ぐ戒

古い「再」の字が書かれたシャツを着ているんだけど再度のチャンスはないという夢を見た。古い再の字ってのがよく分からん、なんか上の横棒が一本ないやつだった気がするけど、それって旧字体じゃないよな。起き抜けには、武器屋が立ち退かないのでブティックが建てられないという夢を見た。今日の夢は極めて短いがめちゃめちゃ熟睡した気がする。確かに熟睡したら夢は見ないような気がするが。
タイのニュースを見ていたら、過去に日本人のボーイフレンドからひどい目に合わされたので、日本人の男に復習しようと詐欺をしていた女装男という複雑なカテゴリーの人間が逮捕されていたけど、どうやら過去にも同じ罪状で何度も収監されているようだったので、単なる言い訳かなと思った。前見た記事に昔から存在する手口と書かれていたはずだけど、ひょっとしてこの同じ人物がやっていたのでは、まあおれは警察じゃないのでどうでもいいのだが……。それより今日は日本のニュースの方が盛り上がっていて、なんか勤務中にセックスしたとかで海上自衛隊の男女が注意されていた。別にそれ自体は目を引くような内容でもないが、「50代男←20代女→30代男」ってのがすごいというか、ひどい表記だったんだよな。実際のニュースは違うのだがこれだと乱交しているように見えてしまう。しかも矢印の方向から考えれば、これ女の方から突いてるよね。見出しを短くするためとはいえ本当にすごい表記だ。表記といえば犀川っていつからか、というか結構最近だと思うけど、サイ・リバーからサイガワ・リバーにされちゃったんだよね。で面倒なことをするなと思っていたが特に調べてはいなかった。今日、なんとなく見ていた市川という川のニュースで、イチリバーではだめなのでイチカワリバーになったけどその理由とはみたいな感じの記事があったのでまさしくこれじゃんと思ってしっかり読んだ。どうも国土地理院がそういうお達しを出しているみたいだけど、肝心の国土地理院の説明が「日本人が聞いてぴんとこないから」だったのでズッコケてしまった。純粋に疑問なんだが、日本人が聞いてピンとくる必要あるのか? 日本人は英語表記だけの地図など見ないし、仮に外人にサイリバーとかイチリバーどこですかと質問されたら、外人と喋っているという文脈を使って判断できるだろ、ああリバーを川にすりゃいいんだなと。その最たるものが播磨灘の「ハリマナダシー」、瀬戸内海の「セトナイカイシー」で、理由は『「灘」と「内海」は「海」に直訳しない』だったんだけど、ハリマナダシーって言われてもそれこそピンとこないだろ。怪獣の名前じゃん。
今日は出かける予定だったんだが、出かける直前に、不備ががあるかもしれませんがとりあえず送りますとか言われていた本が届いたので検品していた。これには予想以上の書き込みがあったので、出かける前に連絡しときましたね、どうやら不備があれば返金も受け付けるという話のようだったし、おれは受け付けてほしかったし。だから少し遅れて出かけた。遅れたという事情を考慮したわけではなく元々そのつもりだったのだが、結果的には所要時間が少なくて住む近所のブックオフやリサイクルショップを攻めることになった。そしてめぼしいものは何もなかった。ここでひらめいたのでインターネット(のおれの周辺)で人気のもちふわパンケーキをついに購入。安くてカロリー数も多いのでお得ですね、おれにしてみればすべての商品は高いのだが。とにかくこれは夜中に回して、今は届いた本の問題を片付けなければならない。とにかく返金がなければ、つまり返金で完全に関係が完了しなければ何もできないのでメールを待っていたんだが、これは予定通りというかなんというか、お出かけから戻ってすぐに返金されていた。そこで消しゴムかけを開始したんだけど、中ぐらいの量で一時間かかってしまった。ポッドキャスト一本聞き終えてしまったよ。おい本に書き込みをするな、林田!! なぜ林田かというと林田という名前が書いてあったからです。学生は売るつもりなら本に直接書き込むな、直接書き込むなら売らずに捨てろ。
セフレこと世界ふれあい街歩きは中国のマカオマカオ自体は初めてみたいだが別の番組で結構放送されてるからなあ。とりあえずビルの谷間には歩き回ってエクササイズに励むババアたちがいる。それでもう少し進んだところには例の有名なカジノのビルがデーンとある。ここでカジノの裏方と話すんだけど、なんかあっちから歩み寄ってきたし、総売上を細かく知ってるなど不審な点が多い、中国政府の人間か? カジノは客を逃がさないよう鳥籠やサメをモチーフにしているらしい。周りの路地にはカジノの客を狙って宝飾品店が立ち並び、景気の良さそうな店員が控え目な客引きをしている。さらに進んでポルトガル統治時代の歴史地区へ向うと有名な教会とか残骸がある、教会の名前を聞いたんだけど忘れちゃったな。それでその先にはさらに有名な、前面しか残らなかったため張りぼてにしか見えない教会もある。これがなぜ日本で有名かというと、長崎から逃れてきたキリシタンが建築に関わったかららしい。ちょっと裏に足を向けるとまだそこは未開発であったが、ここには中国ではおなじみの竹の足場を組むひとがいる、ただ最近は鉄パイプも使うらしい、そして鉄はやはり使いにくいらしい。歴史コーナーではマカオが返還されていた。よかったね。さらに路地裏を進むと老舗の前でカメラを構えている男がいる、どうやらもう残り少ない老舗の写真を撮って回っているらしい。この老舗は、昔は木の桶を作っていたが今は台車ショップに変貌している。その写真家に招待されたので、狭い地下街みたいな通路を抜けてアトリエへ向かう。そのひとはカジノではないマカオの風土や文化を残したいと意気込みを語っていた。ここで場面を変えて道路に張り付いた市場へ向かう、おれが好きな汚い電飾に塗れている。八百屋さんに行くとなんでもあるが、マカオに畑がなくて中国本土から野菜を仕入れてるからどうしても値が張ると語っていた。奥まったところにはあごひげが異常に伸びたジジイがいて客の信頼を得るためには試食を断らないなどの知恵が必要だと言っていたが、そのあごひげは大丈夫なのかな。一方あんまん工場というか小さい店先では店主の嫁がずっとあんまんをこねこねこねこねしていた。一日千個あんまんを売るらしいが、中国ではそこまでビックリする数じゃないだろう。グルメコーナーではロイヤルスイーツフラッシュという発言があった。路地裏から離れて少し開けた場所に出ると、サイドからひとがどんどん出てくる、どうやら中国への出国ゲートがあるらしい、これはさっきの話に繋がるもので、つまり本土の方が野菜が安いから買いに行くひとが多い。マカオで稼いで中国で買い物するのが便利と言っていたが、一方本土の裕福なひとは品質のいいものが揃っているからと逆にマカオに買いに来ているという話だった。一方公園では麻雀が、と思いきやシャンチーとかいう中国の将棋をしている、おいオッサンがシャワー浴びてる情報はいらん!! ちなみに歯がブレイクしてる男が多くて、そのオッサンもそうだが、さっきのあごひげジジイも歯が壊れていた。寄り道コーナーはコタイという場所、全部埋立地。トンネルを抜けるとそこは中国だった、なぜかという流れで、実はそこはマカオ大学であると。この大学は中国大陸の飛び地にあり、大学の敷地と中国本土は壁で区切られている。ただ飛び地と言っても借りているだけらしいが。寄り道から戻って、昔いた商人の豪邸の庭園へ向かう、今は公園になっている。また屋根があるところで広東オペラという伝統歌謡やってるようなパターンで終わりゆくのかと思った、前もこんなやつあったよね。二胡のジジイが一切喋らなかったのが面白かった。最後に夜の街、カジノのクソド派手な電飾を見に行く。三百万がなくなるまで遊び続けるとか言ってる男、完全なる成金じゃん。以上です。路地裏は良かったですね。