ぐ戒

起き抜けの夢なので、「足に緑の粉をつけたり南下して上がれない河川敷を見て引き返し遅刻して学校の初日に入ったら暗幕のエスペラント語講座は今先生が来たばかりだし倉庫は女子に占領されていて目的の教室で古文書のネタを音読させられる夢を見た」とあるんだけどよく覚えてない。ぎりぎり倉庫に女子がガッチガチに詰まってるところだけうっすらおぼえてるんだけどおれを見てびっくりしたのかスルーしたのかも覚えてない。思うに、本当は、起きてからすぐログにパカッと出す前に日記用のメモスペースにカカカカッとタイピングしてしまえばいいんだけど起きてすぐの段階でそういう気力は持ち合わせていない。大体あるもんかよそんな気力が。時に思い出したくない夢のせいでついでに持ってくるような拗ねた感覚をあまりに漫然と全体の寝起きで受け取りすぎなのだとは思うがとにかく冬は寒いからね。寒いというか普通にダメな癖が出来上がってるんだ。寝起きにね。アイフォーンならね。そろそろこの癖もやめたいな。
ところでこの沖田というのはその悪い癖があって昼過ぎなんで正午に一回昼ご飯を食べるために起きているんだけど、そのときは何ともなかったのに一時間ぐらい立ってから改めて起きてみると喉がすごく痛い。あれっじわじわ来てるなとかじゃなくてもうマックス。最初は単純に口呼吸をしたからかなと思ったんだけどそれだったら睡眠中の呼吸は制御できないのだし毎日毎日の度痛くなってないとおかしいからや是なのかなーと考えつつトローチを一日を書けて四つほど消費するも、治ったのはその舐めた瞬間だけ、あるいは後半になるともうトローチ自体が単なる刺激で敷かないという有様。そこで、後で書くけど、今日は雑誌を二冊買ってきてまんが雑誌まつりだなーと考えていたのに結局一冊余んでダウンという有様。まあいいんだ。それはいいんだけど結局風邪薬という薬物をキメなければならなかったじぶんのふがいなさというか、風邪薬の美味しさというか、なんかやけに美味しい風邪薬だったんで、大丈夫なのかという疑問ばかりがわいたが一度喉に入れたものを掴み出す方法もないのでそのまま寝たというわけだがまだ書いてないこともあるので喉が痛かった後の時間帯に戻ろう。
それで雑誌を買う予定があったもんで、出かけるタイミングを伺っていたんだ外は雨が降っていたからね。雨と言えばお天気レーダー、いくら天気予報がクソとはいえどもレーダーは信用出来るので覗いてみると一時間後ぐらいに雨雲が切れそうな雰囲気がある。はたしてレーダー状から雨雲は消えた。しかし降っている。何が降っている、金ならありがたいが雨だ。こういう顛末なのでこれはもう雨でも我慢して出かけなければならないんだろうなとこころは覚悟を決めつつもグズグズしてると雨がすこし小康状態を迎える。これ幸いと雨具も持たず飛び出した外、十分ほどでぶり返してくる雨。きみたちは本当にやさしい。その手をどけろバカ。このように憎悪を振りまきながら本屋へ向かい、雑誌を二冊買う、二月の月末で発売日が重なっているからね、それでいつもは気付かないのに雨で嬲られてムシャクシャしていた頭だからこそ思い出せたことがあってレジにとって返す。そう、まんがタイムきららミラクの予約だ。とはいえそこはおばさん、おそらくはいってくるとは思うけれどレベルの弱いニュアンスで応じてくる割にはご大層な注文票みたいなものを持ってきてここに我々の望む情報を書け、もしくは死ねと通告してくる。しょうがないので近頃タイピングですべてが入力できるので書いたことのない日本語という文字でせっせと書いて差し上げると、「まんがタイムきらら……シラク?」と言われる。おれの字が下手なことは認めよう。しかしきららにシラクとはどういう了見なのか。だれがフランスの重鎮の萌えまんがなど見たいというのか? と、荒らげたかった声を抑えたのはBL趣味の腐った女子どもの思念であったのだろう。おれはなぜこのように私小説くさい文章を書いているのであろう。
テレビで絵に描いたようにぶりっ子しているギャル的なモデルが彼氏がやさしいということの表現として「まぶしいときにまぶしいなって言ったら車のまぶしい奴フワッてしてくれる」っていうしゃべりを披露してて字面にしてもわかる頭の悪さがすごかったので見習いたい。で、Appleの新機軸サンダーボルトで傷ついたこころが喉の痛みで加速するように感じたのでさっきも書いた通り二冊のうちの一冊しか読めずに寝たのだった。
それではコミックブレイドの感想を書きます。9周年というかもう10周年を力強く祝う気マンマンなんだろうけど、という方向性での9周年だとはしてもお祝いムードなのに付録がポスター一枚とは落ちぶれたものだなと思わざるを得ない。だってコミックブレイドマサムネ時代なんかちょっと高かったとはいえバッヂを埋め込んでいたんだよ!? そしてその雑誌はまだ保管してあるという。プライベートな執念ですよね。あとブラウニーもな。ブラウニーもな!
改めて感想、バガタウェイは巻頭カラーを獲得。熱戦といっても何の問題もないぐらいの清潔な熱戦を繰り広げているその最終章という感じ、ホイッスルが鳴る。躍動感を尻に至る筋肉に見て取るおれはゲスですけども今までの自戒なんかを各キャラが受け止めて見せ場を作りつつ攻撃に持っていくという感じ、気持ちのこもった攻めっていうのはちょっと意味分かんなくて笑った。結末は面白いので言わないけどすごいどんでん返しだった。感情を継承しろって意味なんだろうな。あまんちゅ!、季節連載。一周して次号からまた季節が合うようになりそうな夏休みの話。相変わらずの書き込みの量で厚みがあって安心だが完全なる女子ノリでびっくりする、今までにない勢い。日本だと乳房のサイズがねえ、みたいな発言で固そうな乳房にリアリティを出しつつ、トップ二枚重ねで裏付けるみたいな、ああいうのって普通なんだろうか? という疑問は解けないまま水着シーンという読者サービスへ、そのための弟排除だったのか!!! 素足のメテオライト、ページ数多くて素敵。昔のブレイド何の気無しに見たけど結構これ題名変わってたんだな初期の予定と。モノローグのかっこよさとツッコミが合わなくてぎこちない感じが初々しいといっていいのか、ただ敵はまぎれもなく使徒的だな。この戦闘の連続とキャラ紹介の交差を次回以降にどう活かすのかが見もの。相変わらず女の子かわいい、そして主人公がトイレ野郎。わんぱぐ!、パグ苦手ですいません。しかし二話掲載から一話掲載で気分一新はなかろう。そふてにっ、1pまんがの枠をぶちぬいて姉妹の真面目な話とその関係を演じている。真面目なので笑いどころはなくただテニスまんがとしての最高潮を迎えつつあるんだけど関係性に対する眼鏡のアドバイスを経て眼鏡が終始四つん這いなのがすごい笑いどころ、こういう芸が細かいところは好きだな。戦国妖狐、前回の変顔から今回の死の軽さまでのうねりがいいし、サンタとかネズミ小僧の真似をしてきたことを直接的には書かないのもいい。メシを仲介にした対立で副次的に仲間が増える自然さには目を見張るものがあるし。人間になりたいっての、本編でも軽く触れられていたけど、要するに形が似ていてパターンが逆なのか。前は妖になりたいだったもんな。CRY EYE、新連載、大注目って煽りはハードルとして正しいのかな。若干もさっとしてる絵柄に見覚えがあったんだけど久しぶりみたいなことが書いてあってあーなんだっけーみたいな。検索したら出てきた。懐かしい、思い出した。ほのぼのとしたまんがを書いていたひとだった、それが今回絵柄にまったく合わないサバイバルホラーど真ん中な作品を書くことにびっくり。とにかく頁数が多くて読み応えがあるが、じぶんの想像の中で絵のほのぼのした感じとホラーが合わない。ここをいかに埋めるのかが見るべきところであり面白そう。舞台は船の中かと思ったら孤島だった。ひとがサクサク死ぬ感じで救いがない感じ、これが(絵とずれて)びびる。主人公の身体能力もびびる。すみっこの空さん、学校の新キャラとともに。靴擦れに始まって靴擦れに終わるカッコの中で話として式を展開してるようで内側から盛り上がる印象がある。星のイメージなつかしいな。それにしても生意気な子供を出してるし本当に子供が好きなんだなと、子供が嫌いなおれは思うのですね。とらねこフォークロア、解決編っぽい大胆な手際でびっくりした、こういう直情的なまっすぐな展開をしないもんだと思っていたので本当にびっくり。しかし校内の鏡全部割るって豪快だな、弁償するんだろうか。追いつめて出てきたのは相手の気まぐれっぽいけど、戦いはシステマチックにスマートに繰り広げられていて、さすが。つくづくヒロインに比べるとださい武器でかわいそう。魔法少女プリティ☆ベル、ストなんとかーズとかネットスラング盛りだくさんでここしばらくのシリアス展開のうっぷんを晴らすような展開である。出てるとか勃起示唆とか普通に怖くてヤバそう。空戦は充分に分かるんだけどブリーフを上から下から描きまくるのは作者の趣味なんだろうか、考えられない力の入れようなんだけど。そしてまるで浄化でもするかのような女性の水着シーン連発の後半。で本物の魔法少女の友達と敵として海で鉢合わせみたいな流れはホントうまく出来てる。聖ハレルヤ学園、読み切り。主人公のツッコミのセンス、荒々しくも確立した絵柄、途中から訪れる真面目な展開の背後に常にそれ自体が常軌を逸しているという笑いがある展開は非常に面白い、背景の書き込みも凝ってる。話の展開的に連載は無理だろうけど本当に面白い、いいじゃん。ハレルヤ神拳のインパクトが昭和的。エスプリト、最終回、一言で言うときれいな最終回だったな。これを半分ぐらいは隠してお伝えしようとは思うんだけど骨格的に敵にも味方にも結局死体が見えなくなるというのは象徴的で少年漫画ど真ん中っぽい。そこへきて前々から主人公の能力が開花するところで一個盛り上がりがくるんだろうなって思ってたけどそれが最後になるとは思いもしなかった、ずいぶん思い切った発動のタイミングだ。つまりその能力をネタに何個か話書けるはずなのに思い切ってるなという。あと主人公の外の話をすると天に愛されてるあいつのくだり、平たく言うと元気玉的な展開の中で昔の約束を掘り起こして引いてきてるシーンがすごくいい。謎に思ったのは母胎の能力者が死んだのにその力から産まれた人間が生きていられるってところなんだけどまあ愛なんでしょうかね、愛。なんにせ全体的に良くまとまっていて膨らませた話もきちんと回収したいい最終回でした。新連載予告まであって至れり尽くせりといった雰囲気。筒井大志先生おつかれさまでした。星の大サーカス、このまんが始まったばっかりなのにコミックブレイド全体の人気投票で早くもヒロインが上位なのすごいな、恐ろしくパワフルだ。駅を離れて二人で行動でやらかしちゃうみたいな展開で、空の白さと建物の無トーンさでまぶしいんだけどページ数が少ないぞ。ひらめきはつめちゃん、秘密基地バレても意外と寛容だな男の子。まあその秘密基地つくっても相手に家作られてちゃ言いようがないか。水攻めひどい、ゲラゲラ笑った。何故殺す。お父さんの扱いが動物レベルだし若干家庭崩壊レベルだな。断罪の朱、読み切り、ホラーって書いてあるけどホラーじゃなくね? セオリー的な階段を用いてすべてのつじつまが会うように複雑なトリック組んでるので後半部分の合致がそれぞれに気持ちいい、ホラーじゃなくてサスペンスだし、サスペンス主体で書かせたらすごい力を発揮しそうなぐらいテキパキした流れの形容だった。パンツ見せない原理主義の方ですね。レイン、主人公不在の総力戦できれいな軍の戦い方って感じ。ヒネリもなく単純に組み伏せられるってやつで、勘鋭くても対象の戦術知識がないとこうなるってパターン。主人公が絡んでないからか分からないけど意外と正統派な流れだったな。-ヒトガタナ-、あっ解説ページがついてる、便利だ。このおかげで格段に読みやすくなってるし楽しい。適切な回想で振り向けられる情と恋慕のぶつかり合い、基本的には全員のパターンがそうだったんだけど、はっきりと好きだといってる辺りに男のいやらしさがフルオープンしている。次回は休みだそうです。また読み切り書くとかじゃないですよね。京洛れぎおん、小賢しいの見事に小賢しいな、子供ならではのズルさとその賀状の崩壊、そして親の叱責という見事な教育パターンが出来上がっている。その母親は無関係だと思っていたのに参加くるしあまつさえ制服姿……まで……。そこに主眼が置かれていたので戦い自体はややおぼろげ。方言のよさが抜群に出てるので言葉の上で展開が滑らかに滑っていてかっこいい。新キャラは敵か味方かといったおもむき。 椿色バラッド、失意の情景でカラー、色っぽいですね。伏線のように相談内容が迫ってきてこれが解決の際にひっくり返るんだろうなという気分にさせられる。失意でも茶目っ気は残してるのがいいね。父親登場、外で待ってるでかいひとでかすぎ、そして回想へ。装甲悪鬼村正、未だにほとんど分かんない立ち位置が今回はちょっと判明した感じ。それよりロボ同士が何やってるか分かんないぐらい緊密にごちゃごちゃしてるし必殺技連発しすぎて確かなものがない感じだし血がドパァぐらいしか興奮できるところがない。題名最後に持ってきて主人公がニヤリ。意味深。シュタインズゲート、こっちの方が読者置き去りなのかな、丸眼鏡がヤバいってことだけは分かる。サイドキャラのオリジナルストーリーらしいしなあ。結構長かった展開って数日しか経過してないんだ、ドラゴンボール的。遠くの人物像がコピペ剥き出しなのは困るなあ。バナナのナナ、ちょう熱血展開。じぶんの中の理由とともに能力も上がる、その度挟み込まれる小さい回想などは王道まっしぐらって感じで燃える。その強さが撃破したと思われた運命を再度裏付けした占い師の顔が割れるとともに伏線の増強が図られ、つぎつぎと強い奴がやってくるいい先行き。しかしもう最強っぽいやつが出てきたので右肩上がりの展開はいっときピリオドなのかもしれない。大ゴマを白黒にしちゃうやつ、迫力あっていい。猫ラーメン、やっぱり大相撲ネタ使った! 笑った。ババアを食おうとする心意気が背後に隠されていてブラックユーモア的。できないならやるなってかなり初期の段階で言う必要あるんじゃ……。グローリーロード、最終回、明らかに打ち切り、聖と邪のぶつかり合いでドーンでともだちがほしかった的な、でも冒険はこれからだみたいな……。ひたすら、ただひたすら空しい。イレブンソウル、話の核心に展開自体は触れるんだけど、知った情報をしゃべらない、つまり読者に知らせないままボコりあってるな。じらされてる感じが猛烈。途中の相撲のやり取りもそのじらされてる感じにしらじらしさを付け加えてていい。部屋に飄々と立ちすくむサイボーグ中年いい味出してる。スケッチブック、ストーリーと四コマダブルで掲載。猫まんが書かせたらずっと書いてそうなぐらい面白いな、猫じゃなくてもいいだろっていうツッコミはともかく、面白い。四コマでは涼風コンビの自己解決的に崩れていくのが少しずつ良くなる笑いを生み出してて良かった。8コマ多いけどな。多いけどな!! ビックリしてないのに止まった!! 以上です。なんかオンライン始めるみたいですね。すべてが後手後手のようにも思えますが、完全無料なら読みますけどあのーアヴァルスの評価は上がっていません。