ぐ戒

店でしゃがみこんでみたら下の棚の方にチョコレートケーキ系の菓子が安売りになっていてラッキーと思いながら存分に迷っていたら背後に織があることに気付いたし覗き込んでみたら頭から袋をかぶった人懐っこい猫がいたし織の隙間から撫でるなどしてせっかくだからと家族に教えたんだけど欲望が強い奴らなので先に注意しておくけど逃がすなよと注意して菓子の前に戻ったら背後からガチャガチャと音がしてまさかと思い振り向いてみると直接触りたいからと家族が檻を開けており案の定逃がしてしまったのでおーいと強く呼びかけて捕まえて戻すまでは帰ってこなくていいぞと叱ったら知らないガキを勝手に動員して探し始めたしそのガキどもはなんかキモい草やしいたけを持ってきたのでダメだダメだ猫じゃないと許さんと突き返す夢を見た。しいたけって何だよ、おれの嫌いなものじゃん。ただしいたけを檻の中に入れるというのは相当シュールな情景だな。起き抜けには、魔法がなかなかうまくならないのでヘコんでいたんだけど玄関に出たら知らない奴らがまだ世界で誰も成功したことのない波動拳を出す練習をしていたのであれより絶対マシだなと安心する夢を見た。これは現実に存在する家の前の映像そのものだったので、起き抜けの夢の割にはよく覚えてる。
ラーメン食ってるときまでザーザー大雨が降っていて不愉快だったんだけど部屋に戻ったら止んだので、今日はこれで一滴も降るなよと呪いをかけていた。とにかく成すべきことを成さねばならない。具体的には昨日からちょっと悩んでいた、動画における画像の使い方について結論を出さなければならない。なんかツイッターに投稿した動画が乱れないためのサイズというものがあるらしく、半信半疑ではあったがそれを試すというアクションがあったのだが、結論としては違いが何も分からなかった。でも悪くなってるわけじゃないからこれでいいのかもしれない、とにかくこれ以上あれやこれやと悩むのは面倒だなと思ったのでこれでいいことにした。オビを付ける方法は分かったのでどうでもいいや。別にオビなんか付けたくないんだけど。同じツイッターの話題といえば、香港のデモを阻止するんだか煽るんだかの目的で中国本国が作成した偽のアカウントが数百あったみたいで確かな証拠があるぞということでそれらのアカウントを凍結させたらしいんだけど、中国がやったにしては数が少ないなと思った。それとも確かな証拠があるアカウントがそれだけということで、実際には疑わしいが確かではないから罰することができないアカウントなどもあるのかもしれない。
とにかくまた雨降ってきたらイライラするに決まってるので早めに出かけることにした。昨日の出かける準備残ってるからそれを使えばいいしお出かけ行為自体は速やかにできる。そこで急いで家を出てまず本屋でまんが雑誌を受け取り、それから空模様を見た。どうも雨は来ないようだったので、そのまま新竪へと向かった。ここではこないだ見逃した洋書を結局購入。さらにガレージにも足を伸ばしたけど、特に変化は見られなかった。帰宅したあと、早めに出かけるために後回しにしていたインターネットニュース確認を行う。何の事件かは書かないけど、容疑者のことを「あおり男とガラケー女」って書かれるとガラケーも罪みたいでウケるな。おれもガラケーで、しかも無職だから契約が切れており、メモと時計とカメラの役割しか果たしてないものなんだが。それからアーカイブオルグでタダの音楽を掘りまくっていたけど、いい加減ペニスジャケがキモ過ぎて無理になってきたのでアドブロックで消すことにした。アドというかスパムだな。なんで毎度毎度鮮明に写ったペニスを見なきゃならないんだよ。しかし最近、本当にタダで配ってる音楽しか聴いてないし、昔ほどパソコン壊れて音楽ライブラリ失われること怖くなくなってきたな、まあ程度の問題であって怖いのは怖いんだが、最悪壊れてもタダで配ってる音源でライブラリが作れるなという余裕がある。こうやって音楽もタダで聞けるし(CCなので)、本もタダで読める(著作権が切れてるので)、その上タダで音楽も作れて画像編集もできて川柳も作れる、人生の経験としては最高だな、あとおれの生活に足りないものはベーシックインカムだけといえる、なんとか早めに成立させていただけませんか。世界中のひとが苦しんでいます。
セフレこと世界ふれあい街歩きオーストリアザルツブルク。以前にも訪問しているからこれで二回目だ。世界遺産はヨーロッパ偏重だし、そして世界ふれあい街歩き世界遺産に行きたがる、この構図があるから世界ふれあい街歩きはヨーロッパの同じ都市ばかりに行くんだよな。理屈は分かるけどつまらない話ではある。とりあえず駅から新市街の市場に行く、ここではチーズとパンを売っている。でそこのパン屋の方にミラベル宮殿を案内されるのでそちらへ向かうことに。宮殿は市役所でもあるらしく、観光客と職員を勘違いしてしまうくだりがある。次はモーツァルトも来たという庭園を訪問、ここには管理という名目で雑草を抜いてる爺さんがいる。それで通りに戻って、チェロをしょってチャリに乗るモーツァルテルム? の学生と喋る。あんな身の丈よりでかい楽器をしょってチャリこいでもいいものなのかな。まあ日本で禁止されているかどうかも分からんが。父親が入学祝いに自転車を改造してくれたので、楽にチェロを背負うことができるらしい。雨の日とかもどうするんだろう。ちなみに音楽学校のそばには楽譜の店がある。ここにはモーツァルトの妻が来たこともあるらしい、店員がそう主張しているが、向かいの建物にモーツァルトが住んでいたことを論拠にしているので、まあ、確かに、絶対に来ているだろうな、と納得できた。しかしみんなめちゃくちゃ寒そうにしているがいつの撮影なんだろ。ここで坂を上がって高い場所に行くと宗教施設がある。何の宗教だろうか。茶色の服を着た何らかの宗教の修道士にテラスを案内され、神に仕えればこの景色を毎日見られるんですと自慢していた、ふざけるなそんなことのために神なんか信じるかよ、ストリートビューで見るわ。ここには犬もいたが特に触れられず。ここで文化コーナーになったので人形劇の紹介が入る、劇中では空中をすごいスピードでガキが動いていたが、あれ感情移入できるのか? ちなみにザルツブルクという言葉の意味は塩であるらしい。街歩きに戻ると、橋の下に、欄干からぶら下げた長い布に身体を巻きつけてグネグネしている奴らがいる。なんかヨガの一種じゃなかったっけ。それをやっている女のひとりはオペラ歌手で、将来は吊り下げられながら歌う動画を録るつもりらしい。なんだよそれ、怖い……。ここで再び大通りに。観光地がわらわらいる通りの両側に様々な金属の飾り看板があり、それを修理するひともいるという話。そのひとたちはどこにいるんだ、となれば通りの奥にいるという。彼らは鍛冶屋であり、炉の前でガンガンと金属をぶん殴っていたので若干異様な空気が流れていた。次のシーンはなんだか中庭というか、城壁の中のほんの少しだけ開けた場所に出る、そこの二階には鬼ババアみたいな声のババアがいて、修道院だった建物に住んでいるんだと自慢してくる。で、そこでカフェを経営しているとのことで、ほぼ結婚が決まっている娘とその相手を紹介してくる。共にそのカフェで働いている状態なので、ここから破談すると実に面白いだろうなと思った。グルメコーナーにはでけえチョコボールを一口でいく男が登場していた。それから別の広場にも行ったけど、「広場の金ピカの玉、何ですか?」というナレーションが入ったし、金玉と言わない配慮があるよね。そういうきれいな配慮というか、きれいな金玉を見たあとに、男どものストリートブラスバンドを拝見する。寄り道コーナーはヘルブルン宮殿。ガイドを先頭に宮殿を歩くの、街歩きじゃないだろうが。しかし水の仕掛けがたくさんある宮殿は前も見たことあるぞ、セフレで見たんじゃあないのか? ババアが「お尻が濡れちゃったの」と発言しており大変に不快だった。街歩きに戻るとなぜか天気が悪い。ここでカリヨンの演奏があるとかいう展開になる。カリヨンは度々街歩きに出てきてますよね。事情は良く分からんが我々の一族がカリヨンを管理している、って言ってた、にっくき家族経営じゃん……。しかしどういうつもりかカリヨンの撮影パートがなげえ、死んだ夫との思い出が詰まっているとか言うけど公共物だぞ。ここで放送時間をほとんど食い潰してしまった。最後は夕方のオープンカフェでビールを飲むひとたちが映されたが、明らかにさっきのチェロのバッグだったし、同じ学校の生徒が酒を飲んでいる状態だった。以上です。極めて普通ですね。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。『社畜さんと家出少女』、第一巻発売前なのに表紙&巻頭カラー。出張に行ってる間、こないだの変なぬいぐるみを寝かしておくの笑ったし、それに引きずられる主人公もいい。ただ最後は家出というリアルが急にシリアスに迫ってきた。『きんいろモザイク』、勉強中なのに友達の名前を写経してるの怖過ぎてウケる。バイト先で旅行の話を聞くキャラがやきもきしてるとどんどんみんながやってきて自然な笑顔にしていくノリだが、スマイル要求されてむしろハードル高くしていくのが良かった。『ぼっち・ざ・ろっく!』、そろそろ主人公の元々の趣味、つまりネットに顔出さないとヤバいってことでギター動画をアップロードする流れで、急に尊敬の念が出てきたサブキャラが敬語を使いまくってるのが良かった。別の奴のツイートバカにするノリ! そこから承認欲求が爆発して二十万円を浪費してしまう姿は逆に哀れですらあるが、レシートあるなら返品できそう。『私を球場に連れてって!』、主人公の妹たちのお泊まり会。相変わらずデブ扱いされる主人公! 敵という自覚が急に芽生えてくるところも良かったけど、じぶんが見ない局のザッピングがうまくいってないの、ありがちでめっちゃ笑った。あとお母さん、同性モノが好きなんか、業が深いな……。『初恋*れ~るとりっぷ』、コスプレ喫茶の本で勉強してる奴がいてのっけからズレ感が面白いし、鉄道喫茶にこないだの他校のキャラが訪問するのスムーズ。中盤からの、迷子が以前のじぶんと重なるってところからのブチ抜き展開はサービス感強くていいですね。先生の答え保留も良い。『こみっくがーるず』、ツイッターをやれやという周囲からの圧力。エロ作家の迷走ぶりが良くて、特に硬い文章がぎっちり詰まった画面が良かった。しかし巨乳美人探し機ってなんだよ、爆笑した。結局慣れてしまったエロ作家を尻目に、主人公はヨボヨボになりながらもアカウント再開という態だったが、すぐさまイイネしてきたのが実家というのがそこはかとなくツラくて面白い。『ハルメタルドールズ!』、視聴覚室でギャリギャリとメタルサウンドをぶっ放していたら副生徒会長から怒られるがヘビメタじゃなくてちゃんとメタルって言う。ここからは主人公の独壇場ではあるが、新キャラの説明や抵抗も入ってきつつ、最終的に軽音部を乗っとるという話になっちゃうのが笑えた。しかし副生徒会長、ブラックメタル好きか、これは強いな、ドゥームメタルとも言ってるし。『いのち短し善せよ乙女』、天使の顔面を殴ってお題を出すの、一石二鳥感ある。今回は出てきたグッズを伏せて新キャラ登場、先生が始終エッチなことをすると勘違いしててヤバくてウケる。新キャラは感情が昂ると攻撃的になるみたいで主人公たちも散々にされるが最終的にクラッカーで解決して善認定。突然死ぬかもって言われたらそりゃビビるだろ、笑った。好評だったので連載決定とのこと。『ご注文はうさぎですか?』、のっけから罰を受けたい不純なひとがいてウケる。これまでの展開で出てきた陶芸関係の母親を出しつつ、遅刻しそうになって戻ったらレストランというのは本当は後輩のもてなしと分かり、そして家族ということばがさっきの陶芸の言葉に引っかかるという、これ以上ないぐらい見事な展開。『しょうこセンセイ!』、主人公は先生なので同年代の一年生に算数を教えるのだが足し算のことを加法と表現していてもうダメで笑える。なにつくろーの子、もう勉強する気すらなさそうだが、そこを好きなアニメの話題と教育の学び直しでクリアしていく手際の良さよ。アキレスと亀はおれも好きなので出てきて良かった。『ななどなどなど』、前回の展開の一方、主人公サイドは、という話。あんだけ毎日大騒ぎしてるのにまだ陰キャ扱いで寝たフリという展開なの笑ったけど、このあとの体育のちょっとイイ話のあとの軽めのヤンキーとの会話でちゃんとバカにされてることに気付いているくだりがめちゃくちゃ面白かった。最後の反応もかわいい。『ステラのまほう』、悲しげにしている子を慰めるために自宅に誘うという流れだが、実質上自宅にいた弟が今回の話の中心っぽい。性教育じゃん! 合計三回もへそを見せられて性癖が歪んでしまったので笑った。悲しげだったのは歌のフレーズだったというのも巧みだ。『委員長のノゾミ』、ヒロインがコンタクトにしたら主人公以下誰も気付かないというメガネ認識率ウケる。ところで主人公、突然の引っ越し宣言でヒロインがざわつく。若干恋する目線になったがヒロインの自宅で理由判明、そういえば元々隣に住んでた設定だった、これをすっかり忘れていた、これはいい展開だ。『魔王城ツアーへようこそ!』、羽根を触ったことでギクシャクしてたら関係ない魔族に見られてあの城は怖いんだという噂を立てられる。気を取り直して買い物という流れだが、羽根が性器並みに敏感なのに背後から抱きつくんだ、怖いな。後半の羽根押さえつけもどれだけの快感が来ているんだろう。『六条さんのアトリビュート』、幽霊にパニクる主人公、そりゃ怖いだろうけど、気絶した主人公に怖い絵画でフタする幽霊極悪過ぎるだろ、笑った。匂いで絵の具を嗅ぎ分けて余計なものまで嗅ぐのも良かった。前作のアリス感もほんのちょっとだけ出てきたな。一時間後に友だちになろう宣言もなかなか抜けててウケる。『エンとゆかり』、冒険アトラクションみたいなのに来た。終始おだやかで、謝罪のある煽りがあったり、冗談みたいな武器を渡されたりする。ボスも安全に配慮した攻撃なのがかわいい。なのに本気になるヒロイン役、ちょっと怖いな。『みわくの魔かぞく』、こないだ登場の褐色の子も一緒に花火をする。でけえ方の花火メインに考える子嫌いじゃないな。しかし魔王、花火全部使うとかマナー違反だろ。線香花火の玉を取る流れから友情も取るのかという回想になったが、すぐに仲直りしたのでエエ話。『タベモノガタリ』、回転寿司に行く。まあ確かにいきなりラーメンはアレだが、多角化が進んでるからなあ。しかし店で寿司をこねくり回すのは勇気がいる、全部食えばいいんだろうけど。ふざけるなと怒ったキャラに対して回転寿司屋がネタを乗り物で運ぶなどふざけているのだが、という鋭いツッコミが入っていたのがめちゃくちゃおもしろかった。デコさんの食べ物の恨み、陰湿だ……。『サジちゃんの病み日記』、次号最終回なのでシリアスの極み。一応主人公がベッドから落ちるところはファニーかもしれんがもう四コマではない。ちゃんと逮捕とかされる世界なんだ。『ほーぷす×ハウス』、オタクが集まるシェアハウスと知らずに来た主人公、合法ロリという言葉をでかい声で連呼してて近所迷惑だ、ウケる。シェアハウスの個室って鍵がついているんだな。同居キャラが実はまんが編集者ということで、これは素材が近くにいるので書きやすそうだがじぶんの作品のメタ的なダメ出しにもなりそう。『ももいろジャンキー』、いわゆるはじめてのおつかい。主人公が心配で尾行というのはありがちだが、幼児が道で転んで泣いてても助けないのハートが強い。一方待つ側の人間も心配で強面オッサンにも飛びついてしまっていてウケる。でもせっかく心配でついてきたのにやっぱりブタ扱いなの安定し過ぎててゲラゲラ笑っちゃったな。『旅する海とアトリエ』、12Pも掲載されている。朝からチョコレートをパンに塗るのが贅沢っていうの共感できるな。そのあとはシチリア観光だが言ってる言葉が分からないのに拳銃渡してるの怖すぎてウケるな。楽しい観光が終わって後半は主人公ペアひとりずつとシチリアキャラが対話。特に相手役のキャラが厳しいことを言わずに同調してくれたのでハッとするという展開が素晴らしいが、人様の着替えをダシに使うのズルくて面白い。しかもその人様こと主人公は相変わらず海に落ちそうになってるし。以上です。