ぐ戒

旅行に行くことになったので準備が必要なんだけどまたボロボロの着替えを持っていったら何か言われるかな勉強もしてないしなと悩みながらアイポッドを見たら充電されてないしポータブルCDプレーヤーはCDを回し続けているし傷が付いているんじゃないかと心配しつついっその事充電器を持っていけばいいのではないかと考え直すもそれだと忘れっぽいおれが旅行先に忘れる可能性がありその場合取り戻すことも困難になってしまうと思ってしまい準備がまったく進まない夢を見た。忘れっぽいおれだからという心配はまったくその通りで、この恐怖がある限りどこへもいけないような気がするが、多分こういう物体系の忘れ物はしないんだよな。根拠がまったくないんだけど。というか、この夢は午前十一時頃のもので、本当はもうちょっと内容があったんだけど、胃痛が今どうなってるかまったく分からなかったしぶり返しが怖かったのでメモせずに寝て、内容の半分以上を忘れてしまった。
そうなんだよ。昨日の日記に書いたっけ? 忘れたけど、昨日は本当に胃痛がひどくて、うつむいたり寝転がったりしても全然治らず、しょうがないので胃薬を飲んだのだがそれでも即効性があるわけじゃなし、その後治るやろと高をくくって酒とクラッカーをキメたのが良くなかった、むしろ悪化したので、ストレートに何もせずに寝ていた。その胃痛が、起きてみると治っていたので良かった良かったと安堵したが、さりとて今日も外は雪がどっさり、まるで出かけられやしない。元を正せば昨日胃痛になったのは完全に無茶なかっこみ方をしたじぶんが悪いんだけど、メシを食ってる最中にひとの話聞いてると手が無意識に止まってしまうんだよね。メシが遅い理由はここにあるんだが、別にメシが遅いことに関しては、ダラダラ食うと満腹中枢がいい感じに刺激されるらしいという適当な知識もあって、特に悪いと思っていない。止まるのが良くない。止めんなよ、歩みをさ……。
まんが雑誌の発売日が連休で早くなっているので本当は今日が発売日、明日が着日のはずなんだが、結局大雪で物流が滞っており、おれのもとに届くのは予定日ですら火曜日になるらしい。つまり普通の発売日の一日遅れという形になる。それはしょうがない、大雪だからねと納得はできるんだが、普通の発売日と同じになるみたいな、遅れるにしても何の話題性もない遅れ方だというのがムカつく。それで気分を落ち着けるために手当たり次第に何らかの本の続きを読むぞということになった。あとは台所と自室を行ったり来たりしていた。これは酒ではない普通の飲み物をちびちび飲んでしまうのが嫌なので、飲み物を台所に置いておき、飲みたくなったら台所に行くという生活をしているからだ。単純にパソコンやキーボードにこぼすのが嫌という理由もある。咳き込んだりぶつけたこぼすなどのアクシデントにより、パソコンを汚してもきたしキーボードを壊してもきた。もうこれ以上アホみたいな理由で無駄金を使いたくないという意気込みを行動により示している形だが、不思議な事に奏するようになってから、少なくとも噎せることは圧倒的に少なくなっている。飲むということに意識を集中しているからかなあ。
自宅の屋根の雪が雨と気温で少し解けてでろーんとなってて面白いので写真に撮ったりもしていたが、屋根の雪はさっさと落ちてもらわないと困る、明日からまた雪なんで、このままだと落ちそうで落ちないまま降り積もり大量に落ちてくるという最悪のパターンになっちゃう。心配でしょうがないので昨日のあまりのワインをチビチビやった。あとパンとかコーヒーをな。そこで気付いたんだけど、明日も祝日だからアルコール摂取できるじゃん。みんなどうする? おれは飲む。無職でクソみたいな生活だけど、こういうときにケチケチしても人生が面白くないだけなので飲む。そのあと猿飛佐助ちょっと読んだけど、小説であるため読書速度が上がっており、この調子ならパッパと読んでしまえるなと得意気になっていた、このあと同じシリーズの宮本武蔵もあることだし、早いことはいいことだ。同じシリーズというか立川文庫なのだが、なぜインターネットで読める立川文庫を手元で読んでいるのか、それは楽しいからです! ところでまた雪の話に戻るようだが、太陽光線よりも雨の方が雪を解かすっての、理屈は分かるがRPG脳では理解できないんだよな。やっぱり太陽の力を強めて? ジュワッと?? したいじゃん。そんな妄想を巡らせるほど二月は何もできてないんだよな。本当に走ることもチャリに乗ることもできてないし、今月いっぱいはできないんじゃないかという気すらしている。まあしかしおれぐらいになると徳用クッキーの袋の底にたまった完全に粉状のクッキーを粉薬のように摂取することができますよね。胃薬へのオマージュです。