ぐ戒

スタッフロールが斜めに入ってきたんだけど犯罪者も入ってきててなんでだろうと疑問に思ったけど治療中だったからかもしれないしあれだけ魔法でいたぶられたのになと感心する夢を見た。これ、既に意味不明なんだけど、スタッフロールの段階でちょっと目が覚めていた気がするんだよな、むしろその事実はしっかりと覚えている。しかも夢はこれだけで、この夢ですら記録を取ろうとした矢先にどんどん溶けていくみたいな感覚を味わっていたので厳しい。暑さなのかもしれない。
タイランドのニュースを見て楽しもうと思っていたんだけど、そのうちのひとつのサイトはもう五日間ぐらい更新されてなくて、なんだよ長い休暇でも始まったのかと不満に思っていた、そうしてもてあました気持ちをもうひとつのサイトにぶつけていたら、そっちでは公務員が飲食店で料理の遅さに腹を立てて散弾銃で脅したというナイスな情報が飛び込んできていた。すごい! しかもまず店主と殴り合ったあと、ピックアップトラックに乗って一度帰宅し、散弾銃を持って戻ってきて脅したという流れだ。これだと、殴り合いで確実に負けてるよな。勝ってるのにわざわざ家帰って散弾銃持ってくる理由ないんだし。めちゃくちゃダサいじゃん。その散弾銃売ればもっといいメシ食えたんだしそうすればよかったのにね。あとはなんか水田で漁をしていた兄弟が害獣を防止するための電気柵に引っかかって感電死したので水田の持ち主がこっそり遺体を捨てたところ逮捕というニュースもやっていた。他人の水田に入って漁をするのって悪くないのかな? この辺が全然分からん。農作物を盗んでいるわけではないようだが田んぼは踏み荒らされそうだし、いいことではない気がする。登場人物全員悪人というやつではないのか。
今日は街の方へ出かけた。ガレージで手早く、と言うほどでもないが、泥棒の本を買って、それから魔界図書館で第二の魔導書を半年ぶりぐらいに読んだ。これも本当に久しぶりだったので結構な感動があったが、復習にほとんどの時間を費してしまったためほとんど何もできなかったに等しかった。こうしてまた愚かな真似を繰り返していくのか……。帰宅後はじぶんの音楽をようやくリリース。いつものように出かける前にアップロードをかまして、帰宅したら完了しているという裏技を使ったのでストレスはほぼゼロに近かった。こないだみたいにアップロードの速度が遅かったりエラーが発生したりすることもなかったので。そのあとはストリートビューで遊んでいたが、フィリピンで詳しくないけどこれスラムダンクかな~みたいなシャツを見かけたので調べたりしていた。でも結局、調べても分からないんだよな、なぜなら海賊版を普通に作ってる可能性があるので。むしろスラムみたいなところで見かけたので、そういう場所でまっとうな品を買っているわけがないという偏見すら持っている。そんなおれだが、夕飯時には嫌いなブロッコリーをしかたなく食ってみせました。応援ありがとう! その夕飯を食いながら見ていたニュース番組で、消費者が「グーグルなしなんてありえない」とコメントしていたけど、そんなことを言わせてしまうほどの力を持ってるウルトラ大企業って普通に怖いよな。つまり個人の生殺与奪を一企業に握られているというのはさ。
セフレこと世界ふれあい街歩きはスペインのアリカンテ。メチャクチャな観光地であり、タイルも洒落ている。ド観光地を歩いていると女が話しかけてくる、スペインにも心に太陽みたいなメッセージ書いて売ってるバカがいるんだな。そして海岸に出るとそこにはウェイウェイノリのフランス人がいる。ここまでは開放的な雰囲気だったが、次のシーンではのっぺりしたタイルの広場が出てきたので、もう旧市街かなと思った。実際は地図が出ないので分からない。アリカンテの病院だった建物が今は住居になっているらしく、そこに住んでるジジイが井戸端会議をしていた、一応家の中も見せてくれたけど普通に豪華で金持ちやんけとなってしまった。街に深く入っていくと階段だらけであり、カラフルでもある、なぜならタイルが多く、家も塗られているから。そのタイルは聖なる顔という、宗教的な伝統だ、と紹介してくれた女が経営する食堂はアラブのムードが混じっていた。これはなぜかというと侵略の過去があるから。その流れで歴史コーナーに入るのは見事だった。ベナカンティル山と祭りの紹介ということで内容は単純。で階段だらけの道が続いていて、見晴らしも良い、そこからひとの家というか屋上を覗き見すると、こっちにおいでよと言われている、またお宅訪問かと思ったが、珍しく断っていた。さらに階段を進むと、その途中にある石の広場でパルクールをする若者たち。パルクールで仲良くなる男たちがときに刺激し合い、ときに睦み合うみたいな光景だが、かなり長かった、いつまで見せるんだと思った。別の階段の途中では工事が行われていてどうも進めないか、もしくはかなり狭い状態。工事関係者がそこでくつろぐどころか肉まで焼いていて豪快だった。しかし何パクパク肉を口に入れてんだ、ちゃんと噛めよスペイン人!!! グルメコーナーはそれと関係していたのかいまいち不明、しかしマグロの生ハムのような、似たような食品を紹介していた。この辺で気付いたけど、まだまだ階段を上っているので多分山頂がゴールだ。何か開けた場所に出たが、そこで女たちが何かを担いでいる、パレードの練習だという。当日は十字架を乗せているが今日は台だけを運んでいるのであり、なんで女だけなんだと思ったら男だけのパターンも出てきた。その台を階段の下の少し広い場所に下ろした、と思ったらまた階段を上っていく、という感じで、なんか地獄で穴掘って埋めるみたいなことさせられてんなと思った。寄り道コーナーはエルチェ、ヤシの木の街。街の雰囲気あんまり見せてもらえない、デーツを売る土産物屋などを経由して皇帝ヤシを見に行く。皇帝ヤシというのは一本の根から分かれて何本にもなっているような木のことで、皇族か王族が植えたものらしい。別にヤシの木の王様という意味合いではないようだ。ヤシの剪定や畑などのシーンがあり、どうしてヤシの木がたくさんあるの、という疑問をぶつける流れに。答えは、暑いから、単純明快だ……。本編に戻ると山頂が近付くのだが、もう街ですらなくなってきてる。最初から夕日目的だろ、何が太陽は昔から変わらないだよ、太陽を三角形にしてやろうか!! 山頂にある大砲は太った女の尻に敷かれて泣いていた。で山を下りると麓は夜の観光地になっていて、酒場が道路に机を出している。キスを贈るわって言うババアの店主がいたので、そういう感覚は日本にないから面白かったな。最後はガキが遊ぶキノコのオブジェで終わり。アリカンテ普通かな、かなりの観光地でもあったことだし。