ぐ戒

馴染みのリサイクルショップが潰れたんだけど地元のことをよく知る企業に譲渡しましたと書いてあって普通はそうじゃないのかと思いつつ住所を見たら鶴なんとかと書いてあったので鶴来だなと理解して家族の車で乗せていってもらったらまさかの月曜休業日で一気に何もすることがなくなったしほかにも店舗はあるけど完全に逆方向だから完全に無意味な外出になってしまった夢を見た。無意味な外出に対する強い恐怖があるんだよな、行くことに対しての恐怖というよりは時間を無駄にすることについての恐怖のようなものが。起き抜けには、何度も分析を書き込んでくるオッサンがいたので追い出したら今度は図で円の面積の求め方を説明してくる夢を見た。追い出しってなんだろう。サイトみたいなところだったかもしれない。
暑いと思ったら今日の最高気温三十三度とか書いてあってマジモンの地獄っぽかった。まあこの日記を書いている日は三十六度だったんだけど……。そう考えると涼しいじゃんって感じになりそうだが、ともあれ梅雨が続いていたのに突然こんな気温にされても身体がついていけないみたいなところは確かにある。地球が温暖化して冬が暖かくなるならそれでもいいかなと思ったりもするんだけど現実にはむしろメートル単位で雪が降っちゃうこともあるしなあ。そう考えるとなかなか不当な気温の上がり方ではある。とりあえずパソコンを付けたら付箋が貼ってあったのですぐさままんが雑誌の予約をした。前も書いたけどこれは忘れているというより寝る直前はすべてのことがめちゃくちゃめんどくさくなっており、雑誌の予約ごときは明日でエエやろという気持ちになってしまうためこんなことになってしまう。しかも今日は、というか次の雑誌の発売日はもうないオリンピックの残骸の祝日のせいで雑誌の発売日がかなり前倒しになっていたのでなかなか危なかった。こういうことがあるから本は前日の夜のうちにやっておかなきゃならないんだけど、そもそも発売日を勘違いしていたので今回のケースだと前日対処でもかなり厳しい。いや、厳しかったと言うべきで、今回はなんとか間に合ったのだった。しかしオリンピックの祝日を増やすんじゃなくてずらすってのが未だに理解できてない、しかもそれで今年はオリンピックがないんだから余計に理解できてない。
今日は近所のブックオフに言った。百円の棚にしがみついて本を探していたところ、ピカピカの女工哀史があったので(皮肉か?)それと英語の受験の本を購入した、英語の受験の本は受験のためじゃなくて英語にちゃんと取り組むために買っている。しかし女工哀史ですら巻末に「差別的表現が含まれますが……」という但し書きがあるのでつらいというか、ポリコレはダメだなあ。資本主義に揉まれた貧しい女にこころを寄せた女工哀史なのに表現規制を食らう世の中、すごすぎるのでは? それからリサイクルショップでカバンを物色。いいものを見つけたので買おうかなとも思ったんだけど、壊れたら買えばいいやと思ったのでやっぱり買わないことにした。それで百均へ向かう、ここでは予定通り重曹を購入、。重曹を買った理由は洗剤に使えてしかもおれの胃を守ってくれるからなんだけど、家にあるものは七年ぐらい前に買ったものなのに、今年のものも一切内容量が減ってなくて感動した。重曹だけはシュリンクフレーション関係ないらしいな。まあこないだ調べた通り十キロで三千五百円とか化け物みたいな値段だから当たり前なのかもしれないが。最後にいつもの酒屋でビッグビスケットのバニラを買った。
帰宅してメールをチェックしてみると昨日送った、重大な誤植についてのメールの返事が出版社から届いていた。真面目な出版社で良かった~。そこが刊行している雑誌は一冊も持っていないけれど。夜にはGoToという政府の旅行キャンペーンについて、今までは散々渋っていたキャンセル料が結局国から出るというニュースに触れた。必要があれば金がどんどん出るという話ならベーシックインカムもできるってことだよな。安心した!