ぐ戒

鍵を見つけて再び紐で結んでやったけどあの結び方だとほどけてしまうなと心配になる夢を見た。詳しいことはあまり覚えてないな。おれは鍵を紐で縛って意地でもなくさないようにしているほど忘れ物が激しい人間なのでひとにそれをやるというのは理解できるんだが。あと、自転車で中学生共と競争状態になったけど一人は中学生のくせに高性能の高価な自転車に乗っているためまったく追いつけずおれもそれを言い訳にしているフシがあるという夢を見た。ダサいやつだ。あの葡萄は酸っぱいみたいな。ちょっと違うか。起き抜けには、ペラペラの薄い二列の名札が剥がれてきてて危ないと思う夢を見た。これは完全に覚えてないな。
グーグル日本語入力がアホなので誤変換を繰り返しタイピング速度が遅れたので朝から最悪な気分になった。グーグル日本語入力の一番クソなところ、漢数字変換がまったく無視されているところで、拾壱とか銃菜々とか最悪だし、前の単語にくっついて中三分とかになることもある。どうしてこんなに数字の入力が下手くそなんだろう。そうする意味あるのか? グーグルは殿様商売だから日本のインプットメソッドにはそれほど興味がないんだとイヤミなことを言うこともできるが、それに近い雰囲気はあるんじゃないか。今日はそういう予定があったので、まずまんが雑誌を予約したんだけど、ガンガンジョーカーがまた値上げしているので嫌な気持ちになった、しかも二か月連続で上がってるぞ。付録か? 十中八九付録ではあるんだろうが、そもそも変な値上げを見て、付録か?という疑問が出てくるほど「付録ありの雑誌が値上げをすること」が当たり前になってきてるのがよくない。そういうのは付録じゃないからやめろ、八百屋で「奥さんこれオマケしとくよ!」って商品入れてくれたのにそのオマケの商品の値段も取ってるみたいなもんだぞ。
タイでマレーシアの人間が密造の廉で逮捕されたんだけど、業界では偽造種のデビットとして知られ、などと書かれていたので笑ってしまった、そんな犯罪者丸出しの通称つけるか普通、通称だからもうちょっと遠回しの名前使うだろう、偽造種のデビットいるか? と言って出てきたら相当アホじゃん。あとはなんか、ゆるキャン実写化、という話題が飛び込んできた。声優さんや実写俳優さんやそのファンに最大限配慮すると、すごいなとという感想になるんだけど、実写にしてほしいまんがやアニメの作品など基本的にないので遠くの火事を見るような気持ちになっているというのもまた事実なんだよな。実際のところはフォワード完全に読んでないから分からないけど、なんとなくウィキペディアを確認してみたら、ゆるキャンフォワードから芳文社の有料サイト COMIC FUZ に移籍と書いてある。本当に完全移籍したのか? おれがフォワード読者だったら怒り狂ってると思うが……。稼ぎ頭だから有料サイトに持っていきますよ見たいなのはさ。鬼過ぎるでしょ。ミラクをその誕生から死まで見ていたのでゆるキャンの作者が幸せになって良かったという思いがありシュールな作風から出発してもドラマ化まで成功することができるんだということに希望もある、掲載誌変更は作者のせいじゃないし怒りの対象ではない、芳文社がめちゃくちゃ悪い。こういう古参アピールもしっかり行っていきたいところだが、おれはすべての萌え四コマ作家に幸せになってもらいたいと常々言っているし、しかも芳文社は作品の切り捨て方が異様なので特にそう考えているんだよね、よく休む作家の穴埋めするひととかさあ。今日は出かける前に荷物が来て、何だろうと思っていたらかわいいアクリルキーホルダーが入っていた。大切なフォロワーさんからのお荷物ですね、ありがとう…… 。早速部屋に飾った。
今日は書店に行き、まんが雑誌を受け取って予約もした。予約票にまんがタイムと書こうとして「タン」と書きそれに打ち消し線を引くという動作、そして予約票という実物を見てしまい、書店というまじめな空間で笑いをこらえるのがかなり大変だった。それから近所のブックオフやリサイクルショップに行ったんだけど特に欲しいものはなかった。酒屋でアルフォートと、多分姉が欲しがるビールが安値で売られていたのでおつかいとして購入した。今度はちゃんと買ってきてくれと言われていたので買ってきたものだし、これでやっぱいらんわとか言われたら暴れ散らしてしまいそうだ。帰宅してからは色々あってキムチを食う。家族に好き嫌いの激しい人間がいるのでその目の粗いザルからこぼれた食品がおれのところに来るってわけだな、辛い物ぐらい食えやアホか。それを食べながら夜の地元ニュースを見ていたけど、老人ホームの老人と小学生が記憶力ゲームでバトルとか言ってて、知力による袋叩きじゃんと思えたのでゲラゲラ笑った。あと鉄筋が落ちてくるVRでも笑っちゃったな。落ちてから「危ない逃げろーっ」って言われても絶対無理だろと思ったので。
まんがタイムきららMAXを読むきんいろモザイクを『旅する海とアトリエ』キレ気味のキャラが取り繕うのもいいが、説教受けてるときにもりもり食う主人公のハートが強すぎて笑った。相棒役もデコとか言われてて容赦がない。絵に興奮しすぎてブレてるのも表現として良い。あっ、いつも日本語表記が安定しないドブロブニクだ! 『きんいろモザイク』外国の自販機確かに円じゃないしビビるかも。イギリスに到着したのだが主人公が英語喋れててすごい、その凄さをドラゴンボールの歌みたいに頭空っぽと褒めているのでヤバくて笑った。ドールハウス居住目線もいい。つうかさあ、楽しく読んでいたら最終回まで残り四回という聞きたくもない情報を知らされてしまったのでショックなんだけど。人気作でときどき最終回までの回数を告知するスタイルあるけどあれ何なんだろう、ショックを和らげようとしてるのかな、おれ的には完全にマイナス情報なんだが。『こみっくがーるず』ホラー先輩が卒業だが舞台が寮だし学校でも存在感がなかったのであまり悲しくない。それどころかいちゃいちゃしまくりでみんなに迷惑かけてて笑った。まごうことなき無職とか刺さるセリフだが、最終的に寮母の見習いに落ち着いて寮をホラーにしてた。『みわくの魔かぞく』ハロウィン、文化祭、ヒロイン役の誕生日が同じ日。なので学校で誕生日を祝う運びだが、主人公がセレクトしたのが観光土産なので笑った、今さらようこそもないだろ。仮装に「本物」が混ざってるのはご愛嬌だが、歯が疼くのはちょっと怖いな。名前で呼び合うの、いいと思ったのに続けないんだ。『初恋*れ~るとりっぷ』満員電車に揺られていたら仲間とはぐれた。せっかくなので乗り継ぎで電車を楽しもうという魂胆、壁ドン体制が甘い雰囲気を出していた。大食い担当がラインでも張り切っててめちゃくちゃ面白い。観覧車での告白、友情感高くていいですね。『社畜さんと家出少女』表と裏が違う女、弾けんばかりに嫉妬に狂っていて良い。常に内面を出しておけばオチるので四コマで存在感出せてるな。夫婦のような阿吽の呼吸はマジなので観察力も高いし。よくその精神状態でおいしいプリン作れたな、すごい。『いのち短し善せよ乙女』主人公は命がかかっているのに賭け事をする神様と天使。その結果焦った天使が笑顔でチッと言ったり謎ですよね~と変な顔で言ったりするのがめちゃくちゃ面白かった。露出狂もネットに晒されることが本望と言っていて実に理性的だ。ご褒美がドーナツだというのもさらに良い。『ななどなどなど』友情のレベルの話。秘密って言われてたのに好きなのはいいことだから言うっての、爆弾娘っぽくて怖いな。新参なのにレベルカンストでみんなが恐れるの現代っぽくて良い。なによりマルチーズをやる、の語感の強さが良過ぎてゲラゲラ笑った。女子校に来たけど色恋沙汰の観察を諦めないサブキャラもいい味出してる。『ご注文はうさぎですか?』お金持ち姉妹? が主人公側のホテルに泊まりにきた。これが前回のホテル再生の流れも引き継いでいるところに展開の冴えがある。部屋取られた年下組といい感じになったり、コーヒーを作ったりと温かい展開だが、最後のネタばらしは予想外だった。『エンとゆかり』魔法が使えるようになって旅立ちの準備。大きな鎧でふざけてる主人公、今のところ無能力なのかな。高い金で掴まされたっぽい道具がしっかり動いている描写がめちゃ良かった。それにしても立体映像みたいなデバイスまであるのか、ファンタジー。『ステラのまほう』プレッシャーが出てきたので大人と会って打開策を、と思ったら大人がヤバくて制服姿の主人公たちを連写する。誰のための作曲か、というかっこいい話もありつつ、最後のエゴサバレで大慌てになるところで爆笑した、焦りすぎでしょ。『私を球場に連れてって!』先生が千葉のファンだが冷めまくっててウケる。むしろ打たないときに得意げになるんだが、普段着の下にユニフォームを着ているので愛はある、あるのに死んだ目でビールを飲んでいる……。野球ファンの悪い部分を煮詰めた存在って表現でゲラゲラ笑った。『ホレンテ島の魔法使い』二話同時掲載のゲスト。主人公が題名にある島に観光に来たが目的は本物の魔法使いを探すため、だったが容赦なく観光してしまう。コラボカフェかっていうツッコミは目新しくて良い。気ぐるみ買ってすぐ着て帰るのいい客だな。必ず戻ってくると島を離れるところで一話目終わり。『しょうこセンセイ!』秋祭りに教師陣が出店する。りんご飴そんなに好きなのか、ガキの身体にはでかいと思うが……。招き猫のロボ、効果がヤバ過ぎて面白い。それが没収されたので招き猫のマネを主人公がするってのもかわいいし、ビールの匂いで酔って騒ぐのも良かった。『ハルメタルドールズ!』メタルとやらでやってみてよという軽音部の挑発に乗って主人公が観客を煽る展開なので若干熱血展開。ストレス爆発のタイミング見透かされててかわいそうだな。警察に注意されて終了もかわいそう。部長は主人公の魅力にオチた。『タベモノガタリ』きらら系列で屁が出るのあまり見ないな、今回はギョーザなのでくさいものの話にもなる。比率を言わせといて髪の毛の分け目に言及するのズルいな。酢醤油の直飲みってツッコミで笑った。まあご飯が汚くなるの許せないひといるよね。『ぼっち・ざ・ろっく!』いよいよ出場というところだがベースが乗り気じゃない感じ? 大人が相変わらず金で態度を変えてて面白い。その大人が主人公ばっかり撮影してるのは何なんだろう。冒頭に紹介したライバルバンドが最後に出てくるんだけど、侮ってる再生回数すら主人公たちが自作自演してて笑った。『委員長のノゾミ』委員長対決、弱みを握るには自宅に入るとのことで傘忘れたフリするサブキャラの方の委員長。何もなかったがワイシャツを見て男の影を嗅ぎ取るが、そこから首輪付ける妄想までの飛躍が激しくて爆笑した。しかも帰るまで続いてるし。メイドはその怖がった表情だけで満足していた。『魔王城ツアーへようこそ!』最終回。忘れたスマホが使われるかなと思ったけど違った。再度呼び戻してもらったが浦島太郎的に十年後の世界に戻ってしかも半日しかいられない、そして最後に題名回収というやつなのでかなりツラい最終回だ。ゲームの天地創造のエンディングみたいなんだよな、戻れないけど一日だけ甘い夢を見せるみたいな展開は。『月が綺麗だから盗んで』美術科の作者の新作ゲスト作品。平たく言えば怪盗とお嬢様という組み合わせだが、盗みに入った怪盗よりパルクール習ってるお嬢様の方が体力ある、何習ってるんだよウケる。現金に迷いなく飛びかかる怪盗の姿が良かった。一話目で題名回収するパターン。『ももいろジャンキー』最終回。誕生日のお祝いで終わりという珍しい締め方。なので悲しい感じはまったくない。むしろ徹頭徹尾主人公がブタ扱いされてて、最後は丸焼きまで覚悟されてるのが笑った。園児の濃い関係性もすごい。最後も平和な終わり方だった。『ホレンテ島の魔法使い』ゲストで二話目。転入試験楽だったけど金がないから働かせてくれという無計画ぶり。しゃべる人型猫の違和感にようやく気付いたが、ネコのヘルメットは実用性があったので面白かった。あと下宿で魔法使い? と一緒になるけど、割と熱い歌をうたっているのも良かった。以上です。以上なんだが、最後の作品読み終えたら急に白地に文字だけのページが出てきたから、連載中断とか、死か!? とびっくりしてしまったけど、コミックスで印刷間違いがあったらしく、その訂正アドレスを載せておきますという話だった。雑誌を買っているので権利があるし、せっかくなので修正PDFはダウンロードしておいた。しかし著者コメントが抜けるってかなり杜撰だな、手書きコメントと写植コメントがあったから片方抜けたって感じなんだろうか? いずれにせよ次の版で直しますとは言わず訂正PDFをばらまくあたり芳文社は冷たい、じぶんの間違いなのに重版しないって意味なので。