ぐ戒

女学生を追い抜いて歩きながら着替えていたけど 忘れ物したことに気付いてヤバかったので時間ギリギリなのにダッシュで帰ることになりそのまま帽子ふたつをひっつかんで再び家を出たけど内側に小さい帽子外側にでっかい帽子をかぶっていたらそれだと視界も悪いしマラソンに出るのは無理だろと一緒に走るひとに指摘されたしあの崖を登るやつだろ分かる分かると相槌を打ってから実際その崖を時間短縮のために飛び降りるなどしていたら入れ違いで没落した姫が威厳を保つために着の身着のままで崖をよじ登っているのが見える夢を見た。これまあまあ覚えているけど、おれの見る崖ってどうしてああも直角で凸凹のない壁なんだろうな、リアリティーがある岩山の崖が出てくることあんまりないんだよな、特におれがその崖に関与してる場合は。あと、早くバイト先を出なきゃいけないんだけど毎日早退しているから気まずいし隣の部署では芸人が相方にお前のこと声だけで分かったわと茶化していてこっそり出ることも厳しそうだったから三十分過ぎに上司に帰りたい旨を伝えて本当は十一時十五分に帰りたかったんですけどと付け加えたところもうすっかり時間をオーバーしてるなと驚かれたしもう遅れてしまっているので同級生にどっちの下敷きがかっこいいか質問して答えを待っているうちにバイトの資料をクリアファイルに詰めていたらめちゃくちゃ悩んでて全然答えが出ないのでこいつマジかとビビる夢を見た。何のバイトしてたんだよ。起き抜けには、クリスマスツリーを出していたら外人が触り始めたので注意書きちゃんと読んでくれよと釘を刺したらオーケー分かった分かったと言いながら完全に無視して壊している様子を見る夢を見た。あんまり覚えてない。
ぼくが起床したので今まで晴れていた金沢は曇り始めます、良かったですね。玄関を確認すると既に家族が受け取ったかもしくは郵便受けに投げ込まれたとみえる本が置いてあったのでじぶんの部屋に持ち帰りチェックすることにした。これは状態がまあまあ良かった。ちょっとは傷付いていたが、はっきりいってその程度の傷は古書店ではよく、じゃないな、常にあることなので気にもならなかった。でインターネットを開始して、ちょっと用事があったのでグーグル翻訳を開いてみるとデザインが変わっている、そもそもグーグルそのもののデザインがなんか丸っこくなっていた。そして翻訳にはヒストリー機能が付いていた。まあ、あってもいいけど、あって便利だなという感じはしない。なぜならブラウザの履歴にアドレスの形で翻訳履歴が残るからだ。
あと、ふと目についたんだが、『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』 に「重大な無断転載があった」として書籍を絶版・回収・出版社は謝罪という、近年あまり見ない重い判断が下されている様子を見た。指摘があったサイトを見てみたけど、ウィキペディアだと丸写しだと判断されるような内容だし、原典はもう出版停止の絶版だし図書館からも引き上げ通知があったらしいから確認しようもないが、出版社の対応と照らし合わせるに虚偽ということもまずないだろう。出版社の画像を見るに、lオビには『実在しない子どもの性描写は「表現の自由」で押し切れるのだろうか?』とあるようだが、著者はこの問題を「当方と致しましては、無断転載の意図は一切ございません。」で押し切れるのだろうか?? おれは厳しいと思う。表現を問うような著作で自らの表現が著作権を侵害しているというのは、法律について考察しているのにその文章で著作権侵害という違法行為をやっているというのは、この重い題材を考慮せずとも厳しい。おれはかねてから同性愛者が許されているように小児性愛者も許されなければならない、手を出していない以上どちらも尊重すべきものだ、と主張しているが、そういう重い題材に対してあまりに軽い立場を取っていると思う。
今日は天気が良くなかったので雑誌の受け取りのみをした。で帰ってきてからまたインターネットに潜った。経済的というより労働的な圧の結果としてときどき patreon のページ見ることがあるんだけど英語分からんしまあいいやとなってしまう。かなり昔に送金してもらったことがあるのでペイパルアカウントがあるのでなんとかなるのではと思う一方、その代償としてなんとかならなかった場合を考えてしまう脳が憎い、そういう性格のせいでこうなっとる。とりあえずそういうことは今のうちに笑っておくとして、創造的活動としては音楽のリリース活動をやっておいた。で一段落ついたので、ここで止めてたウィンドウズアップデートを一度解放する。相変わらずアップデーターのダウンロードが非常に遅くて何も思い通りにならんなとイライラしたのであったが、結論としては安全にウィンドウズアップデートが終了したので、また止めておいた。夜には今日届いた初心者向けの論の本を読んだんだけど、ようやく前から謎だった表現が一体何だったのかということが分かったので、非常に嬉しい気持ちになった。
それではまんがタイムきららキャラットの感想を書きます。なんかきららキャラット買うとき動物とか書いてあって謎だったんだけどアニマエール!のことだった、中文で本当に動物応援と表記するんだろうか、それとも疑似中国語だろうか。その付録は乳首も出てないお風呂ポスターで、相変わらず百円も上乗せされている。だからそれは購入でしょっつってんの。しかもお風呂ポスターに年間カレンダーが印刷されていたのでちょっと笑ってしまった、用途が不明だ。つーかお風呂にカレンダーいらんだろ、まず風呂から出ろや。『アニマエール!』、お風呂ポスターと連動しているかのように、冒頭から風呂シーンで肌色率が高い。立派なものでちゃんと年増というか先生の尻も描写されていて良い、倫理っぽい。ここではひとりのサブキャラが太っていた過去を話し出すが若干ノロケくさくて笑える。『NEW GAME!』、後期編入キャラのふたりだが、ひとり暮らししようかな? という流れ。立場が逆になって、いいように肩を揉ませるなどやらせてるのが可愛い。しかし関係ない文脈で、主人公が実家で全部やってもらうタイプの人間だとバラされていて面白かった。『まちカドまぞく』、ご先祖様を満足させるため、山へ……。山で死んでくれたら処理が楽とか言われてて爆笑した、土くれだから処理と言ってるのは間違いじゃないんだが。キャンプを冬場に敢行する主人公、ボタンを渡すところ、酒を燗しろというご先祖様、すべてが面白いがフランクな土地神も大変に良かった。『mono』、前回の幽霊、まあネタなのかなと思ってたらマジで幽霊だった。しかも前回のトンネルの話が一枚噛んでて話の流れが巧みだ。幽霊がまたねと言って離れたのに、往復したらしっかり戻ってくるのもウケた。『キルミーベイベー』、黄色い救急車ってなんだっけ? とにかく豪快に救急車にはねられててそこでもう面白かった。そのあとデカイ注射器で物理的に気絶させられるのも暴力的で好きだったし、ニコニコ顔を書かれてからニコニコ暴力を振るうのはずっとゲラゲラ笑ってた。『精霊さまの難儀な日常』、料理に失敗しまくる主人公のために精霊さまがおつかいに出かける。そこで見知らぬ女が溺れている、溺れてたら誰だってビビると思うが救助に失敗して単に精霊さまが濡れるだけなの笑った。実はそれが主人公の姉で、低脂肪乳は姉のため、姉のダイエットのためと徐々にバラしていく様がとても良かった。ラストシーンに新キャラの足。『先パイがお呼びです!』、だべってたら先パイの体育祭の写真を貰う主人公、この程度はいいと思うが主人公は盗撮だと考えているらしく、その先パイに壁紙見られたもと思ってキョドってるのがかわいい。その後先パイに主人公のブサイクネコを壁紙にされてからの正気ですか発言もキレがあって良かった。『Aチャンネル』、今月は5pと短い。チキンをイケメンに見立てて巨乳のひとが勝手に憧れちゃうのがかわいかった。『RPG不動産』、カラーで水着、しかも半脱ぎ描写という最高の流れ。主人公はこの海岸に不動産としての邸宅を探しに来たのだが見つからない。そこでみんなが諦めてままごと開始してパパ役押し付け合いしてるのがかわいかった。ここでカニが来て急展開なのだが、カニって地図持とうとしたら切っちゃうんだ。大ゴマでの邸宅描写も含め、完成度が今月号で一番高い作品。『ブレンド・S』、寝惚けハグに押し倒しとど真ん中ラブコメを突き進む、異性の恋なので異色ではあるがテンポがいいし犬がいい味出してる。詳細は次号に続くんだけど、スパイ映画のちょっと古いイメージは笑った。『すわっぷ⇔すわっぷ』、入れ替わったまま寝ちゃうのすごすぎないか、夢とかどうなったんだ。そのままデザート食って好き嫌いの心配をするのがかわいいけど、寝れてるから無敵だろとも思う。キスは好きなひと同士でとツッコミ入れたノーマルカップルが前回のじぶんたちのキスを思い出してるのも鮮やかだった。入れ替わりたい意思がないと入れ替われないってことなのか? 『おか研』、淡い色調の四コマ。谷崎潤一郎ネタとか、無用の用という言葉を挟んでくるなど若干知的な展開で、四コマ目じゃなくて真ん中付近で落とす独特のスタイル。バランス良かったけど、最後は平和な縦ぶち抜きという、続きものであることを拒否したような珍しい終わり方だった。『異なる次元の管理人さん』、前回の出歯亀の続き。結局ネズミの鳴き真似をして難を逃れる管理人さんであったが、主人公も気付かないってのは笑った。管理人さんも主人公たちの独特な間に気付いたのに舞い上がって忘れちゃうのがいい。火山の頂上には日本の祠があって、そこから入り口登場。『おちこぼれフルーツタルト』、二人組作ってトラウマが何度も刺激されててウケるが、実際は曲作りのため。ただ実質、密閉空間で缶詰めなので姉妹組はテープで隔離してる、それだけでも面白いのに、結局赤ちゃんプレイに発展して誰も何も分からない状態に落ちてるのがすげー良かった。『恋する小惑星』、カメラの撮り方に天体の話題と場が混乱している、そんな中、露出補正の想像図でパンツが思いっ切り見えててビビった、エロ目的じゃないから別にいいのか。主題は試験に落ちたかも、というところに置かれていt、明言はされていないがみんなが発奮する。『正義ノ花道』、扉に水着シーンがあってとっても良いが、本編は運命の戦いなのでシリアス。敵前で変身するのは確かに燃えるな。『かぐらまいまい!』、神楽を踊るに至る話であるっぽい。風に飛ばされたお札のお賽銭を追いかけたら主人公と相方役が出会うという流れだが、神に仕える者が金に固執してるのは笑った。天の声に導かれるように踊ったが、謎だな〜というような感じで次回へ。『はるみねーしょん』、抹茶色と真茶色(まっちゃいろ)を噛ませているのがすげー巧みだった、サラッと流すように書いてあるし。アンドゥのところも良かったけど、一番はやっぱり和風から徐々に昭和風にスライドしていくところかな、あれは笑った。『蛇と猫』、のっけから説明なしにガチレズな話、どうも犯罪者の魔術師とそれを捕まえておく看守といった役割っぽい。終始イチャイチャしているが、怒ってても一応飯はつくるんだな、そこが面白かった。『メイドさんの下着は特別です。』、デートで気をそらすの大変そうだなと思ったけどしかけた方が振り回される展開。帰ってくると写真集十万部突破パーティー、ランジェリーシャワーってかなり邪魔だろ、ウケる。あとスイーツランジェリーってもう女体盛りじゃないですか?『花降り宿のやどかり乙女』、バイクの書き込みが結構すごいけど好きなのかな。そこから女将たちの過去の話、主人公の母親はやる気がツンドラとか言われてて笑った、ないのと一緒じゃん。ところで最後のどなり、金沢弁かなと思ったけど「したはる」みたいなこと言わないし福井か? でも福井ってあんな感じだったかなあ。『ネコじまにゃんだフル』、海にやってきた。泳げないやつを持ち上げて鑑賞する主人公もエグくて笑ったけど、割れたスイカにむしゃぶりついて頭をカチ割ったように見せてトラウマ作るの離れ業過ぎてゲラゲラ笑った。あとわざとくっつくように仕向けるのもうまい、うまいが嫌われるやつだ。『ふじょ子とユリ子』、アイドル事務所に誘われて好きな声優があるから飛び込もうとする腐女子、特訓に付き合う百合。アイドルは確かに水着を着用するが、突然させられるは金持ちのパワーかな。カラオケの評価、たまに音が合うとかひどいこと言われてるのもウケる。『エクソシストと首輪の悪魔』、天使は誕生日に暗い思い出があるので極道の息子が感動、豪華客船で誕生日を祝うとか無茶を言う。その結果、秘密の規模がでかいとか半端ないとか言われまくっててめちゃくちゃ面白かった。財力があるやつが暴走してるのは楽しい。『NEW GAME!』、二話目。ドクロデザインで燃えるのってちょっと中二っぽいですね。ともかくデザインをじぶんでやるか部下たる主人公に任せるかで悩む、その悩みはシリアスだが、選択に迷っていることを食事にも迷ってることと重ねてラーメンを食ってるっていうのは見事な話の配置だった。以上です。