ぐ戒

リサイクルショップに行ってガラスのお猪口を買おうかなと思って三つある商品を見比べていたんだけどどうも欠けたようなデザインなのではなく本当に欠けているらしかったしそのうちのひとつは本当にボロボロに欠けていたので危なくて使えないなと購入を見送り今度はミニ四駆を見ることになってこれは絶対に欲しいぞと思ったけど自宅の廊下で延々走らせるのかと思ったし悩んでいたがとりあえずバンパーに立てる金属製のポールは今後入手困難になりそうだからと四百円で購入し店の外に出ると大雨でポケットにさっきのポール入れてあるけど錆びないかな大丈夫かなと心配しつつ大きめのレインコートをすっぽりかぶって自転車に乗っていたら河川敷の手前あたりで晴れてきたけど歩道のない道路が渋滞していて治安も悪く電柱の上にあるスピーカーから前を行く車は犯罪者なので気をつけて霊視しましょうと呼びかけられたので追い抜きざまに見て全力で逃げたところ工場の近くに出たし道は相変わらず渋滞していて歩道もなくどこからか芸人の絡みが聞こえてきたしマナーの悪い車の横を無理矢理通り抜けていく夢を見た。まーたリサイクルショップに行っとんのかこいつは。工場は近所にある工場だった。午前八時の起き抜けには、島から連れ去りって倫理的に問題あるぞと言っていたら連れ去られる側の人間がお好みでどうぞと答えるという夢を見た。この午前八時には耳栓が抜けていて目が覚めたんだけど、抜けた耳栓のうちひとつがなくて布団をひっくり返して調べていたら足元にあったので、手で抜いただろと思ってイライラしてたら夢の大部分を忘れた。百均で買った紐付き耳栓はちょっと失敗だったので、買い直さなきゃなと思った。正午過ぎの起き抜けには、ネットの記事にイチャモンレベルの悪口が書かれていたので訂正してまわってたけど先に訂正すると目立つし揉めるかもよと言われたのでそれもそうかと一旦取り消して単独犯を追って四国に行くぞと高らかに宣言したら犯人は狼狽して逃げ惑うという夢を見た。四国にいる段階で結構逃げてるような気もするが。
この日は晴れたり吹雪いたりを繰り返す無茶苦茶な天気だった。晴れ間が二十分ぐらいあると、おっ出かけられるかなと思うけど、スーッと黒い雲が近付いてきて吹雪になったりするんで完全に無理ですね。今年の冬は手強い、全然出かけられてない。本も読めてない。なんか轟音がしたと思ったら屋根から雪がドザー。目の前は揉め事だらけ。いやそれはおれが首を突っ込まなきゃいいだけなんだけど。天気予報によると来週ようやく雪が止むらしいので、まあ今月は我慢だねとなる。タイでは今日もボランティアのレスキュー団体同士が縄張り争いで拳銃を抜く、というニュースがあったので本当に熱いと思った。すぐレスキューできるじゃん、効率的だね。それはそうと窓を開けて音楽を聞いているのだから、フリージャズは突然女の喘ぎ声を流さないように。
今日も出かけられないな~と考えながら、おにぎりみたいな雪玉が屋根を転げ落ちていくを眺めたりしていたら、ファイヤーフォックスがまた壊れてしまった。再起動してもついさっきまで使えてたプラグインが使えないのだが、なんだこれ~と思ってたけど、ページを何回か移動したら戻ったので良かった、いや良かったのか? 原因が分からないというのはただただ怖いのだが。で、今日は出かけなかったんだけど、いい加減走りたい。夜は雪が降らない予報だったので、これはイケるかもなと思って走りに出てみたんだけど、家の前以外は路面が凍結していた。我慢して走っていたら凍った路面で滑りそうになって踏ん張っていたんだけど、そこに向こうから犬が全速力で駆けてきたので、犬に轢かれる!! と思ってしまったね。でか過ぎるんだよ。犬。結局、家の前の直線を何度も往復して二キロぐらい走ったけど、足を痛めたかもしれんな。最悪じゃん。夜には、電話機としては使えないスマホでまつ毛って入力しようとして「まつけ」まで打ち込んだら予測変換で「マツケンサンバ」が出てきてしまった。不意打ちは卑怯だぞ。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。『ぬるめた』、やわらか戦車が出てきた! 雪合戦に兵器として改造されたアンドロイドを投入する話。とにかく子供がギャンギャン出てくる。脚長の機体にしたら雪に手が届かないってのがうまい。最後のはむにむに期待か。『こみっくがーるず』、文字のプレッシャーに押しつぶされてるのかわいい。割とシリアスな話で、要は担当との絆があるゆえにオリジナル作品執筆を決意するいい話。辞退します、受かってません、のコンボは笑った。『お姉様のVな事情』、おっさんの描写が相変わらず渋い! モニターの向こうの新キャラはお姉さまと同じ学校。まあ確かに金持ちからしたらギャンブル一筋の考えは新鮮かもしれんが、札束出してくるのも破壊力あるな。『瑠東さんには敵いません!』、あこがれの瑠東さんになりたいサブキャラ。全部うまくいってなくてウケるが、それが後半の自己確立みたいな流れにつながっていくのが良かった。しかし砂浜想定は爆笑したな。『妖こそ怪異戸籍課へ』、雪女だっけ? つららのひと? メイン。寒さの震えと恐怖の震えごっちゃにしてるの巧みだった。食いしん坊との対立関係も実は好き同士みたいなほのぼのとした書きぶり。お湯が飛んできたときの本気の声で笑った。『コンビニ夜勤のあくまちゃん』、のっけから自らの惨めさにぶっ倒れてる主人公、ウケる。とにかく悪魔として悪意を周りに振り向けるのだがうまく行かないどころか、おばあちゃん相手に罪悪感を抱く。そこで親切にするとパワーアップという、今後の展開を変えそうな話。品物を前に出すの分かる~。『ななどなどなど』、不穏な空気が現実のものになるのだが、とりあえず前半は金持ち姉妹が衣装をボコってて笑った。で後半はアンドロイドを処分か初期化みたいな話でかなり暗くなる。でも主人公が妹を一喝したらそれで解決しそうな気もする。『マグロちゃんは食べられたい❤️』、マグロは布団で寝たことないから眠れない、確かに……! マグロを連れて釣りに行くのも斬新だが、釣り方は教えるんだなという思いもありつつ、むっちゃ釣ってむっちゃ捌く。同胞の内蔵えぐり出しはさすがにキツいだろ、笑った。『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい!』、カラーなのにしょぼい四コマ入ってる! そのしょぼい四コマがテーマ、もちろんかわいい下僕の作品だから無碍に扱えない。すると雑誌レベルで書いてこられて寝不足、ここまででも面白いが、さらに自身をつけて編集部持ち込みからのブランコキイキイが惨めすぎてゲラゲラ笑った。『リリカお嬢様に振り回される!』、足が不自由・親からの愛が薄い、という二点でやや重い空気がある中、さらにメイドの顔を事故でパンチしちゃうという気まずい展開なのだが、そこを酒の気楽さでギャグとして昇華してたのはうまかった。最後の天丼も良い。『今日の授業は恋愛です!』、サブキャラのふたりが喧嘩中? と思いきや、その片方が昔からの友情を取るかどうかでめちゃくちゃ悩んでて、その背中をもう片方が押すいい話。ややドタバタ気味なのが面白い。主人公がこれに気付いてないのがまたポイント高いよね。『SAN値直葬!闇バイト』、ゲスト二話目。のっけからたくましい主人公の発言がありつつの、相方は魔法使えるのに主人公は元気のみという対比が面白い。さらに雇い主を軽くディスってたら呪いの人形で筒抜けで向こうでツッコミ入るのも良かったし、異形の描写も迫力があった。しかもさっきの人形が身代わりとして役に立つというオマケつき。やっぱ面白いな~と思ってたら次号から連載化らしい。やったね。『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』、新連載、のっけからもちもちしている。意思を持った杖がさっそく荷物掛けにされてて笑ったが、新連載なのにもうシリアス。とは言え横長コマと六コマという構成は良かった。主人公割と自己犠牲的だな。浮遊する杖のおかげで助かる。『のむラリアット!』、試合なのでシリアスプロレスシーンが続くが、背中のチャック開けてで一応コミカルさを演出。まあ双子と言えば入れ替わりが華ですよねえ。一応一騎打ちのためのお膳立てみたいな展開ではあったが敵は徹頭徹尾ヒール。『ホレンテ島の魔法使い』、前回の展開を受けて今回は逆に力を合わせる。というか、おーっとこれはと思ったらやっぱり次号最終回なんだな、そもそも魔法使いを捕まえることが目的だったんだし。最後だからかみっちりと歌展開だった、終わりの歌ってなんだっけ、最初の頃に聞いた気がする。『だいせいこう!異種族ガールズ』、セックスとソックスを間違えているのかと思ったらガチセックスだった。いわゆるセックスしないと出られない部屋をネタにしてる感じ。スライムとのセックス、ほぼローションプレイでは?! 博士も映像で出てきてかなり混雑するが、腰を振っているところは爆笑した。性欲が溢れ出てる展開だ。『ご注文はうさぎですか?』、さすがに分かる展開だが、全員の弁当をスライドして作る結果に成り行き上なる話。それでも服引っ張りを対比させるなど巧みな場面が多数ある。ところで失敗すると分かってる弁当を一回作らせるのは何なんだよ、笑った。あとちゃんとハズレおかずを作る悪魔がいる。『郵便めぇきゅう!』、ミラクぽさだ。題名の通り迷宮に郵便配達する話、配達員という形を取ることで冒険者の傍観者という立場を取るスタイルだ。コミカルな魔物が華を添える感じだが、魔物を素手で握って大丈夫と考えるの心臓が強い。汚れた郵便って再発行してもらえるんだ。『社畜さんと家出少女』、年末の大掃除。5%の缶チューハイで即刻酔いつぶれるの絶対演技だろ! 幼い頃の写真を迷いなく撮影する奴がいて怖くて笑った。酒癖悪かったらごめんなさいってのちょっと当てこすりっぽくてウケるな。『素敵な社畜LIFE』、社畜のあとに社畜読み切り、こわい! こっちは外人とのカラミをやる感じ。ソシャゲへの課金が逆にプレッシャーになるの薬物っぽいな。ツッパリを出すまんがはいいまんが。『ぼっち・ざ・ろっく!』、録音担当してない奴は暇という見下し笑った。とにかく主人公がミイラ化してて怖いが、家族の対応が完全に慣れててウケる。音楽のデモいっぱい作っちゃうの分かる~。でも作りすぎると容量圧迫するよね。最後、参加させてもらえてない者の悲哀だ。『六条さんのアトリビュート』、前回の本棚で見つけた手がかりを見に戻った主人公、エロ本と勘違いされてる、いい友達を持ったな。中盤からは回想を交えたややシリアスなもの、物語の核心ってやつ。『亜九龍伝』、いわゆる九龍城にケモミミというファンタジー。擁護的には中華だな。耳は四つある設定とちゃんと断っていて良かった。あと一万円で許してもらおうと思ってるところもかわいい。強いヤクザの登場だ! 以上です。