ぐ戒

連続殺人が発生していてなりすましされた女性議員も死んでしまったしまた路上でその事件を捜査していた刑事の夫も殺されてしまった女が現場に赴き遺品に触れて自身の超能力で真犯人の情報を引き出したんだけどなにかに目覚めたようにフラフラと向こうに消えてしまったので現場に残されたベテラン刑事はなんだろうねと部下と話し合ってたんだけどその後背中から刺されて殺されてしまい薄れゆく意識の中で見たものはさっきの主婦らしき女の影だったというところで第一話が終わり一切が謎に包まれる夢を見た。この現場ってのがうちのめちゃくちゃ近所だったのでよく覚えている。あと、どこかの飼い犬が飛びかかってきたので犬の首に結んでる紐もうちょっと短く持っとけやとこころの中で激怒する夢を見た。これは現実にありそうな夢なのでよく覚えてないな。午前十時の起き抜けには、年賀状でふざけたのお前だろって別の家族に怒られたと家族が文句を言ってきて切手の部分から縦にちぎった年賀状を見せてきたんだけどやったのおれじゃないしなあとしらばっくれておいてそれはそれとして冗談も言えない世界って息苦しいよねと同意を求める夢を見た。じゃあやってるじゃん。実際にやってるという強い認識があったように思う。ここまでが午前十時までに見た夢。あとあと、なんか晴れてきたので洗濯物を取り込もうと思ったらハンガーが風に揉まれていて危なかったけど壊れてはないなと安心していたら実は洗濯バサミが自らを挟みすぎて自壊しており前もこんな事あったしだんだん壊れてなくなっていくなと思いながらその壊れた部分だけを捨てるために一旦部屋に入ったら今の今までスッキリ晴れていたのにもう雨雲が押し寄せてきていて今にも雨が降りそうになっていたのでおいおい出かけられないぞとぼやきながらガラス戸を全部閉める夢を見た。自壊した洗濯バサミ、確かにある。でもあれはちょっとズレてたんだと思う。正午過ぎの起き抜けには、文章が文字化けしてしまったんだけどこういうときのためにセパレーターを置いていたんだよなと得意がっていたらそのセパレーターも手裏剣みたいな形に文字化けしているという夢を見た。なんかそんな事故実際にありそうで怖いな。
今日の天気は悪い。悪い天気だけ時間単位で当ててくる気象庁はサイテーだ、今日は雑誌を取りに行かなきゃならないから何が何でも出かけなきゃいけないのに。つーか変な雨の帯がおれの出かける時間をめがけてやってきてるんだが??気を落ち着かせるためにインターネットのニュースを見たら、タイで「警察の路上検問で停車せずに逃げようとしたオートバイがいたことから警察官がオートバイの車体を蹴飛ばしたところ、オートバイが道路をそれ交通標識に激突。運転していた男性(28)が頭部に重傷を負って死亡」という事件があったらしく、ドミノ倒しじゃないかと興奮した上、そのドミノという文字列でドミノを注文していたことを思い出すという、まさに事態としてのドミノ倒しが発生していた。そして現実に戻るとまだ雨は降っていない。嫌な予感がする、もう雨降ってやんでくれ 三時頃に降るな、おいおい勘弁しろよな、などと考えつつ出かける準備をして、部屋に戻ってくるとザー。なあ、今大雨降ってくるのってマジで何?? おれが準備していた十四時五十分に降らなくて今降るっていうのは何?? 今降るっていうのは??? なんで今降る????? 地獄のような思考がやってきた。
とにかく雨は止みそうもなく、勢いが弱くなった瞬間を狙って出かけた。まず予定通り書店でまんが雑誌を受け取る。その後小雨を食らいながら新竪へ行き、クサクサした気持ちで記号の本を購入、これは以前購入し損ねたもので、こういう気分を晴らすために買ってやろうと思い立ったものでもある。しかし雨はまだ降り続いているためこころは晴れない。店先で少し雨宿りしてからガレージへ向かうと、ここでまた本降りになった。仕方がないのでしばらく時間を潰していたら、以前から何度かチラ見していた明治の離婚の本が欲しくなったので、これも気分を晴らすために購入した。この本はずっと前から置いてあって、それなりに欲しい気持ちはあったんだが、おれの中の汚い感情を元手にしてこんな本を買っていいのか、という気持ちもあった。それに法律のことも何も分からない。でも何度かチラ見するうち、インターネットで検索することを思いつき、その結果、ネットで明治の判例が読めると知った。それを理由の一割、残りの九割は離婚の汚い話を読みたいという感情が激しく燃えていた。おれの購買意欲は常に燃えている。
一切何もできてないがガンガンジョーカーを読む今月号は文句なしに太いな『六畳一間の魔女ライフ』、一挙二話掲載とあったが一話目は読み切りの再掲載だった、細かい部分の修正はあるかもしれないが。二話目、給食用鍋の魔方陣を直す話。魔方陣にブラッシングが必要なのちょっとかわいいな。無駄にしている食材への罪悪感を覚えているのも良い描写だ。しかし大先輩が感謝しに来たのに、ひとりあたり千円しかくれないんだな。ケチだ。『賭ケグルイ』、相変わらず熱戦は続いているのだが、主人公の賭け方がおかしい。黒幕はそのことに気付いていて、誰かも知らない黒幕に嫌がらせを仕掛けていると分析、嫌がらせってのがいいよな、おれもそういう人間なので。そうなるとサブヒロインがかわいそうだが。『勇者名探偵』、吸血鬼の家に雨宿りに来たら偶然強盗が人殺しをしていた。この唐突性はこの作者っぽいな。強盗が偶然杭を持ち歩いているというのはふてぶてしいが、家族のことは愛のある描写に溢れていて良かった。クッキーを買って帰るところとかね。最後の、女なのにじぶんのことをパパって呼んでと言うところもサイコー。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、この作品、全枠が黒いので回想シーンが分かりづらいが、とにかく回想を交えてゴキブリを入れた「爆弾」を回収にくる相手役。しかしこの装置にゴキブリ入れた奴が一番強いだろ。解除に失敗して先生に怒られて、サソリより死神がいいというくだり、どっちもどっちだと思った。『ブラトデア』、前回が第ゼロ話だったので今回が第一話。中心人物の女に対してエロいオッサンが出てくるなど青年誌のような始まり方だ。ホームレス生活だが突如平穏を乱す輩が現れたとのことでそれがまた褐色女、全シリーズに登場しているが今回はのっけから来た。でその中心人物の女がゴキブリ属性で、題名からして主人公かなと思えるんだが、ゴキブリ属性って前もいたよね? ひと属性につきふたrの人物がいるのっていいんだっけ? 蜘蛛も死んだわけだしよく分からんが。『最近雇ったメイドが怪しい』、メイドの作ったメシがむちゃくちゃうまいという話。今回も大絶賛褒め殺しといった態だが、お嫁さんってのは直球だな~。あと料理の途中なので普通に注意されるシーンは笑った。最後のコマ、誤植なのかそうでないのか区別がつきづらいな。『ジャヒー様はくじけない!』、魔王ってニートじゃんという指摘に主人公大いに怒るという流れだが、なんか回想の中の魔王、主人公の恐れろ敬えという態度に困ってるっぽい? まさかスベってるのか、主人公……。前回もそうだったけど魔王が何やら尾行をしている。『お近づきになりたい宮膳さん』、これネットでも連載しとるのか、感想書くかどうか悩むな、まあ公式オンラインじゃなければいいか。タイトルは直球だがいきなり恋の感情があるわけではなくあくまで友達としての初々しい男女関係で、男が不良女がお嬢様という構図。明日は学校休みっていうオチが、ありそうだったのに雰囲気で読ませない感じにしてたのが良かった。『ご主人様のしかばね』、怖い男が主人公を殺したかったかったけどやめたと宣言する。黒幕の存在を匂わせる怖い話なのだが、ご主人様力によってその敵を自宅に招く主人公、なんて胆力だよ。メシ食ったり布団で寝たりしてるしシリアスな中にしっとりした笑いがある。で敵がたくさん出てくる。『遺書、公開。』、文化祭編と称した手前、文化祭の回想が流れる。しかし愛だなんだと言ってキレてた奴が普通に場を回すんだな、ちょっと笑ってしまった。劇でのその役、本当にやりたかった? と詰問する流れ。『履いてください、鷹峰さん』、前回の流れもすごかったが今回は風呂であり完全にペッティング。水着もデザインに突っ込んでるけどしっかり見てるじゃん。胸が当たるのをガードするために風船使うの笑った、いつ膨らませたんだよ。とにかく勃起しようとする主人公が勇ましかったですね。『聖女の揺籃、毒女の柩』、侵入したけどバレないんだな、悪い人間がモブの女の好きな奴を聞き出したりと好き放題している。でその背景が回想で追加されるんだけど、割と普通なネグレクトだった。あんまりかわいそうという感じはしない。『留年!とどめ先輩』、今まで、犬の散歩で先生のご機嫌取れた生徒いたのかよ、ウケる。とにかく勝手に犬の散歩をして勝手に主人公のせいにしている先輩クズすぎて笑った。えげつない格好良いですね。『ラグナクリムゾン』、なんか味方側の魔法使いが手を化け物にして敵を倒してたけどあれは何だろう。ともかくそれで正気を失ってないのに仲間にボコられてて笑った。制空権を取られるなど敗色濃厚だが、ここで逆境に強い主人公がようやく覚醒。次号巻頭カラーらしい。『怪人麗嬢』、初期から主人公を補佐していた男も処刑されてしまった、すごい展開だ。主人公の特訓は別の先生がやるし、ここで男の新キャラも出る。つい先日の戦闘で描かれなかった敗北シーンが回想の形で描かれるの、巧みですごく良かった。『死神様に最期のお願いを RE』、芥川龍之介の藪の中状態、誰もが誰もを犯人だと言っている。でも犯人がわかって全裸、このへんはなんか見覚えあるかも。しかし詳しい話になる前に主人公が撃ち殺されてしまう、で最初の絵と重なる。『弱キャラ友崎くん』、今日も指令をもらう主人公だが、図書館の女ってもうオチてないですか? 前回絡んだヒロインのライバルキャラが未だに努力しているのは美しいのかそれとも消耗戦なのかといういい切り口。主人公なら解決できる? らしい。『好きな子がめがねを忘れた』、文化祭で主人公とヒロインが互いの制作物を見ている状態。ここもそうだし後半の抜け出してふたりきりになる感じといい、もう両思いなのでは? 卑怯な言い方をやめろってモノローグが出るところは良かったですね。『お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない』、遭難してもう死ぬかもしれないのでついに告白。相手役のお従兄さんも変態だがみたいな受け入れ前提の突き放しをやってくる。この感じ、もう最終回間近か? 覚悟とか言ってるし。しかし助けは来たので返事は有耶無耶に。『クレーンゲームはやめられない!』、男女で行くゲーセン、確かに学生身分にはデートだな。ぬいぐるみの片足だけ外れて盛り上がってたら間違えて店員が来ちゃうのウケる。主人公不在なのにここまで盛り上がる描写がすごい。最終的に男もかわいくなっちゃってるし。『賭ケグルイ双』、相手は主人公に哀れみの目を向けて負けてやってるんだと言う。負け惜しみのようにも見えるが実態が判明、主人公が勝つことで敵は金銭の賭けには勝ち、生徒会長を落とすことができると。勝てばいいのだ勝つと悔しいみたいな葛藤、いいですね。『賭ケグルイ(仮)』、今回もページ数は少ない。寿司でも嘘がつけない輩という話。『渋谷金魚』、囮を使って主人公たちは研究所へ向かう。金魚のでかくて白いのがなんか仲間を呼んでいるので研究所に行かれたら困るぐらいの知性はあるのか。しかしもうホームレスが合流してきた、早い! 『よなかのれいじにハーレムを!!』、再度いじめっこが登場して何でも言うこと聞くという、エロまんが敵展開だが気にするなと言い放つ主人公。それでいじめっ子の連れの大阪弁キャラの好感も得てしまう。かかとの描写良かったですね。『ヴァニタスの手記』、不治の病ってつまり恋のこと。恋だと認めたくなくて街中を駆けずり回る主人公とおちょくる教会の人間と応酬が面白かった。これは前後編で、後半では女の方も恋に落ちている描写があるっぽい。『夢喰いバクと悪夢の子』、前回来た商人が要求を押し通して帰っていく。流れから言うと相当立場の強い輩なんだろうか。それで厄介者の自覚がある主人公が先陣を切ってその商品を取りに行く。その間の展開で、こないだの悪役が普通にメシ食ってたのがかわいかった。『マネメシ×2』、アスリートに力の出るメシを食わせる話。その力の出方が異様で、食ってすぐ筋肉が脈動を初めたり、脳がバキバキになるのが面白かった。最後の感情爆発も爽快感がある。『ひきこもりのお姉さんがやさしく成仏させてみた』、童話敵絵柄でエロい作品だ。同定で幽霊な主人公がアパートに取り憑いていたが、エロい女が引っ越してきて色んな意味で昇天させてくれる話。尻丸出しの転び方はヤバいぜ! しかし初対面でいきなりセックスさせてくれる女、何者なんだ……。『ソード・オラトリア』、ケモミミのキャラ、死にゆくひとを罵倒したのでみんなに倫理面で責められ出ていく。主人公もついていったが酒場で暴れた様子を見て見放す。でも一応酒が入り過ぎてああなったっていう反省はあるんだな、意外だ。なんか褐色の子供が出てきて子作り宣言するところで次号へ。以上です。