ぐ戒

風邪薬という薬物を華々しくキメていつもより早く寝た結果としてのこの日、信じられないほどグウグウ寝たので体調回復かと思いきや喉の痛みは引いてなくてダルさが取れただけだし、夢の方もたしか起きた直後は覚えていたんだけど、なるほどこんなに鮮明に覚えているのかと、ならば風邪引いていたのだし無理せずにおいて後で思い出せる分だけ思い出してゆっくりと記述しようと思っていて迎えたその「後」の時間帯に思い出すべきことが何一つ思い出せないという有様。それをどこまで風だからしょうがないという寛容さで許すかってところなんだろうけど今も書いたように喉の痛みは完全に引いたわけでもないのでその点に関していまいち気がまぎれないのでありよって許せることはこの地球上に何一つとしてない。環境破壊をやめろ、クジラを殺すな、アイラブリビア、マックパソコンくれ。
初志貫徹というのか、この日は最初っから出かけないでおこうと決めていたので、こう悠然たる気持ちでお天気サイトやレーダーを見た。いちいち天気をお天気って言っちゃうあたりおれの天気に対する愛情が見て取れるな。だが死ね。天気予報を見てみると確かに曇りで、昼過ぎから雨ところにより雷を伴うでしょうと書いてあるので、今たとえ起きた直後から延々と太陽が降り注いでいるとしても急に雨が降るのだろうと期待して家に引きこもっていると案の定、何も降らないし太陽が沈むまで空は明るかったので負の感情が継続していた。出かけた日に限って雨が降ったり出かけないと決めた日に限って晴れ、性格に申し述べると出かけないつもりだったのに晴れてるので出かけた日に限って雨だとか、出かけるつもりだったけど明らかに悪い天気予報だったので出かけないと決めた日に限って晴れだとか、そういう自称にもう何故の二文字を差し挟むことがためらわれるぐらい当たり前になってきてるのでおれの身体の中の不幸ボルテージは絶頂に達しているしいつ億単位の金が転がり込んできてもおかしくないと思っている。
そういう負の連鎖を断ち切るためにいつもは夜読んでいるまんが雑誌を昼間っから読んでやった。感想は後で。それでインターネットをグルグルしてたら昔あんなに苦労した、つまりあまりにも文字数が多い買ったCDの外国文字を写真撮影して読み取れないものかと調べまくって何も成果が上がらなかったOCRとかいう技術をグーグルがやってくれることに、つまりタダで提供してくれることになっていたので時代が進歩がすげーなーと思っていた、テクっすよねテクノロジーっすよね、でもおれのパソコンは古いので次のバージョンのファイヤーフォックスが入らないしおそらくサンダーバードも入らないのでそろそろこのへんでテクノロジーを追いかけるのも終焉なのかという実感がふつふつとわいてくる、それでさっきからのパソコンくれ金くれの流れだったというわけ、とか偉そうに書いているけどそれはいつものことだな。ともかく話を戻して新しいブラウザが入らないということは考えうるほとんどのアクションでつまづくということであり何も嬉しくない。そこでなにが発生するかというと性能のいいパソコンのことをまず考える。無い物ねだりではない。もともと持っていた。だが雷で壊れた。そして現物は下の部屋にある。見る。電源を入れる。画面のみがつかない。すごく空しくなる。Appleが嬉々としてサンダーボルトという新規格を宣伝している。まあおれのマックパソコンは二年以上前にサンダーボルト先取りしてたけどねってなる。なお空しくなる。明日はどっちだ。このような一連の情動が発生し、夕飯がまずくなるのでパソコンや金をくれ。
それではまんがタイムきららキャラットの感想を書きます。Aチャンネル、アニメ化ででキルミーベイベーのひとのアフレコまんががカラーの代わりに本編はカラー無し。アフレコまんが、おれはキルミーベイベー好きだけど、さすがに声優の描写が雑だと思うけどおれ声優は好きじゃないから別にいいや。天然ボケが頭よくなるって話の展開で思ったんだけど、そういう話が意味するところっていうのは本当は知識が頭に入ってるけどバカというフタが付いてるんだよみたいなことなのかな、知識ゼロなら引き出しようがないしな、ほんまもんのアホちゃうんやでぇという展開で、それに相対的に頭悪くさせられてしまう周りの反応が面白い。特に眼鏡の存在的な危機感が笑える。あと最後の、ヒロインに対する控えめでない暴力いい。GA、ひとりだと淋しいというかツッコミ役不在だと大変なんだなというのがよくわかる話。みんな死んだっぽく描写するところ笑うべきところじゃないのに笑った。黒板前に立って消すのかと思いきや別のことをするずらし方も秀逸だけど、一件なんの関係もないふたつの出来事が見事に帳尻あうラストがすさまじくいい。パーフェクト。CIRCLEさーくる、全裸、意外にそそらないな、このまんがのキモは全部見せじゃないんだろうな。停電と日頃の行いの関連になるほどとうなずかされる。停電からスライドしてロウソクで怪談する雰囲気でしないってのは珍しい展開だけど、エロい話をしようっつってやったのが豆知識的なエロってどういうことだ。さっきの風呂の話じゃないの!?!? はるみねーしょん、だんだん構造がプリミティブになりはつめちゃんとの棲み分けが明確化しだした。ツッコミのズレというか空気感の間延び直前の雰囲気がいい、規模うける。おちょこもうちょっと早くツッコミいれられたはずだろというツッコミ待ちなのかな。ひだまりスケッチ、水着なまなましいし、先生がスク水なのもこわいし、生々しさの延長で男子がパンツ一丁でおかしいみたいな視線からのモザイクうけるしというか目線がエロい。勘違い指摘されたときの顔でかすぎじゃない? いつもだっけ? あと夏目さんが誰かもわからないしおれのひだまり歴はまだまだ浅い。非圧縮で出るの普通胸じゃないよね。ごきチャ、ゲスト、そういえばこの作者のまんががブレイドで新連載延期になってた、うける。ブレイドの方は原作付きなのでこの作者が原因という確率は半分ぐらいしかないのだけど、その休む作者の作品を別の雑誌ですぐ見るというのはやっぱりちょっと違和感。前回も書いたけど存在がゴキブリなのでどう転んでも絶対愛されない感じズルいなあ、いいなあ。ゴキブリが直接被害に遭うというよりはゴキブリを媒介してひとがトラブルにあう感じでスマートだ。ゴキブリって下水大好きなんじゃ……。足にゴキ這い上がってきたら殺すというか普通にショックで死ぬ。もこもこBOX、休みがあったのに前回からの続き厳しい、相変わらずフワッと着地させる独特のネタで、まだまだ入学式近くといった雰囲気。で、終わりに書いてあったけど、なんで季節ごとの連載になるんだろ? 妊娠? でもそれだったら神様のやつの作家みたいに長期休暇とるか、少なくとも明言はするよね、明言なしにこういう連載になるのはなんなんだろ。つうか、きららが切る切らないの基準どこにあるの。九十九神いりませんか?、じぶんの存在感との戦いという流れの中、対立構造の中にもこころを若干通じ合わすみたいな展開。ひとに見えないってすげー厳しいなと感じる一方、墨塗って半紙にぶつかった拓本は見えないひとにも見えるんだ? という見える見えないの差が不安定なのがたまにキズ。あっ、ネズミがいることで認識してるのかな。でも消えてる身体に付いてる墨は見えなくて半紙に付いた墨汁は見えてて……ワーッ! キルミーベイベー、アフレコも本編もカラーだ、すごい。やすなが死ぬと脳細胞が死ぬし、考え込んでるときのコマとコマの間ですらやすなが死んでいるように思えてホッと胸を撫で下ろす。そんな殺されることが日課でモットーのやすながするならともかく、殺し屋が落とし物って大胆だな。あと一般人が金を受け取りにきたけどそもそも金落ちてなかったかって質問おかしいだろ、そいつ犯人じゃないの。いくつもの挑発と死亡を繰り返し最終的にホカホカのやすなの肉が餌食になるハートフルコメディ。ひとより××、弱点でキャラの多彩さ出そうとするの妥当だし楽しい、固まりかけのキャラをぐちゃぐちゃに掻き回すみたいな快感がある。意外とひな人形リアルで笑けるし、レイプ目でリズミカルに凍結していくのもやるせない感じがリアルに伝わってきて好感が持てる。処理した絵がないんだけど結局ゴキはスルーなの!? うらばん!、新キャラの性格ふくらましてる回。膨らました結果のレズ的妄想がきららMAXレベルでヤバいけどそれでせっかくうまい演奏が下手になるパターンってのはよく出来てるな、演奏がうまいメンバーなどいらないですものね。どうやって動いてる人間からスパッツを抜いたんだろ。パンツいけるだろそれ。とんこつさんマジ一コマだけしか映ってなくてすごい。Felice、模型の話、模型の話題が意外と深いし作者の趣味っぽいなー、どうなんだろ。ガサツな雰囲気良く出てるし天丼もあってツボをとらえてる感じ、こないだリアルに金を溜めていたのに模型の金はどうしたんだろうか。同じ五重塔がふたつ、積めばいいのに……。ぱわーおぶすまいる。、ゲスト、89Xのひとに絵が似てて、その線を細くしてさわやかな印象を与えた感じ、全体的にスマートで読みやすく笑いどころに至るまでのテンポもいい。飯の流れが性的でない、抜群のさわやかさを演出する一方、高飛車がレズでズレた三角関係を演出してるところにひねくれた笑いがある。途中からのギャグ連発すごい、構えとか。零細してほしいですね。あと89Xのひとのノロイメライも面白かったしいきなりズバッと切られた感じあるけど連載するべきですね。もうダメかもしれない、世界征服安いし、帰っていいとか周りの適度な冷たさが身にこたえる、もう誰にも世界征服すると思われてない……。スギ花粉は大丈夫とか芸が細かいな、即切り替えたらいいのに。くっつき虫を接着剤でつけられるとか普通に冷遇だけど、本人も服を崖の上に何の考えもなく投げるので同情できないという空回り感がいい。、レーザーあるなら火薬とかいらないんじゃ……。ユメミルかねこ、ゲスト、絵の雰囲気がいい、有機的に思える、話の全体的にこなれてる感じだし、コマとコマの連結もリズミカルで面白い。出会いは突然みたいなありがちな始まり方ながらツッコミのズレが心地よいし、一辺倒でない放置も様になってる、最後もループで味を出してる。題名読みにくすぎて困るけど。おたくは何墓地って、幽霊って墓地単位の住所なのかな。inote、口まねから物まねへ行っての田舎だからカレシできない、ベクトルが急に変わってどう考えてもとばっちりでひどい、しかしその先生がちょうどいいネタのキモになってる。猫を抱いた背中からのオーラがドギツイな。話的に死ぬかも的な回帰を経て、最後はやはり先生が同じ理由で感動的ではない涙を流すのがうまい。ひよぴよえにっき。、最終回。最後までしんみりしないのいいな、誕生日を祝うということで、誕生日が結婚式とすり替えられるの姉の欲望っぽくて最後まで生々しい。その姉の垂れるチョコが血にしか見えない辺りは小学生とは思われぬ絵心。なにより誕生日プレゼントが絵日記長で、ひよこのマークがあり題名に繋がるという美しい終わり方。うまいわ。琴久花央先生おつかれさまでした。セカイ魔王、主人公がゆっくり崩れ落ちるのニヤッとできる。しかし情報センターみたいなところにいったいなんの列なんだろう。そんで教会に疑心暗鬼っていうけど目の前の妖精の蹴りがおそろしく強い方が疑心暗鬼なのでは。教会自体は信仰持ってないとつまんないよね。後半はガッツリ真面目展開。アクアリウム、絵柄の完成度ホント高い、扉絵がすげーかわいくなってるんですけど。友情を愛情と勘違いして友情を試したって話が最後まで分かんなかった、男同士の友情を対比させてんのかと思ってた。しかしまあ友情感バリバリだな、台詞のかぶせ方もうまいし。本棚事情ってなんだっけ?かためで!、新キャラ暗器っぽいな、でも刀を服の中に袖から入れるのかなり勇気いりそう。短パンに切れ目って金銭的な怒りあるだろーとか思いながら文字通り直球に野球の機械でボールを打ち出して刀で切ってて笑った、ボールの再利用情報ドラえもんっぽいな。刀持つと元気になるとか犯罪者っぽくてヤバい。平成生まれ、ゲスト、冒頭ちょっとシラケ返し率高いな、真面目にやってほしくないけど手を抜くな!! ひと集めたり生きてる理由問うたり眼鏡が態度で残酷すぎていい、言葉の暴力真っ盛りや。デレ真似でキャラはがされるのも陵辱的でいい。結婚式の話、台詞逆じゃね? あれは来れなかったひとが「次はちゃんと来るから呼んでよ」っていうから無神経で笑えるんじゃなかったっけ。せいなるめぐみ、おばさん登場、関係的におばさんなのであって見た目が若いが未婚を気にしていて結果的にやはりおばさんである性根がスレてる。はっきりマズいとか言う危うさがキッツいけど、知らないとか言う目も動かなさすぎてこわいし、ドキドキさんいなかったら成り立たないぐらい場が昼ドラめいてて嗜虐的に笑える。ねこのひたいであそぶ、最初と終わりを委員長でシメる委員長回。山奥のホワイトボードはいったいどこから……。高いところに上り詰めての自殺願望がやばい体力バカが体力に反応して体力バカしてるので結果的に微笑ましい。寺の小物的ディテールもいいが基本的には委員長のデレを愛でる回だなこれは。びりけん。、ゲスト、四コマ系で部活全部制覇出来そうだな、これはビリヤード部のまんが。線が細くてパンチが足りないかも。逆にネタの面でホラーや勘違いなどビリヤード以外の絡み面白い。入部への流れみたいな感じで終わるという連載を意識した展開。最新鋭の下着ってカクカクしてそうだ。ちょっち……。まじん☆プラナ、なんで前回休んだのに二ページなの、他のまんがが休んでるのと扱い違うし、ひたすら謎。新キャラ出てきただけだった。ながるるるるるこ、猫に対して新品よばわり笑える。細胞分裂宇宙人って百年に一回ぐらいしか身体洗わないのか、でも細胞分裂ならそもそも身体洗う必要な息もする。ぎゃーっボヨヨヨ、擬音が秀逸だな。以上です。≧