ぐ戒

kkshow2009-02-07

  • xxx Celine Dion 2013 "Mort Aux Vaches"
  • The Endless Blockade "Primitive"
  • Burnt Hills "Tonite We Ride"

買う前に売り切れててMyspaceで聞けるからいいやと思っていたら販売再開してたので買った。少数限定みたいな表記があったけどシリアルナンバー無いので多分違う。名前が頭おかしいけどそのMyspaceの表記にしたがえばxxx Celine Dion 2013となるだけで実際ジャケットにはCeline Dionとしか書いてない。内容も名前同様まとまりに欠ける印象、昔のカセット電子音楽のような寝ぼけた音質と一定のリズムとそれに従わない無規律さ、から入るけれどもそれが曲が進むごとに、やや静的な箇所はより有機的にやかましく、引き伸ばされ持続音を増してドローンとして統一されていく印象がある。作風はとっ散らかっているけれども名前と結びついて強烈なインパクトを残す作品。
The Endless Blockadeはメタルからドローンを彷徨うリリースをする20 Buck Spinから。投げ売りされてた当時からいつか買おうと思って半年、金がなくなってようやく投げ売り回収として、その頃から視聴していた感じだとストナー、ドゥームメタルかなという印象があったんだけどそれは最初の曲だけ。二曲目から突然勢いをあげてグラインドしまくる。そして演奏が外周を走る多少高音を帯びた電子音と綻び、演奏を合間では時折電子音が持続的に支配するといった展開。グラインド化しているためアルバムを通して20分程度しか収録されていないが構造的にはしっかり組まれているため足りないという印象はない。最後の曲のみ7分ありほぼ電子音で埋め尽くされる。
Burnt Hillsは昔の印象からずいぶん変わった。昔は、というか前のアルバムはたしか、たくさんのメンバー、しかもギターばっかりだったような記憶があるけど、そういうメンバーが輪郭のはっきりした曲を組み立ててる印象だった。今回、クレジットを見ると若干ギターの数が減ってる気がする(それでもギター四人)。本作はそれらのメンバーによるライブ演奏で、1トラックオンリー、ほぼ1時間ジャストというボリューム。それがライブ然とした輪郭のはっきりしない、猛烈にとぐろを巻いたギターの、勢いのあるフリージャズのセッションのような無規律さで迫ってくる。辛うじてドラムがそれらを抑制するような感覚は同傾向の音源にも似通うところがあるかもしれないけれども、面白いのはこのサイケデリックな構成の中に木琴が入ってることであり、よく聞くとチコチコと鳴っている木琴が確認できる。

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多分寝る前に外付けハードディスクのことを考えていたからだと思うけど、外付けハードディスクみたいな直方体、端にカーブのある鉄の直方体に沿って首を出している鉄工所の仲間を順繰りに紹介され、そのまま左回りに外へ出るとフェンス越しに学校のグラウンドが見え、そのフェンスの外に出されて一列に並んだ野球部員がボッ! キッ! などと不穏な擬音を体育会系のノリで連呼しつつ、近くの雰囲気丸出しのボロボロな部室から飛び出してきた田舎者の代表然としたデブの補欠に屋根の上から母親の妊娠というオブラートにつつんで退部を勧告したら泣いて喜ぶといった有様、屋根の上にいたベテランの若い部員は部室の中に11リットルの風呂を作ってここは道場だからとどこからともなくやってくるカラフルな新入部員に暴力を振るい出したため親の運転するワンボックスカーで逃げる途中仰向けになってみれば開いたサンルーフから見える青空にことさらセロハンが貼ってあり余計に青く、スーパーともドラッグストアともつかないところで買いだめしている間もずっと頭に残りつづけたり、いよいよ近所のコンビニ前まで来てみれば、そういえば上から見下ろした子供の落書きみたいな長崎くんだりで宝探しの約束をして分かれた見覚えのない友達の死体袋が終点のバスから引きずり下ろされていてそこへ遺族がボーリングのピンのように並びながら泣いており、気を落とさないでください、長崎にいた頃のこと話しましょうかと声をかけてもシィッと威嚇されたのでしょうがなくコンビニに入ったら意外にももう潰れることが決定しており電力不足であからさまに暗い中捨て値で割引された明太小味のポテトチップスを両手一杯に抱えてパン屋みたいなレジに進むところで目が覚めた。
バ金ってなんだよ。朝起きて夢のことを考えつつ何やかんやして、具体的には荷物の布テープを剥がして荷物を取り出しCDRについた生々しい同性のキスマークについて不愉快であることを表明しながら読み込んだりしていた。読み込み終わって軽く聞きながら1時間もある曲を適当に分割し直しつつMacUIMのAnthyを使うべく若干キーバインドことえり風にいじくっていたらあっという間に時間が過ぎた。ちなみにAnthyは悪くないけど良くもないです。融通は効くけど無知みたいな印象。とりあえず雑誌を買いにいくために家を出て多分2番目に遠いブックオフに行ったけどこの辺よく覚えてない、多分高いアルバムは500円引きなんだーとか考えてたのでおそらく行った、行ったけど何も買ってないからこの有様だ、畜生。二番目に遠いブックオフは基本的に一番在庫が少なく一番値段が高いのであまり買うものはないんだけどそれはCD中心で見た場合で、本中心に見るとなかなか在庫が……ないな。まあいいや。
それでそちらとは反対方面の本屋まで行きヤングガンガンを購入し帰ろうと思ったところ自転車のタイヤがパンクしていることが判明。この店の駐輪場に止めるまで何ともなかったしちょっとやそっとじゃなくて完膚なきまでに空気が抜けきっていたのでグッタリしつつ帰宅、そこからザーと雨、しょうがないし、確か買った店で自転車のパンク修理を頼むと出張料サービスするとかそこのヨボヨボな店主が言ってたはずなので電話で呼んだら出張料取られた。電話口で出張料かかるか聞いても行ってみないとわからないといったのはパンクの程度の話だったとのこと、善良な市民の耳の悪さを主張される割に、一年も乗ってない自転車でタイヤの交換を勧められ、それをボソッと拒否した声はしっかり拾うようなハイパー耳を持ち合わせていたようだったので断固パンク修理だけの依頼にした。
コロッケ(食べ物)で癒しの時間。
ヤングガンガンすもももももももももももももが最終回なので巻頭かなと思ったら全然そんなことなかった、表紙の取扱いも若干小さめで、まあアニメも終わって人気が右肩下がりに後退していったんだろうなと考える。最終回まで違和感なく進行していったのはすごいと思うんだけど、大高って読み切りの次に書いたのがあれで、なんとなくハレグウ的な袋小路感がこの先の未来にある。巻頭はロトだった、すごくページ数少ない。黒神はボコボコにされているところに神様が出てくる展開。東京バルド、まだ全体的に展開がフンワリしている感じ、事実上の第一回。新選組は逆に話はしっかりしてるけどまだ動いてない状態、第一話のモノローグ的なやつはなんだったんだろう。んぐるわ、人気あるんだ、別に悪くないけど特別ゲラゲラ笑うところもないような、それでいて笑いを狙っているような作品だと思っているのに……。鬼燈の島、予想外の展開、残った面子でどうするんだろうという純粋な気持ち。フダンシズム、主人公が完全に元の性別から脱却している箇所ばかり気になる。ペパーミント、かっこいいアクション的なものがありそうでなさそうなのでモヤモヤする、次号あたりですか。ユーベルブラットの読者キャラの出方がロックマンのボスキャラ応募みたい。死のやつのカラーページの背景も写真っぽい、材料少ないから断定できないけど。自転車まんががシリーズ最終回、起伏も内容も良かったけどラストが不気味。ウルトラバロックプログラマー、ジジイかっこいい! コミックスはどこだ!