パン食い取材みたいなノリではあるが、いちいち味わうことを強調してたのに肝心のホテルのパンには表現が追いついていないのウケる。それで結局ホテルで習う、戦いを収めにきたババアが銃を三丁も持っててやべえ。『タベモノガタリ』、お嬢様の即金みたいなやつが先にくつろいでるんだけど、普段の居場所がトイレなので同情されててかわいい。ポテチを潰して食うのってコーンフレーク感あるんだよな。袋立てるのもウケるけど練馬の例えでゲラゲラ笑った。『魔王城ツアーへようこそ!』(ワ)、前回の続き。匂いを嗅ぐのは犬の習性なので人型になってると姿がリアルになってしまうのウケる。後半は若干シリアスかな、あと別の意味で濡れ場あり。温泉ができるらしいけど確かに電子機器があるのは謎だな。『しょうこセンセイ!』、せっかくの新生活なのにうるさい褐色キャラと同室にしてくれた母の配慮に笑った。しかし壁ブチ抜きってどうやってんだよ。新キャラ多数登場、大五郎を持っているキャラに悪いやつはいない! しかしバブみて、お前。『委員長のノゾミ』、委員長は可愛いので不良も形から入る。金髪ヅラはともかくコンタクトにしてくいっみたいなの煽りみたいで面白いな。正座でたむろするシーンもゲラゲラ笑ってしまった。最後の、いいことしよ、からの募金、からの、不良って最後いいことするでしょっていうの、自然ながらもかなり巧みな展開だし感心した。『ハルメタルドールズ!』、数週間なんもしてねえのにメロイックサインだけしっかりしてるの笑った。当然演奏はめちゃくちゃだが、会場になぜ女児を連れた親子連れがいるのか、事故じゃん。会社経営に対する悲しい話を盛り込みながら、次号から連載開始。『サジちゃんの病み日記』、完全にシリアス展開。ストーカー対ストーカーって感じかな。偽物の愛でもいいかどうかというやり取り。『ななどなどなど』、ロボなのに計算苦手な展開がカラーで展開されてるところでまず爆笑したけど、その後もイキリ散らすだとか、ハムスターに関して張り合うなど小気味良いギャグが続いていて最高。友達料払おうとしてからの強い不安もダサ過ぎてめちゃ笑った。高みから新キャラがゴゴゴと圧を飛ばしている。『本とねことイタズラうさぎ』、今後の話し合いみたいな展開だけど、背景に何度もしっかり空の本棚を描写してるのセンスいいよね。この破滅に至った思い出を語るシーンが半分ぐらい、眼の前のことに没頭しすぎて本が開いてたことも気付いてない。一応、うさぎの行動は楽しくするためだと分かったので、メシを半分こにするというきれいなシメ。『雀の戯』、決め台詞って言っちゃだめなのか、咲でガンガン言ってるからいいものかと思っていた。初心者って牌分けるんだね、それでバレてるという表現はさすがに分かったので面白かった。しかし「抱いて」じゃないだろ、どの状況で抱くんだ。『ももいろジャンキー』、前回の鬼オーラの続き。冒頭から、きっと楽しいという想像がガラガラ崩れたり、何の笑いか分からなくて怯えるシーンがあったりしてめちゃくちゃおもしろかった。市役所って聞いて死薬所って字当てるのもヤバ過ぎでしょ。味がいいのでヤクザが来ても大丈夫という謎の決着でまた笑った。『ステラのまほう』、仲違いの展開なので結構シリアスな場面が多い。親とのすれ違いの回想シーンが流れたりする、そこでちょっとジュースこぼす笑いをふっかけてるのは良かった。経歴的には演劇から生放送デビューした感じなんだな。そして謝罪へ、という流れ。『合体アイドル!スノウちゃん』、結局招待はバレたんだけどポエミーにはぐらかそうとする、そこで今ごまかしてる途中だからって正直に言うところでゲラゲラ笑った。秘密保持契約書を書かされるのマジじゃん怖い! それにしても謎ダンスの跳躍力よ。隠れ蓑発言も良かった。『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』、壊れた家の修繕見積もりを出すために「妹」の親登場。心配なので家族全員が入れ替わり立ち替わり見に行くんだけど、警察はマジじゃん、ウケる。後半はやはりシリアスになり、家族ごっこでしょと突き放す母親に口答えする娘。人形との対比で成長を実感するのいい流れだと思う。次号最終回、うーん人気があったはずなのに……。以上です。