■

イギリスの小説読みながらイギリスのビール飲んでいたらヨレヨレ肌着のジジイに一口くれと言われてダメダメあんたはさっきまで焼酎飲んでたでしょと追い返すとそのジジイはそのビールに興味があるといわんばかりにウロウロしてめちゃくちゃおれの手元を眺めてからプラコップを捨てて出ていく夢を見た。これはキモいというニュアンスだったかな。起き抜けには、鍵を閉めて出て行こうとしたらちょうど家族と入れ違いになったのでそのまま出かけてしばらく自転車で進んだのだがふと忘れ物に気付き帰宅すると出る前に聞いていたラジオが半端になってることも判明したしSNSも放り出していたのでラジオを聞きながら端末を触っていたらラジオは収録の様子になってちょうどおれが即席で作った音が流れたので無理してる感ある誉め言葉を聞いていたんだけど急にちょっとやめてくださいよという声が聞こえたのでなんだろうと巻き戻してみたら映画を見ていたという話に嫉妬して真横に座っていたババアのプロデューサーがパーソナリティーを押して椅子がキャスター付きだったのでそのままスライドしていきコップは倒れマイクも濡れたので確かにこれはひどいなと考えていたら収録が中断しスタッフがマイクとかスポンジを拭きに来てから収録を再開という運びになったけどまだかかってた曲はもういいわ消してと言われるしそろそろ終わりかなと思ったらまだあって別枠のCMが始まったし全員デブやんけとツッコミ入れてる間にみんなが帰ってしまったのだがさすが芸能人はデブでもオシャレだなと感心する夢を見た。普通、この流さなら覚えているはずなんだが、起き抜けの夢だからかあんまり覚えてない。スポンジを拭いてるところは覚えているんだけどそこからの類推も働かないんだよな。
起きて昼の番組見てて思ったけど指導で怒鳴るのもパワハラであり体罰なんだな。まあおれはでかい声出されるのが嫌いなのでやめてくれるならいいんだけど、へー体罰なんだなあというピュアな感想がある。つまり怒鳴るってことは暴力なので、怒鳴られて反射的に殴っても正当防衛になりそうな気がする。重ねて言うがおれは怒鳴られることが嫌いだから怒鳴ることもしないし、そういう世界になれば最高なんだが、多分ならないんだろうな。つーか、この次の世代から普通になるのかもしれないけど、体罰を否定するっていうことは体罰を受けてきた自己を否定するってことだし、特に過去に体罰を受けたことが納得ずくでじぶんでも成長した実感のある人間がその実感をすべて不正なものだと捨てて他人を指導するのはキツそうみたいな視点もないではない。もうちょっと具体的に書くと、体罰をしてきたけど恩師で感謝してるみたいなカテゴリーは存在しないし、お前はダメな教育を受けてきたという話になる。
ブラジル国立博物館が燃えて大変みたいなニュースって結構重大なはずなんだけど、基本的に日本のみんなが文化に無関心で死後著作権保護期間延長とかされても平気だし、国内の博物館が事故で燃えるとかじゃないとダメなのかもしれない。今のことにしか興味がないんだよな、資本主義の弊害だと思う、勉強もビジネスに役立つから英語を強化する、まあそれはいいとしても国語とか歴史になんか意味あるのという話になってくるとそれは経済的な意味がないだけで文化的な意味はあるわけなんだが、そうなるべきところが文化とかどうでもいいじゃんとなってくる。平たく言えばみんなが好きなジェーポップやファッションやまんがも文化なんだが、しかもそれらは必ず歴史的なものを含んだ文化なんだが、それでも現在以外どうでもいいじゃんと言われると、そっか……としか答えようがなくなる、文化がなくて労働だけしてる文化的死体って最悪でダサいと個人的には思うんだが、だからおれは労働を義務から外せよと考えているんだが、まあそういうの抜きにしても、今食える今生まれた文化以外はゴミみたいなひとでも、いずれ懐かしいものに手を出してしまうんだよね。そしてそのときはおそらく、文化とは何かということを考えてない。
今日は出かけなかったので日常の描写がまるでないが、ベトナムコーヒーのおかわりを紙フィルターで試してみたりしていた。メリタのドリッパーがすごいのか百均のドリッパーがすごいのか分からんが他の方法より断然早く抽出された、しかしそれでいいのだろうか、本来のスピードより早く抽出されてしまったら結局薄まるような気がする。