ぐ戒

まず飛ばしてしまった昨日の分の夢から書こう。親戚の家で腕立て伏せを二十回ずつやるというかやらないと家から出られないっつったら教師に なった奴が全裸で始めたので見たくもない尻がリズミカルに上下しているというノリに付き合いきれず裏口から飛び出すと何故か外ではなくテントに突入して中は停電状態でありリビングから聞こえるテレビの音が薄れるぐらい遠くの暗さに大量のプラグと理科の問題が置いてありここまで一緒に逃げてきた設定の女性ボーカルとあんまり見えない石を飛んで玄関へとゴールしたので外側から今度はなぜかいま出てきたところが近所から延々と続くビニールシートで覆われた駅舎だったんだけどそれを作ったやつをおれは知っていてお兄さん頑張ったんだなと灌漑にふけりながら男同士のペアで挑戦してる他人の行為を見て理科の問題がなぜかすごく簡単になっている様子に大人げなく憤慨する夢を見た。あと全然関係ないところでアメリカみたいなカーブをスポーツカーに乗せられていてそこから見える荒野を邪魔するように黒板が立てられている夢も見た。この日は寝坊したということもあり夢を思い出すのにやけに必死だったのでこれぐらいは書き残してあったという感じ。
で、今日の夢。一通り中国系マフィアに雇われてる女殺し屋の投げナイフの攻撃をびっくり返したテーブルに当てて回避するなど戦ってその同じ殺し屋がその後の食事で余った料理を下げに来たんだけど連れの子がぬいぐるみの作り方を死んでしまうかもしれない明日でなく今日このあとすぐ教えると言うとこぼれてしまったパセリのスープを拭く手を止めて殺し屋が女の子らしく大喜びする夢を見た。おれは外食とかしないので中華料理食う場所といえば壁が朱色なんだろうという決め付けしか持ってないので実際の夢もそのような内装であった。あと鹿児島の中で気温が74度もある安宅島という場所に行く夢も見た、船で来る場合直線距離だと二回乗り換えを駆使しないといけないしAmazonからの荷物は届くまで随分時間かかりそうだなと心配していた。珍しく両方の夢を覚えているパターンだった。
「ひとは感謝の気持ちを忘れがちです、仏壇はその気持ちを思い出す助けになりますし、我々がそのお手伝いをします」っていう仏壇のコマーシャルが要するに「感謝の気持ちは現金で表わせ」としか言っていないのを目の当たりにしてケラケラ笑ったり、ジャパネットがこんな時期に珍しいんですけどと前置きしてエアコン紹介してるのをラジオで聞いてゲラゲラ笑ったりしていた。エアコン届く頃にはもう春だろうしこんなクソ寒い今のうちから夏の準備なんて絶対したくねーよとか思ってたら八畳タイプが発情タイプに聞こえるという天罰を食らった。まあエアコンが発情しても何もいいことなさそうだけど。霜取りとかしちゃうのかな?
天罰といえば、それはなんの天罰だかわからないんだけど、ブックオフに出かけた帰りにダイソーに寄り道したらその往路で携帯を地面に落としてしまうしダイソーの駐輪場では鍵が半分壊れてまあまあ動かなくなるし家に帰ったら帰ったでいつもおれが留守番になりそうなときは留守番の大切さをやんややんや言ってくる家族が己のターンの時は何一つ迷うことなく留守番せずに出かけるという暴挙に出ていたのでイライラッとしたり、三重苦、さっきのも引き受けるならば四重苦を受けたということになる。その中でも携帯を落としたのが一番つらい、携帯を落としたって書くとなくしたという意味にも取れるのでわざわざ地面に落としたと書いたんだけど運良く呼称を免れたので良かった、いやよくない、おれは不幸中の幸いを幸いに数えない、これはおれのモットーだ。おれは不幸を(多分雨の浴び過ぎで)極端に敵視しているのでもし不幸中の幸いを幸いに数えるのならば幸い中の不幸を不幸に数えちまうぞバーカ!! と考えてるのでありよって今回の事故も大事には至らなかったとはいえ不幸は不幸だ。なんかカドのほうが著しく欠けてしまったわけだし。この携帯は契約が切れていて電話としての役割をとっくに終えてはいるんだけどメモやカメラとして未だ現役なのであと五百年ぐらいは壊れないで欲しい。五百年経ったらおれも小学校卒業してるだろうし。
セフレはタイ・ランパーン。運悪く、本日は運悪くが多いな、セフレ始まる1時間前から頭痛に見舞われていたので若干集中できなくて悔しい。ルアンパバーンとは違うんですよね? 駅についた際、どことなく欧州的な雰囲気があって意外だなと感じていたんだけど近寄ってみれば安心のタイクオリティであり、店員のエプロンのかけ方がダルい。ともかくダルい点が目立ってて面白いしおれが頭痛かったのもあってダルいところしかメモしてないがそれでもその時の映像がありありと思い浮かぶ、駅の近くでは寮母みたいなひとがご飯にカニぶっかけてたし、この建物はすごい木でできてるけどなんの木かは知らないとかすっとぼけてみたり、蝋燭が副きたみたいなジジイが近くの金持ちのボロい家を指さしたり外人と見るや適当にグッドだよと言ったりダルい。その反面ジジイは仏教に即した優しい言葉をかけるのでありそのギャップがハハアいわゆるほほ笑みの国ってやつだ、しかし別の青年は観光場所の馬の名前をボーナスとしているのであり、その理由は生まれた時におとうさんがいっぱい退職金をもらったからというもの、やはりダルい。野犬がうろちょろしているのもよくわからない台が道路に放置されてるのもタイっぽい。ブッダの骨、すぐ名前忘れるな、仏舎利がおいてある寺は学校と併設されていて周りはやたらとうるさい、骨が安置してある場所とは思われぬテンションであり、中ではまじめにお祈りがなされているものやはりというかなんというかどこでも見かけるパチンコ屋のネオンみたいなものがやはりここにもある。夜のバザーでもわざわざ電気で照らすべきでないものが照らされていたり、そういや寺といえばタイでは敬われてる僧侶がハンマーによるマッサージを受けて喘ぎ声を発しているし、マッサージ屋はマッサージにかこつけて僧侶をボコってるようにしか見えない。ここまでダルいものを書き連ねてきたけど最高にダルかったのは荷物をクソほど積載したよくわからないバイクで、五秒ほどしか映らなかったので詳しく見えなかったけどなぜかその周りにCDが釣り下げてあった、てっきりそれの説明をしてくれるのかと思ったら早々にそのバイクは走り去り別の土地に庭を持ってる金持ちのおばはんの肉団子屋に話のフォーカスが移ったのでほんとうに残念だった、あのダルさをきちんと改名してくれればパーフェクトだったのに。バイクといえばいくら闘鶏が、まあそもそも日本で言う帝釈天がニワトリに身を変えてみんなを救ってくれたからニワトリを敬っているという前置きがあるのに闘鶏を町の名産にしてるって時点でおかしいんだけどその闘鶏が盛んな地域に、ニワトリを、素で抱きながら、バイクを走らせてくる青年がいてそっちもヤバかった。一方知識としては出家式の映像がすごかった、ヒエードンドンドンっつって服やら枕やらその他いろいろのグッズを持ったひとたちと空手で踊りだけしているひとたちとが行列でゆっくり歩いているのでこんな豪華に出家を見送るんだと感心していたら出家するのは数日だけとか言ってたので数日でもこんなに派手なことするのかと感心するポイントが大幅にずれてしまった。全体的に陽気な感じで良かったですね。以上です。