ぐ戒

午前七時に顔がピリピリして一回目覚めたけど、豪華客船の先頭に立っているシーンしか夢を覚えてない。タイタニックか? 映画全般的に見たことないから完全にイメージで書いてますけど。あと、ネット上の知り合いがレインボーという合言葉を使っていた夢も見たけどこれも詳しく思い出せない。今ネット上ではやりのレインボーていったらちょっと関わり合いになりたくない団体の方とかですね。
信じてなかったというわけではないが特に気にしていなかったんで、届いた荷物を見てようやくそれと気付いた、ああ、本当にお急ぎ便って発売日当日来るんだな。とにかくアマゾンプライム前提ではない方の無料提供期間中は使ってやればいいけど、昨日も書いたみたいに別にそこまで必要なサービスじゃないんだよな、だって結局アマゾンでは送料がかかることから実質入手できない書籍などは地元の書店で注文するしかなく、そうすると一日遅れが当たり前なので。それに、今日届いたことで実質、その地元の書店で注文した分とかぶってしまうんだよな、これは悪いことではないが読むにあたって雑誌の重複があるというのは単純に面倒なんだ。今日は早めにインターネットニュースを読み終えたので、少し本を読んでからお外に大暴れしに行く。
で、本を読んでから、出かけた。出かけてからもあっちにフラフラこっちにフラフラして、散々迷ったあげく半ば諦めたように昨日と同じブックオフに行ってみると、なんと今日からウルトラ(笑)セールだった。このチャンスを逃すまいと、昨日買わずにおいた英語の本と論の本を購入、帰り道にはいつもの酒屋に寄ったけど何もなかった。ウルトラセールの余波みたいなものがあると勝手に期待してしまっていた。最後にまんが雑誌を受け取った、これはギリで思い出した、いつものコースなら先に雑誌を受け取って憂いをなくしておくところなんだが。で帰宅してさっそく、本についてたファイルをインストール。これはまあみなさんご存知の英語辞書ソフトであり、おれはすなわちそれを正当に古書の形で手に入れたわけだ、未開封であることはミシン目で分かったし。その結果素晴らしいアウトプットを得たのでご機嫌であった。必要なアドオンもすぐ見つかったし、こういう簡単なものは飲酒時にまかせるとして、今はとりあえずコーヒーや酒をだな。でいろいろさわった結果、深夜にまでズレ込んだが欲しいアウトプットのすべてを得ることができた、プログラムが分からなくてもプログラム状のものは弄くり回せるんだけどそれはコピペとトライアルアンドエラーになるのでひたすら時間がかかるのであり、それがこの操作だったんだな。
受け取った雑誌はヤングガンガンだったのだがこれはいつも通り感想を書かない。で発売日に到着したガンガンジョーカーの感想を書きます。『お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない』、カラーでしっかり水着と海を使っておいて実は妄想、実際は庭で水着を着ているとか悲しすぎて笑える。羞恥しながらもなんでもやる女性陣のおかげでポロリなどがあるのだが、それ以前に下着が黒い。あと、カニを調理済みの毛蟹で代用するくだりでもゲラゲラ笑った。『遺書、公開。』、ゆるく前回の続きみたいな内容だが、寡黙な生徒については締めのページで意味深な落とし方をされている。よく考えたらこうやって次々とエピソード集めてくのlainのゲームっぽいんだけど、とにかくそういう感じで自殺したひとの輪郭が浮き彫りになる一方、生徒たちはギスギスしていくのがすごく良い。しっかり言っちゃってから「あっ……」てなるのもいいよね。『ハッピーシュガーライフ』、主人公カップルはいつになったら日本を出るのだろう。ヌルめの模擬結婚式も含めて、出る予定をしつつなかなか出ないという状況がずっと続いている。一方、前回犯されたっぽい男かその相手のどっちかが死ぬのかなと思ったら両方無事。『ジャヒー様はくじけない!』、二話掲載だが同じ話の裏表。しかし主人公、女なのに臭いと言われるの死ぬほど屈辱じゃないのか。結局みんな優しいというほのぼのストーリーではあるので、どちらかというと二話目のただただ性欲に触れているシーンの方が面白かった。『賭ケグルイ』、賭け事本番前の様々な表情といったところ、しかし顔がワルなのに正直でしかいられないのでヘコヘコしてるというのも難儀な性格だな、いくら正直でもやってることは詐欺の片棒だが。一方のアイドルはなんか票をあげるとか言ってる。『怪人麗嬢』、怪人化した主人公の技、性感マッサージなんだが敵の反応が痛がってるのか感じてるのか分からなくて笑ってしまった、特にキモい敵なので。バトルは新戦力と共に押せ押せのムードで決着を見る。最後はちょっといい話、かと思いきや宗教団体みたいなのが。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、次号はなんと巻頭カラー、そこまで人気あるのかスゲー。主人公の女の子がモテモテというのが主軸なので、なんだかんだで水着と本体をベタベタに褒められる。「無駄にかわいい」って悪口になってないよな、ズルい攻め口だ。『夢喰いバクと悪夢の子』、ブレイドの方でのシュールギャグとは方向性が違うシリアスな異世界日常系といったところか。食料として言葉喋れないガキを拾って、食うまでは育てるという話だが、そいつがさらわれたときにそれを見つけるために、別に育てていた闇ヒヨコみたいなものを全部殺しているところに自己矛盾があって良い。『渋谷金魚』、約束通り金魚の解剖をするので博士たちサイドのストーリーになる。登場直後は奇人そのものだったけど今はなんかユーモアと人情を解する人間になってるな。何か謎のパーツを見つけたあとにまだ生きてた金魚に襲われて以下次号。『弱キャラ友崎くん』、おしとやかな子に誠実に謝ってから男同士のゲームでの戦いになるが、真面目にやるか斜に構えるかでグループが分かれるため、主人公が熱くなっちゃう。この辺は青春っぽくもあるがキツく当たる男子が以後仲間になりそうな気配もあって良い。ラストも冒頭の展開を踏まえていて面白かった。『蝶撫の忍』、袂を分かった後、主人公は泣きながらまた表舞台からはけていく。忍の争いは以前の頭が張りぼての奴が二人目を殺した、かと思いきや反撃で死に、さらにその奥から流れるようにまた別の忍がやってくるアツい展開。姉って結局なんだったのか、それだけが分からず。『ラブコメ(物理)』、なんかヒロイン愛らしいのに暴力振るうときだけ無表情になるのがたまらなく面白いんだよな。オムライス持ってくるのが早いのもウケるし。後半の展開、そのひとには生きる希望が! っていう指摘も笑ったけど、主人公には生きる希望がないのか? 『齢5000年の(略)』、前回もそうだったけど、でかいドラゴンをしっかり描写してオチで雑に扱うの贅沢な使い方って気がして好き。メインは主人公の竜の方で、何かとメンタルが不安定な聖女を説得という平和的解決を試みるも、謎の力でその聖女が狂ってしまう。『恨み来、恋、恨み恋。』、やっと出てきた新キャラは憑依系、若い子の中に入っているのはジジイかババアか? ともかくヒロインにとってはつらい過去に人見知りと場を離れる理由がどんどんできるわけだが、そのおかげで告白ができるというかなり盛り上がる流れ、しかもじぶんたちと敵の境遇の違いを巧みに活かしたいい流れだ。主人公が飄々としているのもまたいい。『久住くん、空気読めてますか?』、告白がキマったのでひたすらベタベタする回。やーんかっこいい〜の嵐なのでオチでもなかなかオチないが、赤ん坊あやしてるときどんな顔してるんだろとは思った。『賭ケグルイ(仮)』、この作家、ひょっとしてじぶんの連載の今回の展開のスク水に合わせてこっちもその展開にしてるのか? だったらすごいな。しかもこっちのメンバーはたくさんスク水着てるし。金持ち学校だからちゃんと全員分あるのかな。『よなかのれいじにハーレムを!!』、割と近い展開だったので主人公の目的はエロ本渡しだろうなとは思ったが、当のサブヒロインが気付いてないので舞い上がる。主人公は優しいので普通に褒めちゃうのだが、正直エロ本受け取りにあのドレスで来たかと思うと相当面白いな。『僕が僕であるために。』、前回の流れを受けて勇気を得た主人公、ちゃんと顔の似てる奴に事情も聞くし、じぶんの好きな相手も打ち明けた、まさか優柔不断なこいつがここまでするとは思ってなかったので完全に不意をうたれた、いい展開だ。なるようにしかならないと言われてはいるがそれは登場人物全員がそうなのかも。『美少女菩薩ミロクちゃん』、ひとのことはじぶんのせいじゃないから気に病むなというありがたい御言葉のあと、焼き肉という流れ。なんか最終的に肩の力抜けた展開になったところが良かった。後半は突然神社がぶっ壊される。『メイのメイデン』、あるキャラの人生を狂わせた相手が出てきたが別のキャラが戦いを受けることになる。雇われを信用しないも何もだいたい信用できないだろ敵は、ウケる。とりあえず相手の持ってる番号を当てるゲームなので心理戦の様相を呈してくる。『ヴァニタスの手記』、敵なのか味方なのか分からない状況で相手に接するの緊張感があっていいな。その開いても攻撃がビンタで、しかも本当に擬音がビンタっぽく腑抜けた感じになっているのがいい。何気ない裏方話から屋敷の異様さが浮き彫りになるのも面白かった。『賭ケグルイ双』、お金を天秤に入れるゲームでイカサマが見抜けずにボコボコにやられてしまう主人公。それでもまだ、相手方はデフォルメ的反応をしていてユーモアがあるのがいいですね。このままだと主人公は明らかに負けるが主人公は笑っているという燃える展開で以下次号。『ソード・オラトリア』、前回もそうだったが今回はさらに回想がマシマシ、ギルドを出るまでで一息ついて、あとは今の好きな相手に出会うまでを、多少のスパーリングを交えながら見せるといった感じ。その出会いで性格がかなり変わったことが強調されていた。『死神のラメント』、短期集中だったので四回目の今回で最終回。ボルテージはかなり盛り上がっていたし、相変わらず少年を全裸にして天使化などやりたい放題で大変に良かったが、最後らへん断絶があってからの場面転換だったのでかなりボカされていたんだよね。その目で見ることができないとか言ってたのに最後しっかり見ていたのにも何らかの理由があるんだろうか。『平和大戦争』、ギャグ読み切り。女子三人が対抗軸を持って言い争いをするという日常系、成金は金持ちでしょうがっていうツッコミがしっかりキマってて笑った。あと、女子の体であろうが容赦なくムキムキにする態度が良かった。『そらいろフラッター』、目次に表記がないが最終回。告白してその後を書いて終わりかなと思っていたのでやや急展開気味のところがあった。まあ細かいラストの描写はネタバレ禁止として避けるけど、最後まで大人ゲイが絡んできてたのは笑った、こいつ隙あらばと思っているだろ。以上です。