ぐ戒

ゲームの装備がバグなのか急に半透明でピンクの聖剣になり敵を一撃で倒せるようになったし鎧もどんどん最強になっていったので仲間かどうかちょっと怪しかった魔術師が羨ましがってアジトに引きこもり試行錯誤を繰り返したが再現することは不可能だったしそこへ少女ふたりが魔術書を借りにきたがその頃には既に誰もおらずどうやって借りたらいいのと言っていたがやがて書き置きして勝手に持っていこうよと言い出して実際そのようにしていたのでこいつらの倫理はどうなっているんだとびっくりする夢を見た。おれは一応最強の聖剣を持っていたバグ利用者と同一化していたはずだが、どうしてそんな倫理の高みからものが言えるような立場にいるのか。あと、インターネット通じないマンションがあったので一応様子を見に行って高層階だからかななどと適当なことを言っていたがケーブルテレビもダメっぽかったので大変だねおれはニュース一覧のスポーツ枠が見られないだけだし興味ないからただただ便利なんだと自慢をしてしまう夢を見た。確かにスポーツニュースには興味がないんだよな。あとは調理器具のおたまで大量にヨーグルトを食う夢を見た。これは単発な割によく覚えている、確かに朝もとい昼ごはんにいつもヨーグルトを食べさせてもらっているが、そんなにもりもり食いたいと思ったことはない。どういう欲求の現れだろうか。起き抜けには、ユリモリというアイドルグループが出てくる夢を見た。
今日はその、今言ったヨーグルトも含む、いやヨーグルトとリンゴとラーメンで正月以外の毎日過ぎていくのだが、ともかくそのメシを食い、それからパソコンに向かって大きくニュースと叫ぶと、いや正確に言うとニュースのポータルサイトを開くと、カルロスゴーンが法廷に出てきたらしくあらゆる角度から様々なタッチのカルロスゴーンを見ることが出来たので勝利の叫びを上げた、やっぱり叫んでるじゃん。いやでもなんていうのか、ヒント出してもらわないと絶対にゴーンて分からない絵すらあったんだが、法廷画ってもともとああいうものなのか、それとも外人はあまり書かないから出来も悪いということなのか。夜になってテレビを見ていたらそれに加えて、カルロスゴーンをつぶさに見たひと、というものが出てきたので全体的に良い感触でしたね。アイアムイノセントという言葉が翻訳付きで報じられて初めてイノセントが無罪という意味だと分かりました。
今日は出かけなかったので何かのはずみで少子化の話を読んだんだけど、少子化したからその分健康なジジババ使って労働力を確保するというの最悪じゃないですか? 何回も書いてるんだけど、なんで老後を楽しく生きるために健康を維持して長生きしたらその分生涯における労働時間が増えてしまうのか。それだったら早死にした方が得じゃん、いくら健康寿命が延びたといっても本来の七十歳あたりが持つ地の体力はそのままでしょ、人間がすごいスピードで進化してるわけじゃないんだし。話を戻すと少子化したからその分、という考えがおかしい、生殖の量が減っていて少子化だというのはまったく独立した問題として解決するべきであって、その穴埋めを老人に鞭打って労働力を確保することでするといっても一時しのぎに過ぎない。生殖が義務じゃない世界で労働が義務というアンバランスな状況だからこういうことになる。とはいっても生殖が義務になるわけがない、倫理の問題があるからね。同じ倫理の問題は労働にもあるはずなのに麻痺している。だからベーシックインカムを配って労働を義務から解放するべきなんだよね。はあ、はあ……。こういう精神状況でアップルが App Store の手数料回避でいたちごっこをしていたみたいな話を見たもんだからなおのこと激怒してしまった。アップル自体はタックスヘイブン使って租税回避してるのにじぶんが取る手数料については厳しい、そんなことあるのかよ、矛盾してても平然としていられるのが企業倫理なのかな。
年明け一発目のセフレこと世界ふれあい街歩きニュージーランドのウエリントン。噴水がある海沿いからスタートだ。ガキは嫌いだと言っているのに(まあ関係ないだろうが)さっそくガキの自転車運転を撮影するスタッフ、なんだっけリカンベントみたいな名前のチャリだよなあれ。寝ながらこぐ奴。それから海へ行く。海で水泳してるとは思えない体型のオッサンが出てきてこれから二回目の朝食を食べるとか言ってる、お前の体形はそれが原因だろ。その後市場に向かうとハワイみたいな感じで適当にテントが並べられている。きのこ、フルーツ、野菜があり、、市場で野菜を買うのがウエリントンライフという説明を夫婦? 親子連れ? から受ける。そして再度海辺に戻る、ここは港のようにコンクリートで整理されていて、水着の若者が騒ぎながら海に飛び込んでいた、みなさん斧が似合いそうな体型ですね。さらに海沿いを進むと、海の前にトロピカルな色使いの公共のピアノがあって、ピアノを弾いている青年がいる構図。おい、そろそろ海沿いから離れろ。ここでウエリントンの歴史というか偉人伝になる、三人目の偉人が現首相だったので、存命中から偉人認定していいのかと驚いた。でももっと驚いたのはそのニュージーランドの首相の人形で、歯が鬼のようにでかくデフォルメされている、ああいうのはいいのか、ポリコレ的に。よく分からん、バカにしてるように見えるんだが違うのか、少なくとも歯が出ているというのは素直な魅力ではないはずなんだが。次にオフィスの前なのかやたらとデザイン性の高い広場に行く、ここではテリヤーキNOODLEを食っていた男が、今出会ったばっかりの男と仲良くなっていた。セフレに出てくる外人にありがちな関係性だ。そのあとはコメントしづらい、エルジービーティーの虹色に路面が塗られていて進歩的という描写が。虹の色ってもうそれしか表さないんだろうか? 一方美容院では「ほらチェ・ゲバラだよ」と肖像画を自慢する男がいて、ふーんゲバラはいいんだなと思った。しかし本当に都市部しか回らない展開だ。その後はキャンピングカー改造カップルがお出ましで、こいつらは工場から改装されたアパートに住んでいる。家で楽しく生活するポーズを取る陽気な外人の典型なので若干面白かった。「よくお店と間違えられるの!先週もリサイクルショップかって聞かれちゃって」とか言ってるの、マジでこんなこと言う奴いるか? って感じなんだが、まあそこは日本人の尺度で捉えちゃいけないんだろうな。グルメコーナーではシラスのオムレツが登場。そういえば数年ぐらいシラス食ってねえな。街歩きに戻るとタイヤが吊り下げラテている徐目の前で子供が戦いごっこをしており、「戦ったら絶対ぼくが勝つ!!」などとも発言していた。戦争反対!! 去り際にかめはめ波撃ってたけど、これも特定の作品なのにいいんだなあと思ってしまった。ここからしばらくはずっと坂を上っているシーンで、そこから大学生の男だけでシェアしているハウスに入ろうとしたのかどうか、手前でずっと話を聞く展開に。「男だけの方がケンカしないし」と言っていた。なにせ坂の上にあり、坂から崖にせり出してもいるので景色がいい、そこで将来の夢を聞いて、すごいね~と言うような流れ。寄り道コーナーはマスタートンで、ニュージーランドの風物詩を見せるという。つまりヒツジの毛刈りだ。超絶技法でヒツジをパイパンにするひとたちの写真がある店を訪れて、そのあとは実際にパイパンにするシーン。じぶんでじぶんのことをレジェンドっていうジジイがいて豪快だった。戻ったらカヌーだかボートのチームがいたんだが、また乳癌のチームだった、前ヨーロッパにもいただろ。いや世界中にいていいし実際いるという話だったが、何回も同じものを映すなって話なんだよ。そして海辺を進むとまた老夫婦とカヌーがある。人生の荒波(笑)がどうとかいう話で、ソウデスカーと納得しました。以上です。とにかくさあ、住宅地に行けよ。