ぐ戒

道草という名前のまんがが雑誌史上最長連載だということで年表が作られていたが並べたらすぐ終わってしまった連載がしょぼく見えてかわいそうだしとりあえず内容を見たら最終話直前ということですべての展開が終わっており主人公が異世界から日本の町に帰ってきたんだけど同時に町に住んでいたプリンセスは異世界に帰ることになったし実は道具屋のおっさんの態度悪い若妻も異世界の住人だったから帰ってしまうというのでおっさんこれから淋しいだろうなと思う夢を見た。この道具屋というのがまさしく近所にあったのだが、近所にそのような建物はないといういつものパターン。あと、大御所芸能人が3D寝という寝方をおすすめしていたんだけどこれは実際の3Dは関係なくて耳を3に見立てて一度枕につけてから寝る方法でこのときの後頭部がDなんだよと説明される夢を見た。夢にしては凝った内容だな。午前十一時の起き抜けには、知恵熱が出たよ~って報告される夢を見た。正午過ぎの起き抜けには、緑のペンキを爪先までしっかり塗って寝ているひとがいたので耳なし芳一かよって言おうとしたら本当にその緑のペンキの下に念仏みたいな文字が見えるという夢を見た。起き抜けの夢はいずれも覚えてない。
パソコンを付けてしばらく経過してからスナゴケを日に当ててなかったことに気付いたし、いい感じでいい加減になってきているのかもしれない。サラセニアの方は一部枯れてきてるけど、新しい個体も生えてきてる、血走ったような赤い葉脈の個体が。これらの個体は閉じた状態で血走ったように生長して、ある日突然開くので容赦なくキモい。食虫植物は育てるの難しいらしいけど、サラセニアだけはは水につけとくだけでいいから楽。ただ水につけっぱなしなので鉢は容赦なく汚れるけどね。話を戻して、いいかげんになると何がいいかっていうと、おれが神経質だから。植物が生長する分には嬉しいけど、ちょっとでも枯れるとパニクってしまうんで、いい加減になる、つまりひとつの植物にかかりっきりにならないためには、ある程度数を増やすべきだと常々考えていた。そして増やした結果、少し慣れてきた。少し慣れただけ本質は変わっていないので、昨晩も植物につく虫とか病気とかが嫌過ぎて動画を一時間半ぐらい見てしまった。最終的にこれって完璧主義なのでは? と気付いてやめられたのでえらい。
そんなぼくですが夕方は古本と植物を見に行きました。植物の知識が本当にないんだよな、キキョウはこないだ覚えたけど。とりあえずブックオフで英語と植物の本を購入、ホームセンターを二軒回ってプランター偵察しつつ植物を見た。昨日、瞬間接着剤で靴底を貼り付けたやつで出かけてみたんだけど、ツルツルのところ歩いてたら普通に靴底にガムついてんのかって感じになったし、最終的にはゆるく剥がれてきたので多分ダメだと思う。まじで歩きにくくてこれだったら靴底剥ぎ取った方がマシだわと思った。それからお花屋さんでシンゴニウム・ネオンを購入した。店のじいさんに話を聞いたら完全にカラカラになるまで水やらなくていいよと言われたんだけど、オルトランを撒きたかったので少しだけ水をやったんだよね。まあとにかく植物なので一旦持ち帰って、それから百均で石鹸と、家族のおつかいである結束バンドを購入し、最後に酒屋でサイダーを購入した。大移動だ。シンゴニウムは普通のやつもポトスなんかと違ってはっきりしない、フニャフニャでナヨナヨした葉っぱが生えてくるし、シンゴニウム・ネオンもせっかくピンク色なのにモヤモヤした、はっきりしないピンク色の葉っぱが生えてくる。これがいい。世の中を嫌ってるみたいな葉っぱがどんどん出てくる。でもシンゴニウムは冬に弱いから一年草として死んでいくかもしれんな。とりあえず真夏だし植え替えやりたくなかったしプラ鉢に予め入ってるやつでちょうどよかったよ。ついでに、久しぶりに苔ショップ見たけど、ヤマゴケが復活していた。あの頃あったら買ったかもしれないんだよな、スギゴケを買ったあたり。売られているホソバオキナゴケかアラハシラガゴケか分からんが、スギゴケもウマスギゴケかオオスギゴケか分からなかったんだった。まあスギゴケよりは見分けるの楽だろう、大きさが違うから。おれのところにあるスギゴケは一番生育状態が悪いんだけど、ガラスの筒に入れてあるやつだけ少し生長が見られて謎。あとサラセニアにもとから付いていた土に生えてた苔は土の中に混ぜ込んだんだけど、腰水管理してたら普通に元気いっぱいになって生えてきた。やっぱりこういう環境は苔にも好まれるな。枯れてきてるスギゴケは多分生長し切っているので、乾燥させてバラバラにして撒いてやり直したほうがいいとは思うんだが、その環境を作るのがダルい、ダルいというか思いつかない。