ぐ戒

バリカンの同じデータがグリッド状にたくさん並んでいたのであんたみたいに美容室行こうかなと言われたんだけどおれが行ってるのは床屋だし確かにきれいで広い床屋だが遠いんだよねと返事していたらおれも髪の毛を切りたくなってきたのでバリカンでバリバリやっていたところこないだ髪の毛を切ったばかりなのに結構な量切れたし半分でやめてみたら鏡に映る右側の髪の毛がやはりものすごく長かったので意外とすぐ伸びるんだなあと感心しながらその鏡で後頭部を見ているつもりだったがよく考えたらそんなことできるわけないしむしろその後頭部を枕につけているわけだが枕が髪の毛だらけになって汚いよなあと思う夢を見た。これは起き抜けの夢だけど、枕に頭をの件は明らかに現実が混ざっていたので不思議な感覚だった。つまり途中から明らかに寝ているじぶんというものを意識している。あと、ゲームでひとのために洞窟へ潜る夢を見たんだが詳しく思い出せなかった。この洞窟へ潜ろうとしているシーンだけは今でも思い出せる。
今日は雑誌を捨てたいので出かけないことにした。雑誌を捨ててるときに家族の行動とぶつかったらまた色々と文句を言われてしまうのでうまいこと調整しなければならない。よってインターネットニュースをちょっとしか読まずに時間を確保して午後二時ぐらいから動き始めた。部屋のクローゼットの中に積んである雑誌が何か月分あるか確認して、それを物置のものと入れ替えて物置のものは捨てるという、実に面倒なことをしているため、出して縛って捨てるという手順では片付かない、ここに時間がかかる理由があるのだがまあそれはしょうがない。結果として五か月分溜まっており、それらを入れ替えた上で古い五か月分をすべて捨てた。紐の縛り方はインターネットでいい方法を見つけたのでそれにしてから失敗しなくなったが、それよりまんが4コマぱれっとが出てきたことが悲しかった。そういえば晩秋ぐらいまでは購入していたんだったよな。つまりそれはぱれっとがワイド四コマ化を推し進めており、既存の作品さえワイド四コマ化してしまい、かつ、本家少年誌的な作品、即ち萌え四コマではない作品を増やし始めていた時期だ。この最後に買った号を見ると焼け野原感が強くて本当に悲しい。これを見てももう書いたいという気持ちが起こらないのも悲しい。きららMAXもいずれこうなっちゃうのかねえ。
それからインターネットニュースを見たら、身体障害者乙武が、トレンディーエンジェルを引き合いに出してあいつらのハゲネタは問題なかったじゃんと言ってたのを見た。そりゃ単に声が聞こえてないだけでしょ、ハゲネタをやめろと言っているひとはいるよ。おれの考えは、そういうひとはいるけど、それでもやるんdということ、即ち緩やかな差別を認めるということだ。しかし、ここを除いては、さすが障害者なだけあって乙武の発言はまあまあイケてる。特にパラスポーツの人間が結果出せなかったときに思いっきり叩ける世の中にしたいという意見は本当にその通りだ、ただ、そもそも健常者のスポーツで負けても「感動をありがとう」とかいう風潮があるし先行きは結構厳しそうだが。乙武さんは倫理を崩すほどの絶倫でいらっしゃるので家族がテーマの番組には二度と出てほしくないけど障害者についてはまあまあイケてる発言もするという認識ですねえ。あとこの記事、というのは番組の公式書き起こしなのだが、この中で視聴者からの「イジっていいかどうかはひとによるのでは?」という質問に、障害者芸人が「ひとによる」と答えていた。つまりイジってほしい障害者もいてイジってほしくない障害者もいる、もっち付き合いを深くするべきではみたいな考えだった。それって、緩やかな差別を認めていこうというおれの意見に完全に合致しているよね、一律にタブーを決めるのは最小限にしないと窮屈になる。おれがこの問題を「緩やかな差別を認めよ」とキツい言い回しにしてるのは、まさにこの文脈で良く出てくる感動ポルノというキツい表現が使われることについての思想をなぞっているからだ。
なんか夜テレビ見てたら、エスカレーターで止まる方が推奨されてる、と前置きしているのにわざわざ歩く人間のために「訳あって止まってます」ってキーホルダーがありますと紹介してたので不愉快になってしまった、そんなもんぶら下げないといけないの理不尽じゃん。都会の人間はエスカレーターで歩くな。勝手にルール作ってワシがルールじゃい合わせんかコラみたいな態度って醜いでしょ、公道でキャベツ育ててるバカと何が違うんだ。