ぐ戒

知らないひとが出合いこそ我が人生って言ってる夢と、あと起き抜けにはメガネに炎の装飾がなされている夢を見たが、どちらも詳しく覚えてない。炎の装飾はメガネのフレームの上に付けてあったかな。フレームつながりってことか? よく覚えていなかった理由は分からない。単なるリズムという気もするし、久しぶりに熟睡したことが原因なのかもしれないし、それとも起きた直後にドタバタさせられたからなのかもしれない。
起きた直後は晴れていたのにパソコンを付けていたら早速曇ってきた。予報によると雨が降るらしい、年末年始の天気がずっとひどくて困っている。お出かけはできている方だが、それはおれが無理をしているからで、天気が悪いことに変わりはないからな。ただブックオフのセールは本日までだったので、今日はブックオフに行ってもいいかなとか考えていた。今日はインターネットニュースを見ていたら、未成年の女に誘い出された男がチェーンなどでボコられて大金を奪われた、という記事に出くわした。まるで東南アジアのニュースみたいだな、いや東南アジアでこういう事件が多いというわけではなく(多くはあるんだろうが)、日本のこういうニュースはもうちょっとオブラートに包んで報じられることがほとんどなので珍しいという意味だ。神戸新聞以外はな。それより海外に逃亡したカルロスゴーンが入ってたっていう黒い箱の実物を早く見せてほしいんだよね、正月にもし一番笑えるものがあるとしたらそれだし。あと、音響機器の黒い箱とか明らかにおれのメタファーなので。
で、さっきの浅間通りブックオフに行ったんだけど、セール中だからかセール中なのにというべきか、特に商品が増えてはいなかったので何も変わなかった。そして帰り道で通り雨を食らった、なんとしてもおれを無事では帰さないという天の強い意志を感じる。自転車だからトボトボというわけではないが気持ち的にはそういう感じで帰って、近所の酒屋でポテチを買った。2020年もなんもいいことねえな。ふざけてるのか? まあ、一度会社が潰れたのにバスケの選手がうめえって言ってくれたから大復活して今では人々が行列を作ってまで欲しがるようになったビーバー(菓子)みたいなこともあるから人生も分からんと言えるのかもしれないが、会社は潰れてもへっちゃらだけど、人間が潰れるというのはつまり死ぬっていうことだし、死んだあとで作品が評価されるというのはおれが一番嫌うところなので、やはり早急に運勢が良くなってほしい。しかし三十五度のペットボトル焼酎ワンカップはまだ半分ぐらい残っててすごいな、この間に別のアルコール類を挟んでいるとはいえこの減りの遅さはすごい、やっぱ正義だな。度数が高くてしかも安いとか大正義だよ。それなりの酒屋に行けばウオッカの小さいボトルも売られているけど、同じペットボトル素材のくせに高いんだよな、お高くとまりやがって。