ぐ戒

回り道してみると網目状の衝立の内側にかがんで背中が見えているひとがいたんだけどよく見たらそれは自分自身でびっくりしてしまい背中が見えていることを注意しようと思ったがそんなことをしたら歴史が変わってしまうと躊躇する夢を見た。これもうちょっと長かったはずなんだよな、この場面を強烈に覚えているし。ただ夢の中でじぶんを外から見るのは怖い夢だっていう可能性もあるけど。起き抜けには、近所の行き止まりで各種硬貨を取り揃えていてフタの王冠もあるなと感心しつつその屋台を離れて引き換えしたら車とすれ違ったんだけど知り合いが乗っていたし行き止まりの道だってことが分かんないだろうから教えてやりたいんだが連絡手段もないしかわいそうだなと思いつつ帰宅する夢を見た。近所っていうのは大昔に知り合いだったかもしれない同級生の家の前にある、一度も入ったことがない家のことなんだけど、どうしてあの家のことが今突然気になったのか分からない。
下記忘れてたけど昨日は腹筋しまくったから久しぶりに腹の表面が痛いな。いいことです。表面ていうか斜腹筋? とかいうところが痛いんだと思う。でも痛くなって治るとしばらくその辺は痛くなくなるし、どうも鍛えられているというより無意識にズルして別の筋肉使ってごまかすということが発生してる気がするんだよな、全然腹筋がつかないし。走るのが楽になるだけでいいので別にムキムキになりたいわけでもないが。ムキムキになるとシャツはち切れそうだし。タイのニュースを見ていたら、発情したゾウさんにゾウ使いが踏まれて死んだという記事があったので、かわいそうだと思った。ゾウさんの発情って怖いんだな。インターネットおもしろテンプレでなんか恋が実らず住人を殺すゾウみたいなのがあった気がするが、ゾウにしてみれば人間もアリみたいなものなんだろうな。ただ人間は発情してもアリを潰したりしないけど。あとは、またヘビとかミズオオトカゲを捕まえたニュースがあったので読んでいた。画像には巨大ヘビを持って親指を上げてる男が写っていたけど、そのヘビ途中の太さ的に何かを飲み込んでる気がするんだよな。人間ってことはないよね? あとミズオオトカゲをバイクで運ぶ様子も掲載されていたけど、ホームセンターで買った肥料みたいな運ばれ方されてたので笑ってしまった。でも害獣だからしょうがないよね。
今日は街の方面へ向かった。新竪に古典文庫が三十冊ぐらい入ってて(多分去年秋の売れ残り)、全部欲しいいいとなったけどまず十冊まで絞ってから、さらに三冊に絞って購入した。物欲が制御できててえらい! ガレージには何もなかった。そして帰宅後、パソコンを確認するとブックオフオンラインの本が店舗に届いてたというお知らせがもう来ていた。タイミングが合っただけだろうけど早い。しかもメチャクチャちょうどいい。次はブックオフに行くタイミングなんだし。木更津でドーベルマンが暴れまわる中、おれはストリートビューのデータ抑制cssを直し、ようやくビューを再開できたけど、そしたらもうやめなきゃいけない時間になってた。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。創刊十三年なのにうっすい。しかも出張掲載みてーなやつで百ページほど稼いでおいてこの薄さ!! つーか一話のみ出張掲載、読み切りですらないからオチがないんだよな。だから感想は書きませんが、そもそもそのようなものを掲載するのが狂っている。『賭ケグルイ双』、三つ巴のじゃんけんギャンブル、明らかに弱い駒のせいで進まないかと思いきや、その過大なリスクを取りに行く奴もいる。腹の探り合いみたいな形になり、相手ふたりが勝っていく中、ひとり勝てない主人公という構図。『履いてください、鷹峰さん』、初詣でだが相も変わらずおっぱいを出しまくるひとたち。乳首書いても良くない? そもそもレズのひとが主人公に近付いても恋のライバルになるわけないのに対抗意識燃やしちゃうのかわいいですね。『ラグナクリムゾン』、主人公側の激闘の続きだが、別の敵の回想が入るなど時系列は目まぐるしい。劇的な死というべきか、先に死ぬことが予告されてからの敗北という形なので混乱はしない。見開きが多い。結局一番強いドラゴンはどうなるんだろ。『恋愛自壊人形 恋するサーティン』、告白失敗の影に成功あり。それはいいけど告白失敗側の友人が武装して主人公に襲いかかる。この辺の殺し合いっぽいムード、人間側に禁止されてないのかな。結局主人公が言った言葉が友人の言葉と重なって去っていくという友情色強めの展開。『最近雇ったメイドが怪しい』、やっぱり物陰にいたひとはメイドやないの! 肌の色で猛烈にバレそうなのに堂々と尾行。主人公の友人のメイドに見つかるという失態を犯した上、やるべきことがなにもないので、なんと露天風呂シーン。パーフェクトな仕事だ。『賭ケグルイ』、金を配りに配っていて豪勢なのだが、それ故奇妙さに混乱する生徒もいる。一方会長側はギャンブル決着。敗北なのだが、会長の対の存在が己を取り戻したということでもある。外伝主人公が本気で悔しがっていることイコール人間性みたいな感覚かな。トップゆえの孤独も描かれていてバランスが良い。『好きな子がめがねを忘れた』、なんか毎回告白してない? 他人のキスを見て気まずくなってからの、疑似子育てみたいな迷子案内は見事だし、そのあとのやや意味なく双方が目を閉じてキスを連想させる流れも良い。でも言ってることはふんわりみたいな。『ポラリスは消えない』、距離が近い、ほかの人間は無視、マネージャーすら無視という行動の根幹にあるのは死んだヒロインとの完全なる同化であるため、一方からは異様に、一方からは野心が見えないように感じるという微妙な関係性。今回は男の方は出てこず。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、飯盒炊爨だ! 飯盒の方向が違うみたいなのあった気がする、描写が細かい。相手役の男はいつも通りのほほんとしていて恋愛伝説のこともサラッと聞いてくるが、主人公は前回別の女から言われたことを引きずってる。でも別の女は堂々としてほしかったというわけで、このすれ違いが絶妙だった。しかも主人公は電話のせいで恋愛伝説に参加できない。『怪人麗嬢』、ヒロインのライバルは隔離された地区で生き延びた奴、また別のキャラの戦いで別のエロスの存在が仄めかされた上で、主人公の戦い。身体能力がすこぶる高くなっていてもはや敵の側近レベルはいなす感じだが、その教祖がエロスだったということで形勢逆転されてしまう。熱い展開だな。『ジャヒー様はくじけない!』、ついに魔界での部下に本当のことを言う流れ。部下にまかせた経営がうまくいっててウケる。告白するところはかなりシリアスだが、部下が出ていったときに店長の欠けた言葉が「前から言ってみたかった」ものだということでここにボケを入れてくるのはうまいと思った。『サキュバスとはじめる真剣交際』、行き倒れみたいな女を助けたら悪魔? サキュバス? でまた精気を抜かれる主人公。ガード弱いところが面白いが、実際精気を抜かれまくっているので怪物みたいな力になってしまい真剣に悩む一方、ヒロインには精気を抜かれたことを謝るという、かなり大変な状況がよく描かれている。『はじめての諏訪さん』、なんか短い。年越し、ライン的なものを使って、ヒロインになんて言葉をかけようか悩んでいたら、勇気を出して告白することの大事さに気付くというメッセージ性の強い展開。ヒロインの母親にハマってるぞ!! まあ確かに主人公の存在感はかわいい。『百姫夜会 -傷痕契ル乙女達-』、これもなんか短いが、多分ブリッジ展開だからだと思う。女同士で風呂に入る展開で、何故か衣服着脱システムがある幽霊も裸で風呂に入る。脱いだ服が消えるとかすごいシステムだ。友達になりましょうという話なのだがとにかく裸。いい仕事ですね。『六畳一間の魔女ライフ』、一時的とは言え相方がハリウッドに行っちゃったので淋しい主人公。ご飯ふたり分作っちゃうやつとか死んだみたいじゃん、ウケる。とにかく買い物に行っても幻影ばっかり見てるし重症だ。で相方が帰ってきたら、今度はハリウッドの仕事を断ったのはじぶんのせいじゃないかとウジウジ。主人公の情けなさがしっかり描写されている。そして風呂シーン。『賭ケグルイ(仮)』、今月号も短い。なにかが足りないから顔を近付けて見てやるっていうのは狙ってるだろ、メガネ。『ソード・オラトリア』、完全に主人公が入れ替わっててウケるな。とにかく本編主人公と黒牛の戦いが熱い。でもあんなチャージショットみたいな技あったっけ。主人公側の話はヤングガンガンの都合で途切れてるから分かりづらいんだよな。押し返し、押し返され、倒れつつある尖塔に乗ってるのがクールだった。以上です。