ぐ戒

魔法を使うたびに服を消費する魔法使いがいて助けたいひとがいるんだと絶叫していたけど結局魔法を使い過ぎて裸になた瞬間仲間がその魔法使いを抱えて逃げるという夢を見た。なんだろこれ。裸体が担がれているところだけはよく覚えているな、ちなみにこの魔法使いというのは男です。起き抜けには、感謝感謝の八号線ですと言ってるひとがいたので知らない号線だったらどうするのと質問したら何号線でも大丈夫ですとブチ切れられてしまう夢を見た。夢はこれだけ、後者のはあんまり記憶にないな~。
最近追ってる揉め事は毎日フレッシュな言葉が出てきてすごいのでやばい、ずっと燃え続けている。しかしそういうものを見続けているとハートが腐ってしまうので、東南アジアニュースを読む。ベトナムでは拳銃で人質を脅しながらその様子をライブ配信という、何が目的かイマイチ分からないことをやっていたのでレベルが違うなと思った。人質は助かったみたいだし犯人は逮捕されたようだった。遠くの親戚に見せるつもりなら全世界に配信しなくていいはずなんだが、やり方を知らないとかかな。とりあえず今日も出かけるつもりがなかったのだが、ゴシップ読んでたら結局本が読めなかった。おれはバカ野郎だ。しょうがないのでダンベル体操をやっておいた。
ここででっかいニュースが入ってきた、ついにまんが4コマぱれっとが終刊になるとのこと。そもそもぱれっと系はふたつあって、まあまああってから「まんが4コマぱれっと」と「ぱれっとLite」が合併、それからしばらくは平和だったが、どんどんワイド四コマが侵食し始めて、既存の四コマすらワイド四コマになってしまった、のを受けておれはぱれっとを離れたわけだが、ついに体力がなくなって死んでしまったという感じだろうか。Liteがあった頃はきららに追いつけ追い越せだった、ように個人的には見えたのだが、ほぼワイド四コマ専門誌になってからは無な感じだったと言うほかない。ああなる前は付録付けてもきららのように値上げしないとか、連載休止中の作家をいつまでも見捨てないとか、良心的な雑誌だったんだが。まあ、まんがタイムきららミラクは最終号が発売されるまで休刊をお知らせしない現地解散スタイルだったので、まんが4コマぱれっとはそれよりはマシなのかも。ぱれっとでいち早くワイド四コマの座を占めたのがびそくぜんしんだったと思うけど、あれはまだワイド四コマだけど大きい一枚絵 + 四コマだったのでやりたいことは理解できる、ピンナップ的というか。でも結局ワイド四コマになって空白が多くなっただけという作品もあり、そうなると情報量的にも水増し感が拭えないわけ。とにかく普通の四コマだったものを途中からワイド四コマにしたのはまんが4コマぱれっと最大の悪ですわ、これだけは確実。本当に理念がないやり方だった。ちなみにまんが4コマぱれっとツイッターのヘッダがろこどるだったので、最大の成功ってことなのかもしれない。今月号にはクライマックス直前と書かれているし、普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。と共に終わるパターンだからきっとそうなんだろうな。ミラク桜trick完遂ののち休刊だったけど、あれは同時じゃなかったからねえ。ちなみにまんが4コマぱれっとの公式ツイッターを下にスライドして見ていったら、ちょっとアラビア数字を使いますが、読み切りで一挙34Pとかすごいことやってるな。これは購読してたら明らかに嫌な予感として受けとっていただろう。普通の4コマは通常8Pワイドだと16Pなのでそもそも薄い四コマ専門誌で34Pは幅取り過ぎってやつなので。。つうかその読み切りは表紙だけで不明だけどその下のツイート読んでたら普通のまんがが出てくるし、ひょっとして今のぱれっとって普通のまんがが相当数掲載されてますか? 悲しい話だよ。ちなみに公式サイトの方を見てきたけど、まだ"『やさしい教師の躾けかた。』は作者都合のため休載します。"なんだな、数年前からずっと休載中だがおれが読んでなかった期間に復活したこともあったのだろうか。今検索したらサキュバスさんのはつしごと。も長期休載ルートらしいな、この作品もぱれっと読むのやめるちょっと前に無理矢理ワイド四コマ化されていたが。この作品はおれがぱれっとを買っていた頃に表紙をガンガン飾っていたので、まるでアニメ化でもするような破竹の勢いやなと思っていたのだが、どうしちゃったんだろうね。休載は作家だか編集部の都合だし読者は金出してるんだったら一発ぐらい文句言ってもいいとはいえ究極的には作家が大事という感じなんだが、休載を続けているとまんが雑誌そのものが休刊になってしまうということを学びました。今日はこれ以外に、耳栓を注文しました。モルデックス一個、ウベックス二個買いました、豪遊じゃ! 安いからね耳栓は。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。『賭ケグルイ双』、中学生は以前十億円を台車で持ってきたひとと戦いたいらしい。一方主人公も中学生をぶちのめしたがっている。主人公の敵意以外はかなり謎めいた展開で、特に最後のセリフの意味はこの段階では分からない。『ジャヒー様はくじけない!』、みんなでボードゲームなどをするほのぼの回。みんながサイコロで一を出すのむしろレアでは。表情でバレるババ抜きはあるあるだよね~。なんかワイド四コマ展開だった。『恋愛自壊人形 恋するサーティン』、恋愛テロの前の一コマみたいな雰囲気、恋バナというやつだがやっぱり最後のシーンを見る限り影がある展開ではある。ケガのことを認識できないのか「腕の色が変わった」みたいに表現していたところが良かった。『最近雇ったメイドが怪しい』、季節外れのクリスマスみたいな展開だが、前回までの展開とは一転して超穏やかな展開。好き好き愛してるみたいな流れだが、もはや攻守交代の攻めが弱い弱い。告白と同等だと思うがどうなんだろ。『百姫夜会 -傷痕契ル乙女達-』、ヨーヨー神父を連れてあの女装花魁の元へ。つまり主人公のペアの幽霊は既に寄生してるから成仏しなくていいけど、花魁は成仏しないといけないのか。立場的に主人公が悪の立場にいてしかも堂々としているのが見事。『履いてください、鷹峰さん』、またエッチな絵ばっかり書いてる!! 欲望に忠実でいいと思う。かなりの高さから顔面騎乗されているのに前歯折れるどころか柔らかさを感じることができるなんてクリスマスの奇跡だね。『ラグナクリムゾン』、総力戦の続き。片手を失ったひとの回想シーンが出てくるなどかなり感動的な流れで、ひとつの戦いが終わるという感じだが、主人公って宇宙に出たままなのか? 『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、猫なので女のことをメスと呼べる展開。メスガキと呼ばないところに理性がある。しかし匂いで感じ取るのはちょっと怖いな、猫だからしょうがないが……。第三者目線での三角関係の描写が巧み。『好きな子がめがねを忘れた』、ほかの女に傘を貸す主人公、それを見て誰にでも優しいのかと若干嫉妬するヒロイン、ちょっとめんどくさい性格!! そこを友人の作り出す柔らかな雰囲気でトゲがないように描いていて爽快感ある。主人公の自宅突入だ。『怪人麗嬢』、冒頭での国家転覆云々はそれ以上展開がなく、タイマンを張る主人公グループの仲間がメイン。相手の回想シーンが多くて戦いはどちらかと言うとオマケっぽいが、それを汲んで最後は幸せな夢を見せるというの、すごくいい話で、しかも「続き」がないという残酷さもあって鳥肌が立った。『ソード・オラトリア』、帽子の神様の暗躍。やっと話が読めてきたけど、魔物と人間の和解を阻止して、人間が魔物を倒す英雄物語を復活させようとしている? こっちは番外編なのに本編主人公目線が強く、番外編主人公の側は親指が疼いているだけだった。『ブラトデア』、全体的に見るとやはりこの原作らしく、撃退から即刻次の敵という小気味よさがすごい。原作主人公の強さを見せつけるような展開も痺れる。ところでやられたひと、ずっと扉に挟まれっぱなしなのかな、かわいそう。『遺書、公開。』、最終回なんだけど、うーん、こういう終わり方はちょっと嫌なんだよな、ホラー・サスペンス作品において「恐怖は続く」みたいな感じにされると、それは「おれたちの戦いはこれからだ」と一緒で完結してない気持ちになる。この作品は心理描写が良かったので特にこういう終わり方をしてほしくなかったというのが正直なところ。『ポラリスは消えない』、番外編。さすがに展開が謎めきすぎていてこの短い番外編では読み取れることが少ない。渋谷金魚の番外編みたい。『勇者名探偵』、こちらも次回最終回なのでクライマックス。極端にギャグが減ってきてそういう予感があった、魔王と勇者という二項対立の決着というか。この作者はこの連載の前の単発読み切りで暗めの話を書いていたので、もともとそういう話の方を書きたいのかもしれない。ジジイがじぶんの能力で勝手に死んでいた。『魔女の世界で最強なのは物理ですが何か?』、三か月後なので再び主人公組の最強展開に合体技。修行は端折られたのでよく分からないが、前回抜けなかった刀はちゃんと抜けるようになってる、いい展開。で主役は遅れてやってくるという形。『賭ケグルイ(仮)』、名前を呼んでも呼ばれても蹴られる! 『六畳一間の魔女ライフ』、取材が来てニヤニヤしてる主人公の元におじゃま虫の姉が! 冒頭のフリがきいててその変な魔女はじぶんたちのことだって分かるシーンがめちゃくちゃ面白かったな、恥を忍んで嘘をついたのにすぐバレるところも。『怪演!もののけ座』、ここから読み切りシリーズ。これは題名の通り、演劇に誘われた主人公がもののけというか妖怪のいるボロ屋敷で戸惑いつつも演技の道を歩む話。みんなが化けるところで完全に現実を魅せられてるのが良かった。あと使用済みの金棒。『宣妖師』、宣教師とか買っているんだろうか。木製ヘッドホンのような装置で人間の声が聞こえるようになった主人公が人間と妖怪の間の架け橋になる話だが、具体的には人間に降り掛かった妖怪的な恐怖を取り除く感じ。堤防を壊すという結末だったので誰も傷付けないのかと思いきや、途中の首吊りシーンは幻覚なのか現実なのか分からなかったな。『Inkmagic』、目的がはっきりしているので、モテる→モテへんやんけ! という本筋がありつつ、タトゥーで強くなる主人公とその彫師という構図。ほとんど軽いノリで王様を殺しに行くので主人公も悪の可能性がある。『退屈ならちょっと寄り道しませんか?』、直球のラブコメにヒネた主人公。帰り道の一点に絞って女の子の魅力を引き出す感じだ。主人公の名前を一瞬けなすように見えてやはり愛で包み込む流れで、だんだん心を許すような描写が良い。『犬歯の当たらぬ口づけを』、レズもの、じぶんに好意を寄せる女の子が吸血鬼かどうかというところ。主人公の環境から言うと女友達は全員なくすし告白してきた男はクソだし、拠り所が吸血鬼しかないような気もする。切なさを込めた幸せという印象。以上です。