ぐ戒

なんかリゾート感のある店のアイス売る背の低いガラス張りの冷蔵庫に入ってるかき氷に形の違うものがあって罠っぽいのに自信満々に家族が買うと当たりでスロットが回り出しTシャツが出てきて必ず当たるからスロットに集中しやすいとか言うので薄っぺらいシャツだねと負け惜しみを言いながらアイスの補充をチラチラ見ながら待つ夢を見た。シャツもらえなかったのが異様に悔しかったのでひどくよく覚えている。言ったことないけどハワイの店っぽかったな。もちろん国内でハワイの真似をしているダサい店という可能性も十二分にあるんだが。あと起き抜けには、田舎の安っぽいラムちゃんが現存する唯一のラムちゃんを名乗ろうとしていたので全力で阻止する夢を見た。覚えてないこともないけどシチュエーションが最悪だし別に忘れてても良かったレベル。あとメチャクチャ広い家に住んでて扉がズシュウウ……と重たく開く自動ドアだったような夢を見たはずだけどくわしく覚えてない。くわしく覚えてないのにこのシーンだけはっきり覚えている。なんつーの宇宙船の扉みたいなやつだった。
昼に冷たい麺類を腹に溜めてからインターネットニュースを読んで、カンボジアのラジオをな、と思ったらまた止まってる、本当に不安定だな、それでラオスのほうが安定しているというのもよくわからない話だが、確かラオスの方が経済の規模とか平均年収が低いんじゃなかったっけ? まあいいか、とりあえずそれを聞きながらインターネットを徘徊しているとまあ時事ネタになるので事実だけ言うけど芸能人がまた覗きで捕まったとかいう話が出てきたってわけ。覗きはそれをすることによる罪悪感が興奮材料のひとつになってるから、罪悪感から喚起されるものでない、ちゃんと正しくて気持ちいいことを教えればいいかなと思ったけど、それがてっとりばやくできるの風俗なんだよな。じゃあ風俗にいけよ。お金持ってるだろ。それでしかも自主的には行かないだろうから調教が必要なんだよな。誰かが覗きよりも気持ちがいいおじさんの性感帯を見つけてあげなきゃいけないんだよ。これは本当につらいことだ。
出かけてきたけど何も見るべきものがなかったのであちこちの主婦がグリーンカーテン飽きたみたいな空気を感じ取りつつ安い粉コーヒーとクラッカーを買い帰ってきた。安いコーヒー、また馴染みのある安い味がして良い。でも開けたときに広がる香りは若干だけどアーミーグリーンに軍配上がるんだよな。じゃあ次はやっぱアーミーグリーンかななどと考えつつゲームで銃を乱射した。そして雑誌を発送したというメールが来る、早い、発売日が前倒しで、注文先がHMVでなくAmazonだとこんなにも早いのかとビビってしまうぐらい早い。
漫画の話といえば一旦読むのをやめて、ネットでタダになってから再度読み始めたコミックブレイドだけども、その雑誌を買っていた頃からずっと連載していたスポーツ作品のバガタウェイが七年間の連載を終了させていた。まあネタバレをね、もう随分経ってるから書きますけども、あれだけ連載しておいて最後を書かない、まるで打ち切りのような終わり方にしちゃうんだなと思ってかなりがっかりした。だって急に一年後になってあの頃は良かったねだよ、一応最後に優勝したことは優勝の盾でわかるんだけどさ、決着を見ないって、しかもあれ地区大会でしょ、全国の話とかどうなったんだという感じ、確かに長い連載だったけど、打ち切りのような後味の悪さを感じてしまった。納得してないファン多いんじゃないのか。