ぐ戒

自転車で後を付けてくるやつがいてついに立体駐輪場までついてきたしそこは立体しているだけで手前は満車であり最奥部はガラガラだがスロープにすらなっておらず階段をわざわざ自転車持ち上げて移動せねばならないので頑張って一番奥に停めた後その場所を離れようとしたら入口付近に実は機械で動く立体構造があり係員がボタンを押すと手前の満車だった部分が地下に飲み込まれていく夢を見た。面白かったのでよく覚えているけど、それはこの飲み込まれていった自転車を出すときはめんどくさそうだなと考えたからだった。あと、真犯人の発見がなぜ遅れたのか調査する事になって番組が始まって二十九分ぐらいですれ違ってはいたが真犯人も警察とすれ違ったことで危機感を覚え郊外に脱出し個人商店で住み込みのバイトをして携帯も買ってもらい奥さんの読む雑誌などをお使いに行っていたのだという夢を見た。これも二十九分まで覚えていたことは謎だが、住み込みのバイトすげー楽そうだなと羨ましがっていたのでよく覚えているんだ。浅ましいな。正午過ぎの起き抜けには、容疑者ブラウザーのようなアプリケーションがあり犯人の罪状の並べ替えや通報ができるボタンがウェブブラウザーでいうところの閉じるボタン付近に集中しているため冤罪が発生しまくっているが自民党の差し金だという夢を見た。これは完全に覚えてないな。おれはベーシックインカムを採用してくれる力のある政党についていきたいので無党派層だし特に自民党憎むべしという気持ちを持ってもいません。午前八時の起き抜けには、撫でるように作曲する夢を見ていた。した〜い。
九月も終わりだというのに暑い。分かっているんだ、この暑さは今日の暑さであるとともに、きっとこれから来る気温の急激な低下に対する強烈な落差を生み出すってことを、つまり体調が著しく悪くなってしまうってことを。まあところでなんですかインターネットニュースを読んでいて、さっきのベーのインの話につながることだから言及しておくけど、電通が故意に悪いことしても一日ぐらいしか盛り上がらないし、パナマペーパーもバハマリークスもちょっとの期間しかでかい扱いしてもらえないってのは何なのかな。巨悪に燃える正義のこころってわけじゃないが、それで庶民が普通に働けと言うのはちょっと無理あるし、こんな状態を見てせっせと労働してるみなさんは精神が壊れてそう。おれは住民票をパナマに移したらなんやかんやあって莫大な年金を日本円で受け取ることができるのではないかという変な妄想するぐらいに回り道をしてでも労働したくないと思っているから、そこへきてこんな理不尽なことがあればなおさら働きたくないってもんだ。現状、バランス的な考えから言えば企業の内部留保が増えてて少なくともそれは人件費に回されてない状況なのに、人件費の受け取り側である労働者には金を貯め込まず使えというのは無理がある。車を買わない若者みたいな流れだな。ケチなのは金がないからでしょう。物価は上がってないとか言ってるけど容量が減って値段据え置きみたいなことをされてるだけで上がっているように見えるし。牛乳の九百ミリリットルとか最悪だったでしょ。つまり相対的には完全に上がってる中で賃金は数千円上昇とか時給で三パーセント上昇過去最大とか言ってるからね。あ〜労働は怖い。
ところで別室で本を読める日なので意気揚々とそちらへ向かう。本を持参して、そうだ換気もしようと思い立ち、あんまり開けてないところの窓を開けたら、網戸の内側の下部の陰になってるところにイモリだかヤモリがいてチョロチョロ動き始めたのでギエーッてなって窓思いっきり閉めた。それから日記を書いてる今日に至るまで窓を開けてないのでプレスされて死んでいるかもしれないイモリだかヤモリを一切確認してなくて怖い。あるいはまだ息を潜めているのかもしれないがそれはそれで怖い。頼むからどこかに行ってほしい。その後気持ち悪さがあったのでそれらを忘れるためお笑い動画を見ることになりました。笑いは万能なのである程度笑っていたらどうでも良くなってきた。問題が解決してないという事実も含めて完全にどうでもいい。どうでもよくなかったことと言えばファイヤーフォックスの一部アドオンが利用不能になっていたことぐらいで、それは代替アドオンを入れたし、どちらかというと代替アドオンの方が便利っぽい。
夜は真面目な顔をしながら合成された肉を口に運んでいた。別にそういう顔をしていたからではないだろうけど、家族に「難しい本ばっか読んでるし学者になれば?」と言われたし、なんか学者になりました。学者なので蔵書検索をしていたんだけど、石川県の図書館蔵書検索システム、戻るボタンは使うなと書いてあってすごいな、まともなシステムを作るひとがいないんだろうな。間違えて戻るボタンを押すと白紙に近いページに戻されるし本当にひどい、便利なことがひとつもない、こんな仕様は図書館内部の端末だけで充分だよ。夜は感想を書かないことでおなじみビッグガンガンを読んだ。