ぐ戒

世界地図を見ていたらこの辺の通りがモンゴル帝国だって分かったんだけど中国との間にでっかい湖があったのでこんなのあったっけと降り立って調べてみたら黄金色の広い道路に街路樹のように柱が並び立っている夢を見た。これいつかの起き抜けの夢だった気がするな。黄金色の通路はマジで印象的だったのでよく覚えている。あと、出かけるためにタンスから靴下を出そうとしたら引き出しにめちゃくちゃホコリがついていたのでこれ中大丈夫かなあと思いながら引き出しのホコリを取っ手のところだけ雑に拭う夢を見た。これは全然記憶にないな。起き抜けには、なんか服がヘロヘロになっている夢を見た。これもさっきの夢につながってるんじゃないのか? 残念ながら記憶にはないが。
世間ではまだまだ足立区の話題が盛り上がっているようだ。足立区の話題と言うのはつまり、区議が、LGBTだらけになったら足立区や国が滅ぶ、と発言したことを指す。そこで芸能人が「全員に産め、じゃない。みんな自由に生きる権利がある」って言ったみたいなんだけど、これをさあ、労働に置き換えて発言してもらえませんか?? 置き換えるとこうだよね、「生活と労働は全く関係がない。労働問題でやるべきことは、働きたい人、働く意志のある人の支援で、全員に働け、じゃない。みんな自由に生きる権利がある」と。おれは本当にそう思うんだが、これを主張するとなんか怠け者とか、落伍者みたいな扱い方をされてしまう。LGBT少子化、足立区が滅ぶとか、要は出生率的な話だと「民衆の側」に立つひとが、ベーシックインカムの話をすると財源がないとか労働しないひとが出ることを前提にして「体制の側」から話をすることがあるの、マジで狂ってるんだよなあ。なんでこんなに矛盾できるんだろう。狂っているとストレートに言っていいのか、それともLGBTとか同性愛についてだけはカジュアルに賛成しているだけなのか。とにかく今後は、ベーシックインカムの話で財源とか労働者不足の話をしてくるひとがいたら、「足立区は滅びるって言った議員みたいなこと言うんですね」と言えばそれで済むことになったよね。人間を見ろ。生殖の話題でも労働の話題でも人間を見ろ。ホントにさあ、経済成長率は生殖生産性と労働生産性に支えられており、片方はしないと餓死してしまうという半強制的なものだというアンバランスな仕組み自体が狂っているのに、社会は生殖生産性が汚されたときにしか強く反応してくれないっていうのがツラいよね、倫理はカスや。だからグレタさんが「経済成長を諦めろ」みたいなことを言ったときに本当に心強いと思ったんだが、結局あのひとは地球環境のことを見ているだけで労働のことは見てくれなかった、まあ日本に伝わってないレベルで言ってくれているのかもしれないが……。企業は地球に優しいけど労働力に厳しいというのもよく考えるところではある。
なんか本棚の辞書類を少し整理してみたら、なんで持ってるか分からない辞書が出てきたので一冊だけだがこれを捨てに行く、つもりで整理したら二冊になったのでこれらを捨てにブックオフに行くことになった。それで予定通り捨てて店内を見て回ると、普段はこんなに安くないはずのアドルノについての本がえらく安くなっていたので、それを買った。リサイクルショップに欲しいものはなし。セカストに行ってみたら、なんか今日からセールだったので、一番安い着衣を四着買った。これはそろそろボロボロになる服があるからだけど、時期が時期なので結局開放するのは来年の春になるのかもしれない。そんな遠い未来のこと考えて生活したくねえよ。あとメリタのカップも百円だったので買った、これもセカストの話ね。で帰りにいつもの酒屋でビッグビスケットを購入したってわけ。なかなか活動的に買い物をした日だったな。ところで歯医者は明日! 恐怖! こないだよりは怖くないのですが強迫行為のなごりとして日常のなんでもない瞬間に歯医者のことを考えてしまう。困ったことだね。夜になっても引き続き怖かったのだが、なんとなく、歯医者ってひょっとして臨機応変でイケるのでは? と思い始めることができた。できたのかもしれない。実感としては薄かった。なぜかというと、古着屋でコップと服買ったとき、先にコップをカバンに入れていいスか? ってスラスラ言えたし、別に前からこれを言おうと考えていたわけじゃないので、それだったら翌日の歯医者も臨機応変に対応できる気がしたんだよね。なんでリサイクルショップへ行くときには前もってあれこれ考えないのに、歯医者だと考えるのか。ここの矛盾を突けばじぶんの気持ちにも整理がつきそうだ。
それでは少年ガンガンの感想を書きます。カラーが多い。『無能なナナ』、割と短め? 前回の回想の続きがある、これを見る限り主人公に敵意を持つわけないと思えるんだが、まだ続きがあるのかな。一方現実パートでは、ついに主人公が不死身のキャラにこれまでのことを打ち明けようとする。俗に言う方の壁ドンしててちょっと笑っちゃった。『裏世界ピクニック』、あのあと結局沖縄に出たらしい。全裸の人間が横に寝てたら確かにビビるし、匂わせみたいな発言もあった。受かれてた主人公がそんなに描写sれてないのも良かったな。間髪を入れずにまた裏世界に突入、海だったら泳ぐのかな。『18エイティーン』、親子揃ってよく転げ落ちるな。父親がそんな底辺で、家族に対する良くない噂を聞くが、フォローするかと思いきや家庭訪問して嫌味を言う感じになってて笑った。銘菓がうまくないのはさすがだ。後半、今度は蜂に追いかけられる主人公。『戦隊レッド 異世界冒険者になる』、新連載。でも設定も表現もほとんど読み切りのままかな、冒頭だけ違うかも。相変わらず爆発のノリや乗り物が出てくるタイミングも読み切りと同じ、不確か発言も読み切りにあったよね。でも読み切りも面白かったので当然今回も面白い。『とある魔術の禁書目録』、怪力男がやってきた。今回の展開はストレートだな、怪力男にボロ負けという感じ。『スライム転生。(略)』、主人公たる父親の武勇伝が語られたりする一方、ケモミミ用の刀がついに完成するといった流れ。大事な娘だぞ、子供扱いするな、の矛盾は確かにウケるな。メタスラ分身をスパッと切っていたけど、あれって主人公の痛みとかないのか。『ワンルーム、日当たり普通、天使付き。』、同居にあたって買い物をしに行く、この辺はベルゼブブ嬢的ではあるな、しかしエロスのページが多い、着替えもバッチリだし。恥ずか死って今でも言うんだ。あーあのコップは買うな~と思っていたけど、最後の布団ツッコミは良かった。『金装のヴェルメイユ』、回想の中に突入して悪魔を過去を覗いている。悪魔という存在の迫害という観点からみると割とありがちな展開ではある、災厄のすべてが悪魔のせいにされるとか。仲間との間にヒビが入りそうな微妙な状態なのがいいね。主人公はワナワナしてるが。『不徳のギルド』、慰安旅行なので男・女湯に分かれて入浴するが、主人公側には女っぽい男が来たためやや変な空気に。女側が乳揉み合いとかやってるのとは大違いだ! ここでも性行為疑いがあるし、居酒屋では狼的疑いがあるし、そのすべてを見ている奴がいるし、都合良過ぎて笑った。『英雄教室』、王族展開の終わり。結果的に王族側の小さい子に気合を入れてもらって主人公が「ちょっと待った~!」をする感じ。感動展開の中、主人公がしれっと剣聖の称号をもらっているが、隠れ蓑に使えるという提案は巧みだなと思った。『乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!?』、巷で人気の悪役令嬢が出てくるがじぶんが悪役令嬢「役」であることと知っている状態。そのため主人公とお互いにお互いを別の相手とくっつけようとしているし、ガバ判定も笑ったけど、このキャラって主人公と同じ現実世界からの人間なのかな。『魔女の下僕と魔王のツノ』、態度からなんとなく想像できたことではあったが、魔王からついにツノをプレゼントされる。前回のサプライズがここにつながってくるんだねえ。で大目的を手に入れたんだからこれで終わりかと思いきや、まだ魔女側で集める道具があるという。そこで新キャラ? が登場したのでまだまだ続く感じがする。『戦×恋』、敵も味方もペッティングしている!! 敵の方がペッティングしすぎて?? 制御不能の個体を生み出したのでそれが平和な街を襲っている感じ。長年主人公の存在に怯えていた生徒がようやく主人公を認めたのはいい話だったな、主人公はパンツを見ていた。『エルフと狩猟士のアイテム工房』、クライマックス感が強いが、的にも悲しいエピソードがあるという話。不死であることの悲しさってやつかな。しかし強大な敵だったのにいつの間にか人情のひとみたいになってる敵側の暴力野郎の立場がちょっとおもしろい。『元魔王軍幹部、娘つき 第二の人生は現代で』、首に謎の数式が書かれているが魔術らしい。それで主人公がダウンしているため脇役や娘が集まって敵の本拠地に乗り込む。人狼? の兄が出てきてバトルになるんだけど、お尻ペンペンなどのシーンがあって緩急がうまく噛み合ってる。打算の匂いとかウケる。『たとえばラストダンジョン前の(略)』、ムキムキおっさんが打つうどんの話。熊と戦って力を得てうどんを打つとか、主人公に関わるとろくなことがないみたいに言われているところでゲラゲラ笑った。うどんはうまい、それだけに惜しいみたいな。で客のひとりがどうも敵っぽい。うどんは食うんかい。『ながされて藍蘭島』、ビーチバレーしてたら弟子にしてくれんかと犬っぽい妖怪がやってくる、猫にあこがれているため猫になりたいらしい。当人から遊んでるだけやんけってツッコミが入らないのが良いな。結局主人公がいい話をして全部持っていくんだけど、お前ちょっと前まで別の女とベロチューしてただろ!! 『恋愛グリモワール』、あんなに邪魔してくる奴を助けに蜘蛛女の城に出向くが、そもそも主人公には恐怖も共感も欠けているので普通に助けに行く、かっこいい。でも縛られてエッチになる女はともかく主人公まで縛られてるやんけ。スライム割と一番強そうでかわいい。『ミノタウロスの想い人』、バトルになるんだ! と思ったけど、王子の戦い方が完全にパンツ一丁での肉弾なのでまるっきり別のまんがみたいだ。戦闘シーンの理論は練られているので余計にすごい、とにかくファイティングスタイルがエグい、笑ってしまった。『ロクショウ!』、うーん四人目獲得のエピソードが今までに比べて格段に薄い、これは大丈夫なのか……? 仲間にして合体して相手を倒すという感じなのでここが薄いと仲間の印象も薄くなってしまうが、昔からの縁があるからいいのかな。最後のキャラが意味深な一言を呟いていた。以上です。