ぐ戒

木造のオシャレな学校に登校して特に個人のロッカーがオシャレだなと感じたんだけどとりあえず数学のテストを受けてよくできたし自宅で答え合わせしてたんだけどまったく気付かずに飛ばしてしまった問題があることに気付く夢を見た。こういうの焦るよな。相変わらず夢の中で学校に通っているのが怖いというか、キモいが……。つーかこの夢はもうちょっと思い出せたはずなんだけど思い出す順番が一番最後になってしまったため結構忘れてしまった。午前十時半の起き抜けには、めちゃめちゃ褒められたのに六人分しかカウンターが回ってない夢を見た。このカウンターってわたしのホームページのカウンターだな。サイト持ってる設定なのかよ。正午の起き抜けには、ひたひたになるまで川が増水しているので石を拾えないという夢を見た。よく覚えてないが、隙あらば石を拾う夢を見ようとするよな。
インターネットニュースでセクハラで教授が大学を追い出されたみたいな記事を見て、まあそういうことは良くある、良くあってはいけないんだろうが良くあるニュースなんだが、その名前がジョンサールとなっていたのでビックリした、おれが読んでる本に頻繁に登場するジョンサールじゃないか。一応本人の反論あるのかなと思ったけど英語なので何も分からんな、何も分からんが分野が心の哲学なだけに外国だとメチャクチャ言われてそうな気はする。セクハラつーかハラスメントはダメなんだけど、百年以上前にそういうことしたひとはそれによって名誉が傷付いてないケースもある、クロネッカーがやってたことも現代だと完全なるパワハラだけど別にパワハラのひととして認識されてないわけだし。まあそれ以前にあんまり有名じゃないが……。これは「だからセクハラしてもいいだろ」って話ではなく、作者と作品を分けろという意見だが。例えば、ラッセルとアインシュタイン第一次世界大戦には反対したけどナチスという巨悪を倒すために第二次世界大戦には賛成したっていう合理的平和主義? みたいなのも多分現代の倫理だとダメなんだよな、「平和」を守るために戦争を使うみたいなのは最近日本で問題になったからね。おそらく現代の論理ではどんな巨悪を打倒するにしても戦争を使う者は悪なんだろう。とすればラッセルやアインシュタインも悪なわけで、彼等が現代人なら間違いなく名誉が傷付けられていたんだろうな、と思う。
今日は街の方に出かけて、まず本屋さんでまんが雑誌を受け取った。続いては河原で石拾いだ。天気が普通だったので長居してしまったが、雑誌を抱えたまま徘徊していたので少し難易度が高かった。石を拾うべくかがんだら雑誌を入れたカバンが前にだらんと垂れてきて砂利につきそうになってヤバかったんだよな、おれの大切な雑誌やカバンを汚そうとするな、河原!! ちなみに拾ってきた石は紫で珍しかったけど洗ってみたらグロかったので戻すかもしれません。川から拾ってきた石を洗って川に戻すのって何? おれは一体何をしているの? とりあえず生き方的には虚しいものがあったが、成果に満足していないわけではない、石の重みがすべての満足感を代表してくれるので、とりあえずと石を洗う。石ッてさあ、洗うと余計にグロくなるやつがあるんだよね。今回の石がそれだったから余計に気持ち悪くなってしまったが、乾かしたら案外普通だった。それからコーヒーを作ってパンを片手にペットボトル焼酎を飲んだってわけ。どう?
今日はまんが雑誌が二冊もあって大変だったが、ヤングガンガンの感想はいつも通り書かない。ガンガンジョーカーの感想を書きます。今月は二作品が最終回で、来月は三作品が最終回、新連載告知もなし、このパターンはアレだな、本家ガンガンやビッグガンガンが弱体化したときの空気に似ているな……。まあ少しぐらい連載が減っても充分な厚さがあるとはいえ、それで薄くなったのが先に挙げた雑誌なので。『ハッピーシュガーライフ』、ハッピーシュガーライフ完結したからこれだけは言いたいんだけど、主人公勝ち逃げじゃん。主人公が一度も挫折せずに完全に勝ち逃げしてしまったので親友がなんのために死んだのかがまったく分からないんだが?? 殺した親友の死体をずっと室内に置いていたんだから、何かの伏線だと思ったんだよね、完全になんでもなかったのでひどい、アニメ化した作品にはキツく言っていいルールがじぶんの中にはあるんだけど、それにしても良くなる方法たくさんあったのになんであの結末なんだとしか言えない、サイコレズだとしたら勝ち逃げ完全ハッピーエンドはダメだろ。『賭ケグルイ』、二話掲載。一話目は主人公が圧倒的に勝つし、二話目は残りの面子が順当に勝つ。種目はじゃんけんポーカー。最後の奴、実力で負けてたのに謎技で勝ってるの結構ダサくない? 『履いてください、鷹峰さん』、エロの要求にすべて応えるような展開、風邪の看病。裸エプロンから添い寝まで圧倒的にエロいが、最初はボカシで消されていたシャツ越しの乳首が後半は丸々出てたの何だろう。ミスかわざと見せてんのか。ヒロインはもう好意隠してないな。『ジャヒー様はくじけない!』、バケツ一杯の魔石を携え魔法少女との戦いに出かける。遠足みたいな心配のされかたしてて笑った。さすがにあれだけあれば互角に戦えるが、話は不幸引き寄せ体質の魔法少女の話から親分肌な主人公の包容力へ。まさか絆される展開になるとは思っていなかったが、魔法少女ヤンデレみたいに豹変しててウケる。『ご主人様のしかばね』、めがねを~の作家が短期連載。結構シリアスな話ではあるが友達を見捨てた顔色という表現とか、分からないときに背景を使うなど、ギャグ部分が秀逸で緩急使い分けが巧みって感じ。敵は殺しても死なないが奉仕を喜ぶと消えるので主人公の受け身体質が役立つという流れだが、足切断もお薬で治るので怖い話ではなかった。『死神様に最期のお願いを RE』、コンビニが最新のものに! 改めて主人公たちの死因とその状況を確認、母親は目が見えないとか。メインは「地上勤務」で、要は倫理的判断をいかに下すかという展開、ここから次の依頼をチラ見せするところがうまいな。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、相手役の母親登場、あっけらかんとしているが主人公は泣いて謝る。子供はごめんなさいしたら百点満点みたいな昭和的受け答えでサッパリした展開だった。台詞を重ねることで照れを増幅させるところが良かった。『怪人麗嬢』、悪い教師との戦い随分と長いな、このままだと負けてしまいそうだという空気があるので煽り方がうまいと思うが主人公側の死者と負傷者がめちゃ多い。一方主人公はエロスを振り回してるんだけど、教師が冷静に性欲について解説してて女生徒がブルッてるの笑った。主人公はようやく教師陣と合流といった流れ。『遺書、公開。』、親友脱落の追い詰め方がうまいな、前回のトントンってのがここで活かされている。まんがの内容ってそれを知らないことが二重に親友であることを否定しているのが本当にいい。周りからのダメ押しも痛快だった。で最後にガクンと折れる、さらに次回が気になる描き方で良い。『好きな子がめがねを忘れた』、修学旅行の班決めのときは珍しく眼鏡をかけているヒロイン、一緒の班になることに。眼鏡は忘れないようにしたんだけど、前回の旅行の話から伊達眼鏡が出てきて冷や汗というの、その前夜の念押しも込みだったのでめっちゃ笑ってしまった。うまい持って行き方だ。『賭ケグルイ双』、前回の最後で勝利は確定していたので、今回はプライド折り回。徹底的に相手のここがダメここがミズと突き付けて、最終的にレベルの差を嫌というほど見せつける、こういう展開書かせたら本当にうまいな、畳み掛けるようだった。次の勝負も既に始まっているが、単純な我慢比べなので賭け事の才能がなくても、という話なのかもしれない。『賭ケグルイ(仮)』、短くて、しかも選挙編のキャラを入れるという展開。もう一個の連載に引きずられて最近ずっと短い。『恨み来、恋、恨み恋。』、おおまかに言うと三角関係の片方が切れる告白シーンなんだけど、回想を取り混ぜつつ一回主人公の言いかけた言葉を塞いでサブヒロインから別れのための告白をさせるシーンが切なくて最高でしたね。でも次号最終回なんだ。書き切ったような展開なんだな。『お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない』、夏祭りに出かける、全キャラが犇き合っている。キャラ的にバッチリなのだが百合中毒のひと、常に茂みにいるので痛そう。でもそこからの流れでタコの吸盤で雄雌が区別できるという謎情報が展開されていたので良かった。金魚にゾンビって渋谷金魚のことか? 最後はなんか回想を挟んで告白っぽい流れに。『夢喰いバクと悪夢の子』、荒野で金の受け渡し。金数える専用の化け物が出てきたのであっさり金が足りないことがバレるが、持ってきた刃物が高価なので事なきを得る。この中和的な展開の一方で、刃物はいざというときは殺してでも、という台詞に繋がっていたのがアツかった。あと主人公の食欲が衰えてないので最後も不穏な感じになっててすごい。『クレーンゲームはやめられない!』、明るいヤンキーみたいなキャラが海空山と一気に三人登場。その内のひとりと偶然出会って主人公のクレーンゲームを見るという流れだが、最初は軽く見てたのに「見ていて楽しい」という表情を作り出す形に収まっていたの友情っぽくて良い。知らないけど友情の証っぽくもらうというのもいいじゃん、最後はゾンビゲームやってて笑った。『ラグナクリムゾン』、今回はちょっと短めか、能力がないので訓練してムキムキになった敵の回想による自己紹介みたいな展開。どちらかというと主人公が一発で倒せるみたいな雰囲気だったのにダメだったのでキレてるところが面白かった。『齢5000年の(略)』、前回裁かれかけたドラゴンだが、怪しい集団の自供でなんとか命が繋がる。その後の即位システムにより狂った王女が出て来るんだけど、王様がそれにべた惚れで、火葬の風習は今できたとか言ってたのでその台詞で死ぬほど笑った。雑過ぎるだろ。『渋谷金魚』、番外編。なんかブスが喋る金魚を持ってきてた過去があり、それで現在、事件発生直後、これは一体、みたいな話。前日譚かな。『久住くん、空気読めてますか?』、最終回。もうほとんど決まってるし、どちらかというと相手役の父親が来て親友に動じないシーンと孫ほしいって友達の前で言うデリカシーの無さが良かった。しかし見開きカラーという大盤振る舞いなのだから、裏のカラーページも書いてほしかった。最後の先に結婚したやつ、流れ的にはヤンキーかな。『僕が僕であるために。』、前回の流れから言って主人公としては思い出作りのデートなんだろうな、しかしみんなの前で誘えるとは相当な肝だ。むしろヒロインが一歩引いてた感じではあったが結局楽しむ。一方友達もまた体を動かし始めるみたいな、ちょっとまとめに入ってる感あるストーリー。『よなかのれいじにハーレムを!!』、この中にひとり本気で惚れてる子がいると言われて恥ずかしい夢を見る主人公。それよりエロ本女の「あの本みたいに」が決め台詞っぽくなってて見る度に笑えるな。真意を確かめに行く主人公だが、真っ先に最近登場したばかりの褐色に向かうのはなぜだろうか。『蝶撫の忍』、相手が不死身なのにいきなり銃を持ち出してきたことも驚きだが、それよとばかりに予め火薬を撒いておいたとして建物ごと爆破する展開は鮮やか。しかしこれで次号最終回なのか? 忍者の襲名とかあったのに?? 『メイのメイデン』、これも次号最終回だがなんと作者急病のためネーム状態。急病なら休ませてあげればよくない? あらすじを見ているようだ、とにかく母親とのラストゲームだったはずだが、本懐を遂げさせないために断るという思い切った展開だった。『ヴァニタスの手記』、実体化して首を絞めているものは大変なものだぞという恐怖が、じわじわと書き足されていくような展開。これ以上痛めつけるなと言われたときにはもう手が動かない、そして解放された何かが大仰な名前で呼ばれているといった流れで、それが何なのかはまだ分からない。『ソード・オラトリア』、地下のダンジョンにパーティー組んで向かう。普段もダンジョンに潜っているので雰囲気的には変わりないが、人の手によるものというのが違うのか、レアメタルを豊富に使って用意に逃げ出せないようになっている。この作品は敵の醜さを描写するのがうまくて、現れた敵の女がまず歯茎から出てくるという醜さが、これでもかというぐらいしっかりと描かれていて感心した。『リバイバル作品描き下ろしリレー「私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い。」』、これはサービス回っぽいな。今連載中のオンラインのキャラがあちこちに出てるから。以上です。