ぐ戒

テレビで見たこの映像ほしいなと思ったんだけどテレビに直接録画されてるから無理っぽいししょうがないからこないだ買ってきたパワーアンビエントのCDでも聞くかと思ったんだけどこれは実はブルーレイだったためそれこそテレビでは見られるがじぶんの部屋ではまったく聞けない代物だったという夢を見た。パワーアンビエントって何だよ、まあ多分あるし想像もつくが……。あと、古書店が営業中か分からなかったため障子から透かすように覗いてみたら明かりがついていることぐらいは分かったし店内へ入ると洋風のリビングに背の低い本棚が少しだけあるというスタイルだったのでいつ見ても普通古書店に見えなくて尻込みしちゃうよなあと思う夢を見た。なんだよおれのこの常連様感は。あと障子から覗き見るって変態のやることだよな。起き抜けには、何も買わないつもりでいたけどダブルリングベルトだけはいいものだったので買いに行くという夢を見た。これは全然覚えてないけどいいダブルリングベルトがあったら確かにいいよね。値段によるけど。
いつも起きてからすぐインターネットラジオを聞いている理由は、度々書いているけど聴覚からインターネットに繋がっていることを実感するためなんだけど、今日はそのベトナムのラジオの音が割れてたので、どうしたんだろうという感じだった。でもベトナムだからそこまで不自然なことはない。ただ耳障りなだけかもしれないな、と思い直して、実際耳障りだったのでタイランドのラジオに変更した。で外を見てみると急に雨が降ってきている。パソコンの電源を入れてラジオ局を変更しただけだから大した時間も経過してないのに、雨。そこで狂ったように家中の窓を閉めて回った、雨の野郎は許さん、晴れると思っていたんだぞ。雨に降られるとムカつくので出かけたくなっちゃうんだよね。今日もそのような気分になった、というより、起きた直後の天気で出かけるかどうか判断するようなところがあるのでそこで出かける気になったんだ、それが瞬時に裏切られたので怒っている。しかし出かける時間になるまではどうしようもないので、インターネットでニュースもそこそこにして古文書を見ていた。正確には古文書の中に現れたド近所の話を見ていた。古文書にマジで今住んでる町の名前が出てくるの興奮するけど、住所バラすことになるので詳細が一切言えないので困っちゃうね。ざっくり言うと荘園の話だし、こういう興味から荘園の本を集めたりしているんだが、まだ全然読んでなくてすごい。そうやっておれなりに楽しんでいたら外が大雨になってきたのでますます許されんという気持ちに。雨雲レーダーを見ると北陸特有のまだらな雨雲が広がっている、北陸では毎日が小規模災害だ。なんてことだよ。しかもビビることにこれだけ降っておいて降水量がまったく観測されてない、歴史的には雨が降ってないことにされてしまう、おれが日記に書かない限りは!!
さすがにムカついたので正直に出かけることにした。雨が止んでいる時間帯を選んだので被害はそれほど受けず。ガレージに行って、その行くまでの道すがら色々考えた結果、昨日見送った古代史の新書を五冊購入することにした。これで全シリーズ揃ったわけで嬉しいが、遠くから本棚の悲鳴も聞こえてくるようだ。帰宅したらリリースのためのアップロードがまたウェイティング状態になってて、雨だけじゃないのかと本当に嫌な気持ちになっていたけど、代わりにバグが一個消えてたので若干相殺された感もあった。何のバグの話だったかはもうよく覚えていないが。インターネットはアップルのノートがなんとEscキーを導入しました、Escキーというものは便利なんですと発表してきたというので盛り上がっていた、気持ちは分かる、頑なにボタンひとつのマウスをリリースし続けていたアップルだからな……。アップルはマウスボタンが一個で、しかもそのボタンがESCキーになってるデバイスを発売すればいいんじゃない? まあウィンドウズユーザーだしその辺は淡々と理解しながら、東京大学から古文書をダウンロードするなどしていた。そしてリリースも完了させた。
夜になってDlifeが終わるというニュースが入ってきた、放送開始時にコンビニで専用リモコンもらって今でもテレビの前に放置してあるな、懐かしいぜ。番組じゃなくてテレビ局そのものが終わるときって枠どうなるんだろ? まあ何かが入りはするんだろうけど。ディズニー資本でも支えられなかったんだな、海外ドラマ勢が悲しんでそうだ。あと久しぶりに古文書関係の重要書類をダウンロードしとくか、と思ったらジオシティーズと共に死んでいたので悲しくなった。おれの手元にある二重に保存されたファイルが死んだら終わるのか、怖い。なくなったら終わりなので重ねて保存しとくことにしつつ、代わりに別の重要書類を探さねば、と検索していたらあっさり見つけたので、これは明日でもダウンロードしておこうということになった。古文書は学問的に云々とかは本当にどうでも良くてエグい話を読んで笑いたいだけなんだよな。不吉な言葉で古文書を検索すると、「有闘乱事、御童子二人殺害、取首持去云々、」みたいな明らかに知識なくても分かる文章が出てきて、こういうのを興奮して読んでいるとなんとなく読むための勘が備わってくるのでいいことだと思う。なんか陰茎の話もあったはずだけど、どこだっけ。そういや今日、フランスのニュースで、連帯富裕税だとかフラットなんちゃらみたいな富裕層の税率を下げたらタックスヘイブンの使用率が下がりましたってニュースやってたけど、それ税収的に意味ないし結局庶民が割りを食うだけなのでは? と思った。タックスヘイブンの利用を防ぐために富裕層への税金を下げるなら、そりゃあ、自身に降りかかる税負担をより倫理的に引き下げられるんだから富裕層はニコニコだろうけど、非富裕層の方にのしかかってる税金はなんも変わらんし、比率によってはむしろ増えるだろ。そして非富裕層には富裕層が使うタックスヘイブンのような「合法的」な逃げ道はない。そりゃあ人類滅びますわ。なぜこのようなことを書いているか分かりますか? ベーシックインカムというお金が欲しいからです。ベーシックインカムの本を読んでいたら、学生は社会の歯車となるべく勉強させられているので、金を払うよりむしろ学生手当的なものをもらうべきだみたいな話があって、なるほどなあって感じだった。