ぐ戒


大御所ラジオの代役としておれの好きな中堅芸人がやって来ててスタッフの爆笑が聞こえるほど盛り上がっていたのでこれはレギュラーが貰えそうな勢いだなと思っていたらそのタイミングで急にその芸人による録音された紀行番組が始まったので別にいいけどなんでだろうと思う夢を見た。紀行番組最近見てないなあ。セフレも再放送ではないものを「新作」と呼ぶほど再放送だらけになってしまったし。起き抜けには、片手に汚い何十リットルかのポリタンクを持ちもう片方の手には汚れたペットボトルを持った女が現れたのでこいつまさかこれを入れ替えて飲むつもりかと恐怖する夢を見た。なんか東南アジアとかの焼酎だよね、怖いやつ。あと何かを拾ってあげる夢を見たはずだが全然覚えてない。
やっと本捨て箱が届いたので、まずは配置した。捨てるべき本はメモってあるので、あとはバコバコ入れるだけなんだ。そしてパソコンをつけ、インターネットでレーダーを確認、どうやら雨雲は去ったみたいだ、珍しく午前中だけ降るパターンだな。そういうふうに納得してから国内ニュースを読んでいたら、台風の中、音楽イベントのスーパーソニックをやるらしい。ビョーキ蔓延中になかなかスリリングな話だが、雨降ってたら物理的に飛沫飛びにくくなるんだっけ? 上から水が降っているからそうなのかもしれない。でもこういうことで確定的なことは言いたくないな、無責任だし、それに変なひとが注意しに来るし。ここまでニュースを読んだところで外を見ると、雨。えっ?! なぜ降っているのか理由が分からなかった、天気予報も雨ではなく、レーダーにも雨雲は映っていなかったから。それにまたもやおれの出かける時間を狙ったような雨だ。マジで金沢の天気はおれを狙ってきているよな、しかも豪雨レーダーですら雨雲が捉え切れない。バカの塊みたいな天気を見て溜め息ばかりついていた。
しかし、天気の言いなりになるおれではないので、出かけたよね。新竪は文庫本などが大量入荷していたが興味の範疇ではなかった。ガレージの隅ではボルヘスが死んでたので拾ってあげた。ほかにも多少欲しい本はあったが、ボルヘスほどではなかったのだった。そういや新竪の方の古書店で本を選んでいたら、背後で男と女が会話してたんだけど、めちゃくちゃでかい声で精子卵子がとか言ってたので、そういうのは山林でやれやと思った。蛮族かよ? それともこれが社会の普通なのか。そして帰ってくるときまた車に煽られたんだけど、クソの車が後ろから激しくクラクション鳴らして幅寄せしつつ追い抜いていくとき、後部座席の窓からトイプードルが頭と前肢を出していたので、こいつに飼育されてる犬かわいそうだなと思った。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。『瑠東さんには敵いません!』、誕生日のヒントが祝日ってのがすごい、崇拝の度合いが見て取れる。とにかく主人公はなんとかプレゼントの参考を見つけたいのだが、アニメはご法度だしほかのひとのプレゼントはラッピングされている。検索しようと思ったら検索ワードバレてて笑った。しかも最後アニメ使ってるし。『ぼっち・ざ・ろっく!』、自動車学校の一幕。なんでティッシュ配りの用意してるのか分からんが失敗で凹んでただけなのでかわいい。しかし運転がうまいだけでキュンとはせんやろ、ツッコミも込みで笑った。マニュアルやめたキャラがいるのも面白い。脱輪に次ぐ脱輪で折れたキャラが実家金持ちなのに友達のすねかじりしようとしててよかった。『こみっくがーるず』、とにかく友達の活躍が嬉しいし担当からの叱責も嬉しい主人公、意外と幸せな人生だ。ネットでコマを切り出してスタンプ代わりにするやつ~! と思ったけど、作者である主人公がそれを見つけてニヤニヤしていて平和な世界。エゴサやめろ! 担当にはアンソロを取るかオリジナルを取るかという葛藤が。『ぬるめた』、またロケットパンチみたいな改造を施されたサイボーグ、手の改造多いねと見透かされて不機嫌になってて面白い。手の遠隔操作でダラダラしまくり、料理もだけでやるとか、手に目がついているのか? さすがにこれだけダラダラしていると、なくす、見つかる、のコンボが発生するが、最終的に見つかったとき探してない奴が偉そうにしててウケる。『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい!』、委員長に尽くしても委員長は主人公の方を見ているので、尽くす変態は変装して夏祭りへ、大人からもキモがられてて笑った。名前がトルネードなのもすごい。とにかく委員長がいいなら何でもいい見上げた根性、その結果おみくじ無理やり使う感じになってるのも面白い。『ステラのまほう』、なんとここへ来てお泊り展開、かわいい格好してくるからどうのこうのと見透かされているが主人公はそのつもりがなさそう。で先輩はなんと業界からスカウトされていたのだが、主人公がお世話になった先輩とは重い話に。心配になって様子を見に行くと先輩の部屋はもぬけの殻というシリアス展開。『ななどなどなど』、さすがオタクの主人公、誕生日の匂わせにバッチリ気付くが、先読みしすぎてそれ自体がドッキリなのではとなってしまい知恵熱。一方それ以外のキャラは学校で文化祭のネタ決めをしていたが、突拍子もない提案を見たサイボーグが「遊園地を作ろうとしている?」と質問しててゲラゲラ笑った。最後は結局誕生日祝い、そして出し物は意見全部ミックス。『妖こそ怪異戸籍課へ』、のっぺらぼうの写真、ちゃんと履歴書に貼るって先回りされてて笑った。妖怪も種類によっては持ち物扱いなんだ。食いしん坊がとにかく大活躍、老人の気持ちすら食い尽くす勢い。その結果撒くための粗塩を用意されててウケる。『コンビニ夜勤のあくまちゃん』、主人公の家で飲みをやる雰囲気、半額弁当は正義! 主人公に惚れてるっぽい同性が唐揚げチャーハンを作ったあとの見る目がヤバくて面白い。主人公は悪魔なので酒が飲めるが酔っ払って街をふっとばしたことがあるらしい。いや、そもそも魔界に飲酒の法律があるのか……? 『今日の授業は恋愛です!』、七夕の笹泥棒ってことはないだろ、のっけからこのやり取りに笑った。それで「会えますように」みたいな短冊が落ちたので、泥棒ではない生徒会長を追って行く。平気でイキりまくる主人公も強いが、そのお陰で生徒会長の思い出に火がつく。というか、短冊の内容が叶っているんだな、これ。『ホレンテ島の魔法使い』、突如ラーメンが食いたくなる主人公、相手役を連れていきなり東京へ弾丸旅行。ほぼ青春の描写という感じで、笑いはあるもののラーメン食うだけの勢いを青春に詰め込んだような感じかな。道中寝なかったの良かった。『オウルデイズ』、ヒクイドリのキャラが登場。蹴られたらヤバいはずだが、特殊上履きでなんとかなったという、でも主人公なら素でもピンピンしてそうで笑った。主人公の属性が疑われたが、どうも登録上はシャモで有ることが判明。フクロウが友達より強い感情抱いてるのも良かった。『やみくも下町ぷりんせす』、お楽しみでしたねから始まる。主人公はお持ち帰りされた側で、小学生みたいな大人であり、コンビニの前でぐずってる。どうも金持ちっぽい言動があるが、築五百年とかクソ適当なことを言ってて笑った。干物が頭に乗るの奇跡でしょ。そしてノリで同居が始まってしまう。『勇者召喚は想定外です。』、こっちもお楽しみでしたね的展開がある。オカルト好きの女子高生が主人公、かばんいっぱいに魔術道具入ってるのウケるけど、勉強する気ないだろ。根暗友達を召喚するつもりが明るい勇者が出てきてしまう、宝箱感覚で自販機壊そうとしてて良い。『のむラリアット!』、これは全編熱血展開ですね、主人公が活躍するから。ただペアの子もずっと足ばかり狙っていたらしい、これは作戦だ。スライディングの展開も、逃げられてからのダブルアタックの展開も熱かった。『おにこむそう!』、空間転移で結構怖い座標間違いとかしながら敵のボスを倒しに。アトラクションみたいな入り口! 中の落とし穴とかもそれっぽいが、敵が強くなるとロリ巨乳化するというのも怪獣っぽい。最終的に幼児化するの、責任取る感じなのかな。『にとーしんいもちゃん!』、二頭身のまま高校生になった、これを身内から言われるとは。設定がすごいがネタもすごい、八頭身なだけで足音ズシンズシンはヤバい。そのあとも、ティッシュケースとのありえない思い出挿入とか、猫にまで妹扱いされてるくだりとか、冒頭のジャーマンスープレックスを実演するところとか、とにかくギャグが強くて最高に面白かった。勢いがある。主人公喋らずに吹き出しに景色入れ込む感じなんだけど、出席取るところでは返事してたな。『社畜さんと家出少女』、これは前回を引きずって重め。ボーッとしてアイロンでやけどするなどこころの傷が深い。そこで公園までふたりで足を伸ばす下り、公園の足つぼ使うのコワない? 最後のセリフの「帰る」もどっちに帰るのか分からなくて怖いな。『六条さんのアトリビュート』、どーんと大塩平八郎の絵。焼き芋に対する謎の情熱、江戸時代の甘味の話などをさんざん力を込めて喋っておいて、いざ焼き芋を作る段階になったら焚き火に芋を直に放り込んでるの笑った、炭化するじゃん。色んなキャラが出てくるほのぼの回だな。『まおつみ』、レベルが三のスライムにすら負ける勇者たちの旅。スマホでレベル見るということを抜きにしても小数点はエグくてウケるな、どういう成長方法だよ。魔王が仲間になる(しかも同じレベル)なのがすごいが、勝利はしてないと冷静に分析していて笑った。ラッコの群れを回収してる! 『ご注文はうさぎですか?』、サブキャラが都会の学校へ行くので、ツッコミとかでボカしてはみたもののやっぱり同様はしている。そこで風呂で相談という、ビジュアル的にも素晴らしい流れ。まあそりゃのぼせるよな、そうだろう。最後にさらっと主人公も街を離れると言っていて、これは大きな物語が動きそう。『初恋*れ~るとりっぷ』、いなくなった先生を探す感じだけど、先生はノリノリで期待が重い、ウケる、いつだって重い。ヒントの宮沢賢治などを辿って行くがなかなか会えず、だんだん落ち込む主人公だが、ここで新入生がキーになる。最後は大ゴマで印象的な演出だが、次号最終回とある。意外だ、新入生でもう一波乱あるのかと思った。『ぬるめた』、二話目。サイボーグの要望で、ネットの友達に絵を教わりに行く。シャチのフィギュアが偶然ある確率!! 今って神絵師って言わないんだ、そもそも使う言葉じゃないから知らなかった。走行している間にサイボーグがフィギュア化されてしまう。人間じゃないので人権はもともとなさそう。最後の血走った目の再現も面白かった。以上です。