ぐ戒

新潮日本古典集成の見たことないシリーズがあったので何だこれはと思ってジロジロ見ていたら後ろの三十ページぐらいがまんがだったしいよいよ謎だが内容は面白そうだなと思ってチェックしていたらなんか栞代わりにまんがのキャラのプレートが挟まっていてアッこれすげー面白い作品の組み立てプレートじゃんと言われホラこれだよこれと説明プレートを見せてくれたんだが別にくれるわけではなさそうなのでその辺に置いておいてとにかくこの本は気に入ったぞとなったので裏口から古書店に入ったところ営業時間ギリギリでアウトだったので明日買いに来るので取り置きしといてくださいと店主に戻したら本棚に戻しておいてと言われたのでまあ売れてしまうことはないだろうと考えつつも一応本棚の棚の中で積まれている本の下の方に隠してしまう夢を見た。これはおれがたまにやることだな。汚い野郎だぜ。午前九時の起き抜けには、必殺技を放ったあとの女の手に黒いドロドロが戻っていくという夢を見た。この夢もっと覚えていたはずなんだけど起きて三秒ぐらいで九割ぐらい忘れたのでこれだけしか書くことがなかった、残念なことだ。
俳句のページにずっとアクセスしているんだけど、昔懐かしカウンターがついており、それでもはやおれしか回してないことが分かるのでちょっと怖い。ジジイみんな死んでしもたんか……? となる。とりあえずこの日はあんまりニュースもなかったのでさっさと出かけた。で、なんとなくそんな気はしてたけど、昨日確認したマンションの古書店の方は、換気のために入口を開けてあるだけで入り口の中に休業看板が置いてあったので入れなかった。しょうがないのでガレージでガサゴソして語学の本を一冊購入。帰宅次第ペットボトル焼酎で週末の気分を味わったのだった。それからリリースも完了させ、無事酩酊。パンヒー極上ペットボトル焼酎夕飯のときはテレビでニュースを見ていたが、新型コロナウイルスで大変みたいな文脈で従業員の報酬カットとかいう不穏な発言が聞こえてきたのでビクッとしてしまった。こいつら本当に邪悪だな。
で夜中なんだけど、急にアコーディオン網戸の蛇腹が壊れた。本当にいきなり壊れたのでめちゃくちゃテンパったのだが、どうも糸が切れたからだ、ということは分かった、なぜなら切れた糸がぶら下がっていたので。そこでようやく、この網戸って糸で構成されてたんかい、と理解したのだが、とにかくまともに閉まらないので非常に困る。インターネットで調べても修理方法がめんどくさいというか分解前提なのでほぼ不可能であったのでとりあえず家族に報告して糸は軽く継ぎ足しておいた、網戸は閉めっぱなしにしておくしかないのか、非常にブルーになりましたね、なんでよりにもよっておれの部屋の窓の部品が壊れるんだよ、と。とにかく窓が壊れたのかなりストレスだったけど、このストレス反応は脳が危機からおれを救おうとしている証拠だ、と自覚して事なきを得ました。実際そうなのでねえ。