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また寝坊して寝坊がショッキングで夢を忘れて、の繰り返し、この日記を書いている日も寝坊をキメているため本当に睡眠時間を削らなきゃならないという危機感、怒り、焦りが渦巻く中、平和な皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。おれはねえ起きてすぐうどんを食べたよ。なにも平和じゃない世界だな。ともかく秋に差し掛かりつつある割にはぬるい外気のため窓を開けるのをためらっていたら空気が淀んで仕方なかったのでとりあえず部屋にいない間だけでも窓を開けようと思い、そのいない間にコーヒーを作るという荒業に打って出た。よくカフェとかでシャレオツ野郎がコーヒーに入れるガムシロップってやつをもらったのでおれも出来上がったコーヒーに入れてみたけどクソ甘くなった、これじゃジュースじゃん、瞬時に飲み終わってしまった、コーヒーが激甘だと脳が混乱する、でもガムシロ派閥からしてみたらブラックのほうが異常出し外国ではブラックって呼びませんのでという印象なんだろうな、まったくその通りですね。
まあ出かける予定はないわけです、川柳の本をたくさん買ったので出かけないようにして、というのは、出かけるとその場その場で見てしまった商品をいちいち物欲の天秤にかけるからで、つまりは物欲が刺激されてしまうので刺激しないように、とはいえ、Amazonなどで刺激されてしまうのでできるだけ、という形にはなるが、ともかく物理的に離れるのが一番正しいワケなので、出かけなかったワケなので。コロコロをしててしかし思い出した、昨日のうちに感想を書いてしまった雑誌の受け取りがあったと、それで降っている雨に視線を移して、雑誌の受け取りは物欲と関わりのない部分だしいいとしてもこんなスポットで降っている雨をわざわざ浴びなきゃならないというのもおかしな話なので、止めよな、と願い、そして願いは届かず、諦めてフードをかぶってサッと出かけて帰ってきた。お菓子めいたものを物色することもなかった。瞬時に受け取って瞬時に帰って十五分、雨には濡れた。
帰宅して、本棚の本の位置を考え、実際には動かしもしなかったのに時間を消費した。歴史の本がちょっと幅をとってて、これは読んだら別室という名の押し入れに移動しようと思ってるんだけどなかなか読み終わらないもんだから、いつ読み終わるんだよと自問自答するはめになった、歴史は必要だと思っているのに頭には入ってこないんだな、なにもかもすべて幼少期の読書否定習慣がなせる業ってやつだが。本棚の本の位置を考えなきゃならないのはさっきの話にもあるように川柳の本を大量に買ったからだが、その川柳の本もチャッチャと読めるやろと考えていたのになかなかスピードが出ない、明白な絶望を感じるね。それでいてまたデジタルの著作権が切れた書籍を近デジであさっているだけでまたも時間をズルズルと消費してるわけだし、検索が楽しくていくらでも時間を投げ込めてしかも全く眠くならないっていうこの脳の単純さが憎い。
大雨だから部屋で運動したし、大雨だから雨天コールドで石川ミリオンスターズが北陸地区優勝決定、大雨だから遠藤が不戦勝で勝利を飾ったし、テレビは素敵な世界だね。深夜にはとある番組でカレシ↑↑とかバイク↑↑って発音する感じで「詰め放題↑↑が……」って連呼してて、さすがに東北訛り以外の何物でもないだろって思っちゃったし。ゲーム↑↑とか一番ムカつくやつだな。平成二十年生まれ以降の人間がそれ言うならともかく、今までゲーム↓↓だった奴らが何若者ぶろうとしてやがるんだよキモい。