ぐ戒

車で古書店に乗せていってもらうことになっていたのだがこの新登場の自動運転レンタカー借りればいいじゃんとか言われたので最初から乗せていくつもりないんだろうじゃあもういいよ見せかけの優しさじゃんと大喧嘩になったあと部屋に戻ってフテ寝していたら部屋の窓が工事中の金具によって低く見える夢を見た。ありそうな話ではあるが、それより部屋の窓が云々のくだりだよ。確かにはるか昔に一度だけそのようなことになったことがあるとは思うが、そのときの骨組みの夢をおれはいつまで見続けるんだろう。なんか工事の骨組みが好きなのかな。現実世界で見てもあんまり興奮しないのだが。あと、三姉妹の役割が長女は天パで次女が選定三女がだらしなくじっと見るだけというものだったので天パは能力なのかと疑問に思いながらおっとりしてたので三女が長女だと思っていたと白状する夢を見た。これは完全に覚えていないが、天パが能力扱いってのはひどすぎて笑える。
なんかためらいなく嘘をつくサイコパスの脳は云々という話題があって、サイコパスってそれ以外に問題ないのかなとも思うんだがとにかく嘘をつくこと限定なんだろう、そのときは脳の前部帯状回の活動が低下しているらしい。脳の知識などはまるでないのだが、おれはまあ何回か書いている通り強迫神経症っぽくて、それで不安をずるずる引きずる傾向がまるっきり症例と一緒で困ったな〜というところがあったため、一時期猛烈な勢いで調べていた、そのときに関係する部分のひとつとして出てきたのがその前部帯状回だった。なんでまたそんなキモいものの名前を憶えているかというと、正確には偏桃体・尾状核・前部帯状回というパーツで、詳しくは分からんがこいつらのせいで脳が若干イカれちまうということだけは判明しているので、意味もなく不安に襲われたときは脳の中にあるそいつらが悪いのであっておれは悪くないという考え方をしている、それでその前部帯状回とかいう不穏な脳のパーツの名前を覚えているわけ、これは一般の人間が海馬といえば何をするところか漠然と知ってるみたいな感じで知っていて使っている。それでサイコパスが云々という話が出てきたのでビクッとしたわけよ。まあ、だからといって、責任感のない奴が適当な感情でいう「オレってサイコパスだから〜ヘラヘラ」みたいな感覚を持つわけではないが。
今日は出かけなくてもいいかと思っていたが、雑誌の受け取りがあったため普通に無理だと気付いた。脳の話をしていたら順番が逆になったが、なんか昼、起きた直後ぐらいにテレビのニュース見てたらなんちゃら銀行のひとが従業員をボランティアとして被災地に派遣したとか言っていたが、変なんだよな、それはボランティアなのか? 特に五輪関係でそういう話をたくさんしているのでここでは抑え気味にしておくが、ボランティアの自発性を無視して無償の労働力として使いまくろうとするのはやめろ、無償の労働力が欲しいならまずベーシックインカムを導入しろ。とりあえず出かける前にやりたいことをやっておこうと思ったので、重曹と熱湯を混ぜた液体にボダムのフィルターを漬け込んでみた。これは失敗で、こういう地の色が白いフィルターはキッチンハイターのようなゴリゴリの漂白剤じゃないと戦えないみたいだ。いや、一般化できるかどうかは不明だが、少なくともこのフィルターはそうであって、かなり長い時間漬け込んでいたのだがほとんど落ちなかったのでガッカリした。
インターネットニュースを読み終えたのでお出かけをして、、まんが雑誌を受け取り、ブックオフへ向かう。偶然一割引きだったので、平安時代の新書を一冊購入し帰宅した。なんか部屋、押し入れ部屋に、すんごく昔にもらったハンカチみたいなのが放置されていて、存在には気付いていたんだけど別に気にかけることはなかった。しかし今年はなんか何度も何度も目に留まったので、よし分かったと本腰を入れ、丹念に洗ってから使い始めることにしたんだけど、それを今日本格的に外で使ったら意外と便利だったって話さ。テンションが上がったので帰宅してすぐ洗って干してやった。
まんがタイムきららMAXの感想を書くんだけど一応段落を設けておくか。今月、『本日わたしは炎上しました』が休載していて、このときは原因が分からなかったんだけど、ネットで実際に炎上したとあとで知った。この話題、何回も書くからここでの言及はコンパクトにしとくが、何年も前の発言を掘り起こして攻撃(確かガン監督のときはこの言葉使ってましたよね)してきた挙げ句、それを謝罪しても追い打ちをかけて潰すという行為が本当に正しいかどうか考えてほしいんだよね、特にこの直後に同じような構図でガン監督の降板が決まったワケだし。おれはガン監督も作者のどげざもアニメ化が決まってたライトノベル作者も全員が救われてほしかった。『本日わたしは炎上しました』に関しては人気がなかったという嘘情報までバラまかれていてマジでキモい、おれは毎月感想を書いて褒めているから分かるが人気ない作品が連続ゲスト終了直後から連載開始するわけないだろ。面白くないという反応も最悪で、差別を許さない人間がそんな評価軸で人間を裁くのかよ。あと差別主義者を排除してくれてありがとう芳文社みたいなクソみたいな反応も多く見られたが、これはもしそうなら最初から連載中止にしてたはずだし、これは謝罪している頭を踏むような発言を受けた作者が最終的にアカウントを消すほど発狂したので連載不可能になったと見るのが自然だと思う。とにかくこういうことをするからおれは差別をなくそうとする人間は嫌いで、緩やかな差別を認めるべきだと主張している。なぜなら差別をなくそうとする人間は差別をするからだ。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。『きんいろモザイク』、一緒に暮らしたい欲望が強すぎて別の発言を「暮らしたい?」と聞き間違えるところで笑ってしまった。とにかく金髪へのあこがれが強い回。ポスター冗談に対してズレた怒り方してるのも良かった。『こみっくがーるず』、担当が変わる話をまだ引きずっている主人公、担当と気まずい打ち合わせになって狼狽する。最終的にいい方向の話は進むのだが、主人公が燃えないゴミとしてじぶんを捨てようとしてるところで笑った、燃えるじゃんと思って。『ステラのまほう』、身バレを発見する側の立場。それを注意するはずだったのにいつの間にかレズ的な惚れ方をしてちょっと行き過ぎてしまうの、まんまファン心理でよく描写できてる。最後の失恋っぽい感じも良かった。『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』、誘拐疑いひどい、ウケる。ちょっかいキャラがやってくる話、家族が別の家族を受け入れて更に設定を複雑にしていくのにちょっかい出す奴は明らかに面白がっててそのギャップがいい。パパがこうたるの部分でゲラゲラ笑った。『合体アイドル!スノウちゃん』、危ない綱渡りみたいな生放送をやる、よくやるなあと思ったけど案の定親が入ってこようとする、あるあるネタだ! 生放送中に金がどんどん注ぎ込まれたときの若干の不安、リアリティーあって良かった。別の奴の乳房のサイズが犠牲になったし。『タベモノガタリ』、ペチャパイというかまな板いじりが激しいが、特に夢の中でそのまな板を橋にして渡る描写のノリノリ感が絶妙で爆笑した。ツッコミ役はこのほかにもハムカツ全部取られるとかかわいそうだし、確かに殴る権利ありそう。姉も反撃だ。『私を球場に連れてって!』、あれもう優勝決まったんだと思ったけど、なんか引退試合とかあったからそういうタイミングなのかも。優勝した側が準優勝の主人公側を見下しているので、ケーキのプレートですらめちゃくちゃ煽ってきててゲラゲラ笑った、最高だ。CSがあるという流れで別に最終回ではないとのこと。『初恋*れ〜るとりっぷ』、基本的に主人公は先生にほぼ恋をしているので手を握っただけで顔を赤らめる。ライバルが現れてハラハラかと思いきや先生の妹とのこと、鉄道詳しくないが新幹線が飛ぶわけないのに羽根が出てきたとかいうのウケる。『ご注文はうさぎですか?』、旅行先も決まり、いよいよ出発の日という段階。クロスワードはともかく手品セットは絶対不要っぽい。髪の毛に気合が入っているのはかわいいが、それらを無視して一番乗り発言するのが面白かった。『サジちゃんの病み日記』、前回の流れを受けて前半はかなりシリアスなのだが、双方で折り合いをつけて仲直りしギャグで収束する、ここ最近で一番ホッとする展開。尻叩くのとかいいよね。でもすぐに新規キチガイさんが出てきた。『しょうこセンセイ』、読み切り時は親が校長だったが、連載版は親の後輩が校長らしい、そのせいで左フックなどという殺伐とした単語が飛び交い、しかも素振りまであって笑った。一方主人公は新キャラの年下に合わせてやる優しい展開『ももいろジャンキー』、ガキが不良高校にやってくる。そんな勇気のあるガキでもでかい園児には困惑する、みんなを困らせる最強の女だ。当の不良は居残りタイムであるため、みんなで踊って応援、不良もノリノリになったところで先生にバレるとかウケる。バレたときの主人公妹の反応もいい。『ぼっち・ざ・ろっく!』、チョーシこいて歌詞を引き受けた主人公が自宅で発狂する話、バイブス上げてくときのあのハート型サングラスとか最高に面白いけど確かに親が見たら超心配するし霊関係だと思われてて、そこもいい。シリアスなシーンちょっとあったけど最終的に金がないというハンマーが振り下ろされていた。『みわくの魔かぞく』、どうも主人公とヒロインの間にはお互い嫌われているのではというすれ違いがあり、しかもお互いがうまく話せない。それはいいが夜型の事情分かってそうなのに居眠りを見て不良だかっこいいとなるの理不尽でウケる。あとステーキから佃煮への距離が短すぎるのめちゃめちゃ笑った。『どうして私が美術科に!?』、そこまで好きでしたっけと思うぐらい、主人公の相手役の女がガチレズしまくっている、つまり同級生に鬼のような嫉妬を向けていていちいち面白い。秘密を速攻暴こうとしたところでツッコミ役に名字呼びされてるところとか最高だったな。『のけもの少女同盟』、文化祭何する? という話、最近条例で後夜祭のキャンプファイヤーみたいなのできないのか、知らなかった。ユルい部活通らなくてロシア文化研究会になってたのウケる。ロシア文化という流れで当然ウオッカが出てきたんだが、なんとビンの形がしっかりスミノフになっている、ここはウオッカ愛があるなと思って感動した。不手際続きだった大人が一番ノリノリでたしなめられてるのかわいい。『社畜さんと家出少女』、描写的に満員電車の中でみんながストロング系チューハイを飲んでるんだが、都会ではそうなのか?? 主人公(OL)も帰宅して飲むが家に女子高生がいて嫁役という流れ。おつまみ一緒に食う感じでほのぼのしてるが、腹を名付けてるのはオッサンくささがあってよかった。『魔法少女のカレイなる余生』、進路、そうか魔法少女にも進路とかあるんだ、と思っていたら結構ギチギチしててウケる。それで何も考えてなかった主人公が皿を山程割ってて危ない。その流れを受けて、過去に戻るよう仕向けられ、過去編に突入という流れ。『JK♂ですが、恋してもいいですか?』、中二病の新キャラというか、ライバルというか、同じく男から女になってしまったキャラが出てくる。中二病具合は全開過ぎるので、よくヒロインが付き合ってるなという感じ、その勢いが面白い。肩さわれない描写ゲラゲラ笑った、外国のやつだよね。『委員上のノゾミ』、優等生だけど居眠りしてみたいヒロインが主人公に頼む流れ。真面目に授業すると真面目に受けるので運動させるわけだが、脱げるか? でコマを切るの巧みだったな。最終的に膝枕でいちゃいちゃ。『16時のお忍び窓』、庭先に忍者がくるというシンプルな内容で、どうも猫と同一視されている。雑な隠れ身も良かったけど、分身してからは常に自己対話を繰り返していてかわいい。というか、今のところ学校生活は出してなくて、珍しい展開だな。『はんどすたんど!』、最終回。とにかく最終回っぽくなく、明るく、日常的で、完全に理想的な日常系の最終回だ。ポスターギャグも健在で、おにぎりの流れでめちゃくちゃ笑ってしまった。新入生呼び込むやり方、完全に釣りじゃん。『From Gehenna』、突然ひとの弁当箱振ってまずそうみたいな表現するのマジでウケる、なんの脈絡もなかったぞ。でじぶんのメシはという流れで学食へ、復讐でマズいものおすすめしたら素直に食うという意外性を発揮。主人公が食えてるじゃん、笑った。『徒然ゆにおん』、謎の女が新入生の主人公に絡んでくる、のっけからドブのような目とか言われて怒らないのすごいな、鋼のメンタルだ。何もできないポンコツかという流れからおもちゃに対して目がキラキラするという対比を鮮やかに描いている。友情だ。『ななかさんの印税生活入門』、冒頭からのブラコンシーンを主人公などにたっぷり見られてなんだったらスケッチまでされてるのゲラゲラ笑った、ひどくて最高。その後電器屋に行ってクソ高い液タブを見る、そりゃ高いですよねえ、しかも学生目線だとなおさら。小説は素直に書くのが一番とか許さんぞ! 以上です。