ぐ戒

学校最上階から不届きなガキを捕まえるべく灰色の階段でダッシュかましていたんだけど明らかにガキの方が早いし下りているうちに見失っておれ自身のいる世界が四コマまんがになってしまう夢を見た。おれがオチになりつつあったんだよな。それが適当なのかどうかは分からないが落とせるのかというほのかな焦りがあった気がする。あと、途中から学制がたくさん乗り込んできてぎゅうぎゅうになったバスの中で不便な思いをしていたところに休憩に出ていた運転手が戻ってきたんだけど明らかにヘラヘラしていて恐怖バスだと騒いでいたけど怖くなっちゃうかなと思っていたのに案外テンションが上がってきて何度もヌルッと信号無視する様子も車内から見てヤバいぜキャッキャと盛り上がっていたし交差点で停まっていたらバスに向かって走ってきた男が今さら朝刊を届けに来たので確かに今日は雪が降ったり晴れてる地域があったりと変な天気だったからなと応じていたら配達員は太平洋側も地震で大変だったみたいだけど半島に近い部分は全く揺れてないのにその周りの地域が壊滅的ダメージを受けたので交通が麻痺してしまい結果として朝刊が届かなかったと教えてくれる夢を見た。このとき地図が出てきたので親切だな~と思ったし、またいつの間にかテレビを見ている人間になったのかもしれない。急にゲームの中に入り込んだりするからな。あとあと、調査が終わって自由時間だったが入り組んだ場所にタイマッサージ店があったので階段の下から店員を呼び個人調査を開始すると奥からゲイの団体が出てきて店長と入れ替わったがサービス内容を説明し始めたのでそうではなく政府の調査なので電話番号だけくださいとお願いして戻ったが非番なのに政府の調査を代行してよかったのかと近所の横断歩道で思う夢を見た。これは実在する横断歩道だった。起き抜けには、左右の髪飾りの色が赤と青で違う夢を見た。これはおれがしていたのかいわゆるヒロイン的立場のキャラがやっていたのか、いまいち分からない。
なんか選挙期間中なんだけど、とある政治家の妻が「妻です。」ってタスキかけてるのが話題になっていて、それがふざけるなみたいな文脈だったんだけど、普通に笑っちゃったな。だってあれ、おれが Yukiga Futte Uresii のシャツ着て街を練り歩いているのと一緒じゃん。ちなみにあれを着ていて声をかけられたことはない、別にかけられたいというわけではない、そうではなくて、堂々としていれば意外となんとかなるってこと。なんだっけ今日は教師に課せられている給特法について考えていたけど何きっかけだったかメモってないので忘れちゃったな、まあ労働は邪悪だといういつもの文脈だろう。でも給特法って諸悪の根源のひとつなのに未だに罷り通っててヤバ過ぎるよね。教師って「聖なる子供」に関わる労働だから聖人であることを求められるのに(こういうのもまずキモいが)、その割に給料が雑なのでひどい、これだとやる気のない教師は辞めるしやる気のある教師は潰れてしまって誰も残らなくなってしまう。で、まあ、やっぱりベーシックインカムだよなという結論になり、そこから市議会議員の選挙公報を読んでいたんだけど、誰もベーシックインカムとか労働をしなくても生きられる社会を作るとか主張していなかったのでガッカリした、このままだと面白さから投票することになってしまう。
なんかさあノートルダム大聖堂の火災に対してヴィトンのグループが二百五十億円寄付したというニュースが流れてるじゃん、ああいうのを見ても、えらいというより格差がすごいという気持ちしか出てこない。寄付そのものは尊いのだが寄付に回せる金がそれだけあるという事実は貧民には理解しがたい、スケールが違い過ぎる、別世界の出来事みたいだ、そしてその次元からはやはり別世界である我々は貧困に喘いでいるように思える。そもそも、ノートルダム大聖堂文化財なのだから、その修復は基本的に税金で賄われるべきなんだけど、今回寄付を表明したアップルなんかは明確に租税回避をやってるわけ、そうするとその分の税金を払うのは庶民なわけでしょ。金持ちが払わない、税金が足りない、庶民から取る、簡単な構図だ。こういう事実を踏まえると、いつも税金を払ってない大企業が、こういうときに寄付をしてチヤホヤされるというのはムカつく。大企業はタックスヘイブンやダブルアイリッシュダッチサンドイッチみたいな巧妙で倫理を逸脱した租税回避を行わずにちゃんと納税して、その上で寄付しろと言いたい、普段税から逃げておいていざというときは寄付してチヤホヤされるというのは不良がゴミ拾いすると感動するみたいなロジックに過ぎない、単に課税を逃れて貯めた金の一部をこういうときに国庫に戻してるだけだろ、最悪じゃん。
今日は近所の方面を回った。ブックオフに行って、中国の本良さそうだな~と思ってしばらく眺めていたんだけど、結局ルポ感が強かったのでやめてしまった。ルポ感が強いというのは、民俗的なものを見たいときに庶民の生活の苦しみを集中的に見せられると告発してますよこれは告発です大変なことですというオーラがガンガン伝わってきて面白くないからで、そういうものを見たいときはそういうものにターゲットを絞るんで今はやめてくれと思っちゃうんだよね。で、リサイクルショップも回ってみたけどこちらには何もなし、帰りにいつもの酒屋でシガーフライを購入した。帰宅してから、風呂場の電気替えてくれって言われていたのを、テーブルの上にわざわざ放り出されていた電球を見て思い出したし、チョチョイのチョイと替えてやった。えらい! 夕飯時には地元のニュースで電柱に出来たカラスの巣を撤去する特集を見ていたけど、電柱に大接近した映像が見られたので喜んでしまった。電柱かっこいい。そして夜中にはアクリルブロックを作ろうと思っていたことを思い出した。つまりこれも忘れていた。とはいえおれがいつも作っているジャケは、アクリルブロックに求められてるサイズには若干足りなかったので、フチを空けるかひと手間かけるかちょっと考えなければならない状態であり、それともうひとつのブロックのデザインを考えていたら、結局日付が変わってしまっていた。まあ、でも、アクリルブロックは正方形だしジャケを流用しやすいので楽ですね。